ストーカー

健さん

第1話

(若林給食センター)では、個人宅や、企業に、幅広く利用されている。私は、社長の若林裕次郎と言います。現在従業員は、ちょうど、40人。私以外は、全員女性。事務員は、5名。調理担当は、20人、配達員が、15名で、運営している。面接では、何よりも、人間性を見る。殺伐とした、雰囲気の職場にしたくないので、おかげ様で、”変な人物”は、いない。これだけの人数になると、イジメとか、あるだろうが、今のところ、そういった、苦情はない。その事務員である、大竹富美子28歳。女優の、石原さとみに、似ている。性格も、おっとりした可愛い女性だ。いつも、ふみちゃんと、呼んでいる。その、ふみちゃんから、相談を受けた。「ふみちゃんどうしたの?誰かにいじめられた?」「違いますよ~!プライベートのことなんですけど。」俺は、イスに座らせて話を聞いた。「実は、ストーカーに、悩んでいるのです。夜、アパートにいると、ドアノックされて、開ける前にのぞき穴から、見てみると、誰もいないのです。すると、しばらくして、ベランダの方から、”トントン”と、ノックの音が、聞こえて、カーテン開けてみると、誰もいないのです。しかも、この部屋は、2階なので、”そこ”にいるわけがないのですが、、。そして、ある時、何気なく、外を見てみると、電信柱の陰から、こっちを、見ているのです。わたしは、思わず、悲鳴を、あげてしまいました。でも、はっきり見ました。」俺は、煙草に火をつけた。「その人は、知ってる人なの?」「なんとなく。多分、2年前に、付き合ってた”彼”です。ノックする時間も、決まって、9時なんです。」「ちょっと、気持ちわるいね。ただ、見てるだけなの?」「そうです。見てるだけなんですが、もう、怖くて、怖くて。引っ越しも考えているのですが。」「何かされる前に、俺も、見てみるか。善は急げだ。今夜、部屋に行くよ。」俺は、彼女のアパートに行き、成り行きを、待ってみた。そして、9時になった。”コンコン”ノックだ。俺は、早速、のぞき穴から、見てみた。本当だ、誰もいない。すぐさま、カーテンをよけて、外を、見ると、電信柱の陰から、こっちを、見ているではないか。でも、ここは、2階だし、ノックしたあと、”瞬間移動”みたいなことなんて、不可能だ。一体どうゆうことだろうか?すると、また、玄関から、ノック音が。俺は、ドアを開けた。やはり誰もいない。すると、キャー!!彼女の悲鳴が。「ふみちゃんどうした?」「今度は、窓のところにいたの。」「そんな馬鹿な。ここは2階だぞ!俺は、すぐさま窓を開けたが、いるわけがない。「ふみちゃん、こいつ、前の彼氏なんだろう?電話してみたら?もうやめてくれって。」「もうとっくに、削除したんだけど、手帳で、見つけたんだけど、彼の実家の番号は、わかります。でも、かける勇気がないです。社長から、電話してもらえないでしょうか?」「俺が?親に言うの?なんだかな~。ようし、かけてみるか。」俺は、早速、電話をした。5回コールしたあと、出た。「もしもし、山口ですが。」母親のようだ。「実を言いますと、、、、、」母親にこれまでの経緯を、話をした。「それで、私どもの従業員が、とても、怖がっているので、息子さんに、やめてもらえるように、説得して、いただけないでしょうか。じゃないと、こちらも、警察に言うことになりますよ。」すると、その母親は、言った。「息子は、ちょうど、2年前の9時に自殺して、もうこの世には、いません。」「え~~!」俺は、携帯電話を落としてしまった。俺は、母親と、電話を終えて、彼女に、彼は、自殺したことを、話をした。すると、彼女は、気を失ってしまった。

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ストーカー 健さん @87s321n

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