登場人物紹介

 


* アヴィリア・ヴィコット(広沢咲良ひろさわさくら


 本作主人公。湖で溺れたことをきっかけに日本で過ごした「前世」を思い出す。

 まさかの異世界での転生に驚くが、こうなったら開き直って人生をやり直してみるのもいいかな。と思ってる。

 自分で思っているよりも内面は図太い。

 表面上はお嬢様然としてるが、心の中は立派に現代っ子。今日も心のツッコミが冴え渡る。

 中身がすでに大人なので、大人じみた行動をすることが多いが、たまに内面も子供のような行動に出ることがある。


 ※所謂悪役転生なのだが、現在本人には自覚なし。





* セシル・バードルディ


 記憶を取り戻す前からのアヴィリアの友人。ロイスの知人の公爵の娘。

 “大丈夫”が口ぐせの元気少女。

 アヴィリア同様、現代知識を持つ転生者。

 アヴィリア大好きっ子で現在は立派にアヴィリアのモンペと化し、兄の胃痛の原因となっている。

 口より先に拳が出る。拳で語る系女子。

 天使曰く、頭ではなく本能で動くタイプ。

 前世は十代半ばで終わってしまったため、大人として過ごした経験は一切ない。そのため内面も言動もまだまだ子供じみている所が多い。





* ウェルジオ・バードルディ


 セシルの二つ違いの兄。

 幼い頃、わがままお嬢のアヴィリアにつきまとわれて以来彼女が苦手だったが、人が変わった彼女に対し徐々に感情にも変化が。

 プライドの高いツンデレお坊ちゃんだが、真面目でわりと面倒見のいい性格。頭が固いのが玉にキズ。それ故に周りに振り回されることが多い不憫属性。

 最近の悩みは日々アグレッシブになっていく妹。

 作者的にはこの子が一番年相応。





* ピヒヨ


 アヴィリアのペット。桃色の体躯に長い尾を持つ手のひら大の小鳥。

 ボクヒトのコトバワカルヨ。きょうぼうなケモノ(猫)からたすけてくれたアヴィリアはボクの女神!

 セシルはアヴィリア大好き仲間。ウェルジオはアヴィリアイジメる奴。

 パーティーでは連れ歩く事ができずに部屋で留守番くらってた。そしたらアヴィリアが変な男に絡まれた。ウェルジオと踊った。解せぬ。

 ボクもうアヴィリアからはなれないっ!





* ロイス・ヴィコット


 アヴィリアの父親。

 子煩悩な上に妻にも頭が上がらない夫だが、王国騎士団の将軍にして、国王の側近を務める有能な騎士でもある。

 剣の腕はかなりすごい。が、残念なことに披露する場面は一切なし。今後あるかどうかも分からない。

 突如人格が変わった娘にかなり慌てたが、娘の我が儘ぶりには手を焼いていたため、今では湖の精霊の思し召しなのだとわりと本気で思ってる。

 最近セシルを弟子に迎えた事で妻が昔のように戻りつつある……胃が痛い。

 めでたく神経性胃炎予備軍入り。





* ローダリア・ヴィコット


 アヴィリアの母親。

 今では伯爵夫人として立派な淑女をしているが、若かりし頃は国に使える女騎士だった。ロイス曰く手に負えないじゃじゃ馬だった模様。

 気は強いし眼力も強いし発言権も強い。とにかく強い。

 最近セシルが弟子入りしたことで昔の血が騒いでいる。

 長く忘れていた本能が息を吹き返した模様。

 娘が美容方面に特化した知識を得たことで一番得してるのはこの人。





* ルーじぃ


 ヴィコット家の庭師。年齢不詳出身不明。絶対何かある系のじいさん。

 いつも爽やか農民ルックの筋骨隆々のマッチョメン。

 彼の手にかかれば農薬などを一切使わずとも綺麗な花が咲く。腕は確か。

 ガーデンテーブル一式を作るなど手先も器用。頼れるみんなのおじいちゃん。

 だが、昔何らかの事情で負ったと言う大きな傷が顔にあり、彼が笑うとその傷のせいで顔がひきつり、笑う子も泣き出すほど凶悪な顔になってしまう。初見の人間は大抵逃げ出す。





* ジオルド・バードルディ


 セシル、ウェルジオの父親。

 ロイスとは少年時代からの友人。

 最近蝶よ花よと育ててきた大事な娘が…………。密かにロイスからカモミールティーを分けてもらっている模様。痛む心にしみる。











――――――――――――――――


ほぼほぼ自分用のメモみたいなものですが……。


見切り発車で始めた小説だったのでキャラクターのちょっとした設定なんかも後付だったりします(笑)

そのせいでちょこちょこ手直しを加えたり、キャラクターの口調が迷子になったりということもよくよくありました……。いい思い出。


正直ここまで続くとは思ってなかった……。

書き始めた頃の自分が一番驚いてると思う。

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