2021年度・九州大学文藝部・新入生号

九大文芸部

バケツをひっくり返したみたいな  作:日立無紗

嵐のせいで心まですさぶるのか、心の荒模様を雨風がかわりにわめいているのかわからなかった。庭の蛇口にホースをつけて水を噴きかけているように透明な窓ガラスを雨が乱打し、景色は溶けて見えなくなった。部屋のほの暗いなかに、強い太陽光を隠しきれない鬱然たる雲のその灰色が抜け落ちてくると思うと、うねるようにして流れ落ちる雨水と抽象化された世界のひとまとまりは、全部悪夢の幻影でしかなかった。


 たぶん空が灰色だから私の心も灰色なのだ、と思ってみた。


 雨も外も全部捨象されて「はなから何者でもなかった」という世界と雨の共通点を浮き彫りにしているのに、私はまだカチコチのコンクリートの私だった。私はまだ私だった。ふたりだけが先に何者かであることを止めた。ずるかった。


 いつまで経っても晴れない気がした。


 風が硬いものを引きずりながら駆けている、何者でもなくただ「硬い」という一側面だけを残した物体が、風のせいで遠くへ運ばれ、ときに吹き飛び、ときにアスファルトを滑走し、そして最後に引っかかった。あれはどこだろう? 隣の庭よりもっと遠く、狭いところに閉じこめられて、風向きによっては追い詰められて抵抗するみたいにいやに大きな音を上げた。助けて、私はここにいるのよ……。


 馬鹿にしないで。私のほうが苦しんでるのよ、青春している私のほうが、雨のなかで溶けもしない私のほうが、この世の苦しみをたくさん知っているの。


 泣けばいいと思っているんだ、泣いたらだれかが助けてくれると思っているんだ、だったら私も、硬い部屋の隅で、泣いてやるのに。






     草のざわめく




いらないものから消していく


間違えたものから正していく


幻影の針に刺される


壊れたものから直していく


落としたものから拾っていく


幻影の針に刺される




うるんだ風も失って


知らないことを知ってしまう


何でもないものから


逆回転する針


     春




もう魔法は失われたみたいだ


この手のなかから蒸発して空に消えたみたいだ


どこにも売っていない、陳列されても手の届かないものを求めながら


細い腕と手とで


風を切って走っていかなければ


私はどこへも行けない私のまま


冷えきった手ではもう行きたいところへは行けないのに


それなら魔法だけの十五歳でよかった


自分の足で歩いてると知りながら踏み出していった


そのさきになにもなかったらどうしよう?




もう見えるものは虚ろのなかにたゆたう私の手だけ


だれもつかんではくれない手を黒い色の水が透いてゆく


虚ろのなかを泳いでいける


暗いところから光のないところへ、冷たいところから温もりのないところへ


好きなように泳いでいける


聞こえない、嗅げない手だけの私




もう抜け出せないみたいだ


このさき硬い地面のうえに立つこともできないみたいだ


私を導いてくれるものは


私の足ではないから


話せない、見られない眼だけの私


いま、たぶん、逃げることもできない私






     神聖の長身




乱れた髪は薫りの森


ゆるんだ四肢(からだ)はうるおう大地


頌美しよう、崇拝しよう、愛撫しよう


その間隙にうずまって私はにしめる


救済のはてしない陶酔に 長く細い四肢(からだ)に


忘却の河を渡る


さめる




煌めくよう


二人の世界が広がるよう


私はひとり踊ってたい




目覚めると、始まっていた、まごついた


シンケイスイジャク遅らせる




繰り返す、取られてもなおついていく


下がる体温、もうなくなった




泳がされ、離されるのをまた見てた


ああもうやめよう


このままじゃあ




ねえもういい


わかってるんだよ


「許さない」とは言わないから


ああもうやだ


知っているから


泳ぎ回っても会えないこと




ねえもういい


目覚めも泳ぎもしなくてよかった


「あなたのことが好きでした」それでいいのに






     花筵




桜は咲くべくして咲き、散るべくして散る


桜はけっして誤ることなく咲き、けっして誤ることなく散る


お前、春を誤るな お前の道程を誤るな


幾多の誤ちのうえに桜は咲いている


お前、咲くべきときに咲け、散るべきときに散れ


幾多の誤ちのうえに桜は咲いている


あ、うれしそう




ゆるいぬくもりに生活がふえていく


気づく音、気づかれる音が聞こえると


うねる波から抜け出した、光を浴びた


私が


生活の音のなかに形づくられて、すべてないまぜの音を生活に響かせる


私が


くじらと海のなかで光を求める




光のなかを泳いで 潜水して


沈み消える世界が怖くなれば


底のない虚無から掬いだしてもらう、揺れる世界に安心する


私が


かおる樹の下で全身の感覚とさまざまなゆるいものを楽しむ




たぶんそれはいいことだから真似してみよう


たぶんそれはいいことだから繰り返してみよう






 颶風




ぼくはずっと歩いてた    ぼくがぼくであるために


ぼくはずっと歩いてた    ぼくがぼくをぼくたらしめるために




太陽は強く照らしてた    きみはぼくより弱いぞと


太陽は強く照らしてた    きみはじきに倒れるぞと




月はきれいに輝いた     あなただけを見ていると


月はきれいに輝いた     静かな道のぼくを見て




星はまばゆく光ってた    ぼくを少しも見ないで


星はまばゆく光ってた    ぼくなんか知らない顔で




僕はずっと走ってた     ぼくから遠く離れるために


僕はずっと走ってた     ぼくが僕になるために


     装飾




囚人は


怯えるのでもいい


死に敢然と腰を据えるのでもいい


しかるにもし


声の降りかかるは如何せん


犬のようだ! と




奴隷は


虐げられるのでもいい


高貴な精神で奉仕するのでもいい


しかるにもし


声の降りかかるは如何せん


犬のようだ! と




声が震えを与えるだろう


無垢の 無邪気の 玉に傷をつける




無用という名をした地獄、穴蔵のなか、鍵の失せた部屋の戦慄


幾日前に忘れ去られたか思い出すときに


玉のひびの走り方の


鈍い光が目に映る


暗闇に恐怖する






     もう一回




間違えてみる


過去の一部を切り取って 新しいものと取り替えて


透明の私になる


正してみる


発作する私を取り外して


あの人にはめ込む


排泄するみたいに 新しい 古い私の未来を奪って


また私に反射する 過去の不透明なものたち


     かなしいね




ああもうないな 遅いな


すこし前から知っていたけど


もうやめられないな


考えないでもいいのかな


がんばっても吐き出すし 聞こえなくなる


笑えることはなんとなくわかる




生活が邪魔になって


くじらと海もいらなくなって


光のないところへ泳いでみたくなる


私が


飛びこんだ海が波をつくって


泳ぎなれない


光の底へ






揺れる世界にいられなくなり


悄然が恋しくなり


それもわからないんだろう


破裂して飛び散ったものを片付けていく


それでひとつひとつ新しくなれたら、なあ




夜の底が抜けて光をくぐってまた夜のなかで


すべてないまぜの音が


響いてないみたいに聞こえなかったみたいに消滅して


かおる樹も朽ちかかっている




早送りと巻き戻しがしてみたい


あそこに捕らわれたまま


たぶんありえない話を、信じたほうが楽な嘘を聞いていたい


私が


何度も聞いた話に耳を傾けて笑う






     無窮




通りに沿って走る路線バスに 座席に


体をうずめて


動き去ってゆくのはわたしかあなたか


わからなくなるほど


湿った言葉の凝視が


わたしを透かして


底の底まで見えてしまうみたいだ




大きな窓から日の光が差しこむ




全部見えきったらもう何も見るものはなくなるはずのわたしを


底まで澄んでて美しいからとあなたがほほえむ




あそこまで歩いていこう


太陽が溶け入る光の海まで


ガラスのきらめくような鋭利で


わたしを見透かしてしまう海まで






あなたのいない知らない町に 世界に


居残りして


知っているものも白黒の背景にすり替わって目が滑る


乾いた言葉の睇視が


わたしを揺らして


潤った気持ちまで干からびるみたいだ




わたしの口から吐いて消えた塊が戻ってこない




帰りぎわ どこかへ寄ろう


潮風を浴びてにしめる海に


春のかおりのする海に


そのかわりに消えないでほしい


目の端にも映らないおもかげ


夢よりおぼろに霞みゆく影


     生活




失くしたものすべてを


すべてを


温度を


取り返すのは難しい


草の青いにおいが立ち罩める春はもう


冬のことを考えさせてはくれない


雪も降らなくなった


朝露も霧もなくなった


そのかわり生命の妖しげな芳香で噎せるようになる




ぼくのいた停車場の冷たい風は全部春の風だから


今日も冷えるねと笑む顔も桜の薫る日向では溶けて水になるから


もうしばらく待つしかない


すべてを


すべてを


温度を


降落を






    都市の生活




球を投げると


静かに飛んで落ちている


同じように


投げかけられた視線が下へ下へ落ちていく


何回目を合わせても下へ下へ




朝と昼と夜を行き交い 日の出と日の入りを行き交う この目に映るものが


今度は空中で静止するように


視線だけは、重力も引力も関係なく止まりつづけるように


今は月を追いかけている


いつも聴きなれない音、聴きなれた音に耳をすましている


あのときと同じように


見なれないもの、見なれたものに目を瞠る


     融解




夜に咲いた霞のなかに


取り残された冬が鬢をくすぐって消えるのがわかる


春めきなずむ世界を草が木が押し出して


あとからあとから


艶めかしいものばかり走っていく


もう避けることもできないくらい


酸素すら薫ずる朝になった




ああ、どうしようか


髪を刈れば


ぼくの余計なところまで削ぎ落される


ピアスを耳に貫けば


ぼくまで貫いてしまう


もうわかっているだろう


きみが芳しいにおいに包まれたころから


ぼくまでにおうみたいだ


きみの口に沈丁花が咲いている


噎せ返って涙が出るよ




立ち止まっていると飛ばされそうだ


花嵐の花びらにきみが映っている


それを追いかけては


弾む大地に転がるものを飛び越えて走る


もうすこしだ


あとすこし




たどり着くころにはもう新しいものが芽生えているだろう


海まで来て風を見送るころには新しい世界がそこまで押し寄せているだろう


弾力 煌々 新緑 無限の夏が


きみのそばを離れない


そこに足を踏み入れて


無際限の暑さも心地よくなれる






     快楽の愚




春から快楽を抽出するとき


そのなかに春の混在したままであってもだれも気づかない、


われわれは春に親和力を感じて已まず


充満するものが恋愛的の温もりか季節的の温もりか判別できないから。


たとい取り出した嬰児が生命のない赤子、


われわれのさんざ尊んできた春の所産だとしても、


ただ陽気がこもっていると思えば、


滑らかな手触りに幸福を見出してその正体までは知らないままである。




夏から快楽を抽出するとき


それはもう熟れきって果汁を垂らしている。


実は裂け 果肉は露出し そのひび割れに沿い黒々した危険的の乾燥が


生を充血させる。


ふたつの紺碧の湖に映るあわれな我が姿態は


その淵に立ってただその澄んだ緑に飛び込みたいとばかり希求する。




秋から快楽を抽出するとき


虚無との境い目を失った性的放蕩が


憂鬱に実り多かる錯覚を催す、


われわれは虚無のなかに快楽を求めて懶惰を甘受していたのか?


淫蕩は快楽の愚のいただきにあるものではなかったのか?


春のごとき躍動を見る倒錯は怠惰とともに拡がり盈ちる。




冬から快楽を抽出するとき


凍てつき死に絶えたさまざまのなかで


すでに冷えてほとんど静止した欲念を掘り起こすのは、困難であろう。


恋慕熱はいともたやすく冷め、


ただ自己の生命の危ぶまれる感触を撫でてみるばかり。


賑わう春の虚妄すら混淆する。












     一夜




暗闇、暗黒、仄暗さ、不明、不明瞭、枕、本棚、不明確、おぼろ、靄、霞、霧、ノイズ、砂塵、暗部、暗影、闇、黒色、宵、静寂、寂寞、不安、焦慮、魔、妄想、半醒、悪魔、警笛、臨死、拡張、跳躍、出現、拡大、百倍、音、音、喧騒、閑静、宏大無辺、八紘一宇、物体、黒色、落下、漆黒、落下、降下、寸前、衝突、戦慄、驚懼、大、大、大、大、撲殺、否、生、生、否、死、生、崩落、摩滅、瓦解、動揺、音楽、音楽、拡大、縮小、且つ降落、遠近、逃走、焦燥、破却、滅、消去、おぼろ、黒色――半睡、対流、水中……沈下、降下、夢幻、茫々、沈下……沈下、麻痺……陶酔…………無意識…………不覚、夢幻……眠か、眠か――眠、途絶、深夜。――手、夢――




……上昇、半醒……あした、光、朝……開闢、覚醒。






     旅




一時代の殷盛期に至るころ


青年は旅に出る。


ヘルメースの吐息のごとき昂揚の風は飄飄乎と吹いて出航の鐘の音を運び


海の深く底のほうにある貝をも揺らす。


このときあるのは熱病のごとき陶酔、悦楽、誇りで、


眼前の茫漠たる大海原は 匙のうえの一滴ほどにしか見えなかったろう。




しかし揺すり起こしたのは狡猾の蜃 旅人をして


賭博のたわむれに夢を見出さしめ


即席の友情に粗忽な信頼を感ぜしめ


あまねく破壊さるる瞬刻 頽廃 怠惰と遊蕩に向かう人影を 今か今かと待っていた。




だが人はこの桃の生る洞、谷川をひとたび愛し 子に知らせ 孫に夢を見せしむれば


後世もなお人は津を問う


夢想の世界 桃源的の時節は未だ消えず


未だ滅せずと声高高に


この航海を 宝石を得べきものと思うだろう








空気




頭の後ろにこびりついたばたばた動くものを取りだして逃がしてしまいたい


そうすればまた聡明になれる


朝の霧が消えて、遠くの島まで見通せて


吐く息も吸う息も心地よく思える、みたいに


湿った景色も輝いてる夜も見たくない


頭の後ろがばたばたしている


その音を感じながら、見慣れたもの、見慣れるはずのものに色をつけて


そのなかで笑いながら、


あとはもういいよね


あとはもうこのまま






反射




タバコを吸ってるあなたの生き方は


肺が半分抜け落ちたような息苦しさで目も瞑れなくなるくらい、


煙で肺を染め抜くよりもずっとひどい


副流煙を嫌ったすこし距離のある交友がやっとできて


それもあっさり吹き飛んでいる


「でもこれしか知らないから」




恋は捧げ 愛はねだり


あなたは好きにやるのでしょう


欲は満たし 不安は増し


あなたは好きにやるのでしょう




暗がりで点滅させて


蛍と言ってみるんだね、


人の寄りつかない蛍なんて踏みつぶしたってかまわないから




ひとりは寂しい ふたりは煩い


あなたは好きにやるのでしょう


愛が欲しい 愛が欲しい


あなたは好きにやるのでしょう


乾燥




風が昨日からずっと強くて


乾いた枯葉が通りをどんどん流れていく


なんの木の葉かわからないけれど


もう粉々になるしかないんだろう


頼りない夕暮れが欠け落ちていくような宵のはじまりに


虚しい歩道を壁に沿って風に吹かれていく


そのもろい音が苦手で


心まで乾いて吹き流されそうだ




同じことを悩みとおして


どうしようもないと思い直して


また同じ場所に辿り着いてるんだ


だからきみがぼくを連れ出して


幹の空洞はどうにもならないみたいだけど




(乾ききったのか、根腐れしたのか)


そんなことも考えなくていいように


帰りを待つ玄関灯から逃げて


暗い道を通り抜けていこう




走れば風の冷たいのもわからくなるから


空に常夜灯が光ってるうちに


遠く離れてしまおう




(山の揺すられる音が遠くに聞こえる


無理に引っ張られてちぎれていく雲たちの散りぢりのなかに


藍色の文目がわかる)


すこし話しながら歩こうか


どうでもいいものばかり写真に収めながらでもいい


心のないものに触れて心をうるおせるのだから


灯のまぶしさを気にも留めずに生きていこう


ぼくらは帰りを待たなくていい






     〇




今日あったこと、これからのことをすべてあなたのせいにして


今だけ、もうすこしだけ安らぎに取りすがっていたいの


何もないから、何も話さないから


もっと静かな日にまた会えない?


今ここまでのことは覚えていて


今ここからのことは眠りの裏に閉じこめて


夏になったその瞬間から夢しか見ていないみたいに生きていいよ




私にだけ話したことのある話をして


交差点を超えた先の小道へ逸れていって


でもそれだけじゃ足りないみたいに走って、この手を引っぱって


本当に見たかったものを見にいけるはずだよね?


だからまだ足りないなんて言ってるんだよ




もともと求めていたものなんてないよ


振出しに戻れたんだとしても走って疲れてるんだから


同じ気持ちで交差点を引き返すふりもうまくできない




もうすこしかすかな雨のなかで会おう


そこでなら耳を澄ませると思うから


私の代わりをしてくれてるから


においなんて気にしてなかった?


それにだけあいづちが打てなくて時がずれるの


だとしたらあなたはすこし先にいるみたいだ


知らないあいだに光だけ見て笑っていた、それはいつから?




何周もしていられないの


今もずっとあなたのせいにして


どうか、どうにか、我慢してみたいだけなのに












     凍る前




最悪とは言いたくない、最低とは言いたくない


時間に沈み眠るなかで濁っていく


きらめくものが顔に降りかかって眩しさを感じては世に憚り


眼窩に刺さる光線の一筋ひとすじが私を殺してるんだよ


知らないはずないよね?




居るべき場所なんてないよって居直れたらいいのに


面白くもない話に笑えたらいいのに


そうやって新しい私になれたらいいのに


何も変えられないなら凍るしかないんだよ


それが無理なら自分を削って合わせないと


何も変わらない、心移りのない半透明の私が


ようやくあなたの話に笑う




過去を振り返って


過去なんてないのに?


目を覚ましてごらん


そこには何もないのに?




君には生きてほしい、なんて言う、その声、まなざしの妙


味のない私、抜け落ちた私、欠落した私は苦しくなってあなたの前からいなくなる


視線の鋭利が半睡の膜を貫通して耐えがたい苦しみで体を起こす


体の脱落した感覚が治らない




もう凍りついているのに


きれいなものも見過ごしていたいのに


陰鬱な森にさまよう私は木漏れ日のせいで生きている




川端にはすすきが揺らめいて


山のさざめく音が聞こえる


虫の音の細かく煩わしいなかにあなたの声がする


私はそこに向かって歩いている

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