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  • Ep.4 終幕への応援コメント

    ひとつひとつのエピソードは短く読みやすいのに、内容はしっかり重く、とても読み応えがありました!
    このお話の「魔女と世界の隠し事」というのは、アイリアが消し去った歴史そのものということなのですね。
    語り部が語るという構図も斬新で面白かったです!

    作者からの返信

    瞳さん! コメントありがとうございますー!!

    >ひとつひとつのエピソードは短く読みやすいのに、内容はしっかり重く、とても読み応えがありました!
    →ここは私がこだわっているところでして、お褒めいただきとても嬉しいです!

    そうですね!
    アイリア自身が消し去ったという過去を、誰も知らない、知ることがない。
    知っているのは語り部のみ……。

    おお、斬新ですか? 嬉しいですね……
    とても楽しんでもらえてこちらとしても嬉しみです! ありがとうございます!

  • Ep.4 終幕への応援コメント

    企画からきました。
    魔女は混血でも、凄い魔法が使えるのですね(^^)それともアイリアだけが、特別だったのかな?
    ひとつ分からないのは、今の世の中に生きる魔女は、全員混血なんですよね? なのに何で、純血だと思い込んでいる魔女がいるのでしょうか? そこだけが、分からないのですよね(^^)

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます!
    純血、混血については読んで気づかれなくても良いかな……と思ったので、さこゼロさんが思ったことの答えはあえて書かれていないですね。けれど、とても良い着眼点です! 以下で説明致します。

    今の世の中に生きる魔女は、全員混血なんですよね? なのに何で、純血だと思い込んでいる魔女がいるのでしょうか?
    →こちらについてなのですが、これこそが世界の隠し事なんです。

    アイリアは、前の世界の魔女で有り、混血です。けれど、アイリアはこのことを隠しているのではないかと思います。
    アイリアは混血だということを隠している。その事実をアイリアが言わないと、自然と他の魔女はアイリアが純血だと思うのではないでしょうか。
    アイリアが混血ではなく純血だと彼女から生まれた魔女が信じていたら、魔女達は自分は混じり気のない純血の魔女だと信じるのは当然です。

    それに、世界を創ったような偉大な魔女ならば「純血である」魔女だと思うのは、彼女が混血であると知り得ない限りは考えすらも至らないのではないでしょうか。

    また、私は小説を書く時に、現実の世界のことを少し混ぜて書くのですが、

    白人主義や黒人差別が残念ながら無くそうとはしても全く無くなることはない今日、何千年と歴史が繰り返された中で、この地球にはすでに「純粋な白人」や、「純粋な黒人」はいません。自分が白人だ! という人も、数%は必ず白人ではない血が混ざっていると言われています。

    他の血が混ざらない純粋な人間は、子を何度も成す間に、本当に純粋で混じり気のない子どもというのは出来なくなります。純血の魔女と信じていても、何十世代の前に人間が混じっている可能性もあります。それこそ、実は魔女だったけれど、混血を隠している……まさか創世の魔女が混血だなんて……なんてことがあるのですからね。

    なので、純血がどうだ、混血は忌むものだというのは、何百何千も歴史を繰り返した後では、そんなことを議論することが無意味なのです。

    その事に気づかない魔女は、愚かなのです。目の前にいる魔女と人間の混血も、そして純血だと信じている自分自身も、どちらも人間の血が混ざっている。
    その事に気づくことはなく、自分と同じ人間の血が混ざったもの同士が殺し合うのですから。

    混血が、という話は有名なハリーポッターに良く出る話ですね。「どうせ今どき、魔法使いはほとんど混血なんだぜ。もしマグルと結婚してなかったら、僕たちとっくに絶滅しちゃってたよ」という、台詞があります。これは純血を歌う、マルフォイに対する皮肉なのです。

    以上、だいぶ長くなってしまいましたが、お読みいただきありがとうございます。また良い着眼点の質問をありがとうございます!

    編集済