櫻城 那奈菜

第1話7月3日15時半過ぎに起きました

7/2に見た夢。(寝始めた時間は3日に侵入していた気がするが気にしない)


自分がいる。

三人称視点でそれを見ている。

最初はよく分からなかった周りはどんどんはっきりとしてきた。

地元にある小山の上にある普段は誰も居ない神社と祭壇がある場所だった。

よく目立つ根元に子供が入れるぐらいな大きさの空洞がある柏の木も見つけた。

俺の周りに何人か人がいた。

正確に何人居たかは覚えてない。

殆どの人が誰だったかもわからない。

きちんと覚えているのは二人。


保育園が一緒で仲の良かったハーフの女の子。

今はもう全くと言っていい程交流会はない。

しかし先程の神社は彼女の家の近くであったことを今起きてから思い出した。

ちなみに殆ど保育園の頃の姿しか知らないが何故か出てきたのは成長した姿だった。

多分私の想像した彼女であって実際に数回程見かけた彼女の容姿とは若干違うと思う。

正直あんまり思い出せない。

さっきまで見ていた夢の姿も数年前に見かけた姿も。


もう一人は保育園と中学と高校が同じだった男子。

高校を卒業してからは会ってないがSNSで少しイメチェンしたのを知っているが、出てきたのは中学生ぐらいの時のあどけないと言う言葉が凄く似合う優しい男の子だった。

今思うと凄くショタ受けしそう。

身長も今は抜かされているが、中学の時の小さい頃の姿だった。


なんで二人だけ覚えているのか。

何を話したのか。

なにか面白くて深いことだった気がする。

よく思い出せない。


今、この蒸し暑いアパートで二人のことを考えると一つ思う所があるのに気づいた。


保育園の頃私は最初は一人目の女の子とずっと遊んでいた。

園内ではずっと一緒にいた。

しかしある時彼女が家の事情で休んだことがあった。

その日のお昼寝の時間隣りになったのが二人目のあいつだ。

人数も少ない保育園だったから名前は知っていた。

自分と余り関わらない男子ばかりのグループにいた。

しかし嫌いな奴らのグループじゃなかったので少し話をした。


その次の日から私はあいつのいるグループとも仲良くなった。

今思えばたった数十分の会話がきっかけで友達が沢山できるとか本当に不思議。

しかも何故かグループでも上位な感じで受け入れてくれたのも非常に不思議。


あのグループのリーダーは今は何してるのか全く知らないが、いつか会ったときこんな昔のことを語り合ってみたい。


あぁ、成人式が感染症で潰れなきゃ話せたのかな?


まぁ覚えてる夢の二人の共通点というか、私との関係性の話はこんなもの。

本当に今じゃ懐かしいだけの話。


二人とも、他の皆も、今も元気でいるのかな?

まぁ別に連絡取ろうとは思わないけど。


夢に戻ろう。

最初は神社で話していたのは間違いないが、覚えている限り最後の場面は全く別のものだった。

メンツはそのままにみんなで人形を二体作ったところだった。

なんでこんな流れになったのかが本当に思い出せない。

単純にルートもなく切り替わっただけのような気もする。


しかもその人形は動き出した。

あぁ、さすがゆめだね。

少し年齢層がバラついてる気がしたが所詮は子供達だけで作ったのに、えらく美人な顔つきの腰あたりまでの背の美少女人形が動き出す。

踊る。

喋る。

物を食べる。

場合によっては普通に殴ってきたりもした。


一体なんなんだろうか。


しかも彼女達はもう一体人形を連れてきた。

それは裸で、一面の肌色で、球体関節で、そして確かに顔が印象的だった気がするのにもう思い出せない。

二体と同じぐらいの背の高さだったがその人形は立つことが出来なかったので背負われていたことを思えばもっと身長はあったのかもしれない。

背負われていた?

あれ、なんか座って浮いていたような気もしてきた。


他にももっとなにか沢山、素晴らしい景色や、刺激的な声、インスピレーションにアイデア、それに破綻したストーリーや劇的な展開、明るい希望なんかもあった気がした。


なのに思い出せない。


次はもっといい夢を見て、もっとよく覚えていて、もっと正確に表せるといい。


いや本当にさっきまでの夢だって、これは書き出すべきだと思ったので、昼過ぎにようやく起きたばかりなのにこうして書いているのに、もう何が良かったのかすら思い出せ

こんな今の自分から見た話なんて書く気なかったのにすぐに記憶が消えてしまうから入れることになってしまった。


あぁもっと夢を見ていたい。

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櫻城 那奈菜 @mandrake

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