こりゃあかん!
この「小椋夏己の創作ノート」の第5回目に「書き溜めるタイプ」という内容で書きましたが、今、少しばかり書き溜めが少なくなっています。
大変だ!
実は、一度は書いてあったんですが、考えている間に気が変わりました。
「ちょっとじめじめし過ぎた」
そう思ったからです。
今は第二部を執筆していて、そこからの登場人物の「ディレン」があまりにも女々しくて、
「こりゃあかん!」
そう思って書いてた分を全部破棄して書き直すことにしました。
これまでも何回かそんなことがあったんですが、そのどれもが、
「じめじめし過ぎ」
でした。
一番最初にそうなったのはトーヤでした。
すでに第一部「過去への旅」を読んでくださった方は「ああ」と思ってくださるかも知れません。
第一部の第二章に、かなりトーヤがじめっとなる要素がありまして、そこでふにゃふにゃになったトーヤが一時的に存在しました。
いや、かなりかわいそうな状況になりました。
それで数回分を書いていたんですが、書き溜めたのを更新する前に読み直して「こりゃあかん!」となりました。
もしかしたら、その出来事でトーヤはそうなるかも知れない、なる可能性は結構高いとも思ったんですが、そうなったら私が思ってるトーヤじゃない、そう思って全部破棄です。
「トーヤはもっと強い子のはずだ」
そう思って書き直して結果的に良くなったと思います。
書き溜めにはそういうメリットもあるんですね。
他のキャラにもそういうことがありました。
ミーヤはやっぱりじめっとし過ぎてしまいました。
ミーヤももっと強い子です。
リルはなんというか、よくあるヒロインに対して反感を持って少しばかりいじわるなお嬢様キャラがありますよね、あんな子になりかけました。
どっちも「こりゃあかん!」と思って書き直し、今の形になりました。
今回は一気に年齢が上がってディレンですが、おっさんのじめじめは、そりゃもうなんと言いますか、うん、演歌っぽい。
やっぱりまた「こりゃあかん!」と思って全部破棄です。
それから少し書き進み、自分が思っていたようにもうちょっとドライな場面が書けていると思います。まだ途中ですので、今度はドライになってカラッカラ過ぎる関係にならないようにしないといけませんが。
そういうことで、書き溜めがなくなった分、少しばかり焦っています。
そういうことをやって、自分の中で決めている一番の約束事の「毎日更新」ができなくなったら、それこそもう、
「こりゃあかん!」
約束は守れるようにがんばります!
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