あり得たかもしれない日々

これはあり得たかもしれない日々の話だ

つまりこれは全部想像だ


朝起きて大切な君がいて

そんな君の寝顔を愛でて

君が起きて「恥ずかしい」って怒って

そうしていつもの日常が始まって


「今日大学が終わったら」なんて話をして

週末はどこに行こうかって楽しそうに君が言って

机上の空論だけどそれだけで楽しかった

そういう君との日々が楽しかった


これはあり得たかもしれない日々の話だ

つまりこれは全部想像だ

僕はそんなに日々を手に入れ損ねたんだ

僕が人間じゃなかったから

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