スキルが一つも使えないという理由で勇者パーティーを『追放』された俺は《伝説の剣士》に修行をつけてもらったら、とてつもなく強くなりましたどうやら俺は体の成長が追いついてなくて力が使えなかっただけみたいだ

@Dfggggggyhhhhh

パーティー追放

「アデル、お前を勇者パーティーから、追放する!!」


探索中の森の中でそう言いったのは、団長のロルフだった。


「何でですか!ロルフさん」


「そんなの決まってるだろう、お前、体力はあるけどスキルは一つも使えない無能じゃねーか」


「そうだそうだ団長の言う通りだ、お前なんて少し体力があるだけの使えない役立たずじゃねえか!」


同じパーティーメンバー達がまくし立てるようにそう言ってきた。


「どうせお前なんて荷物持ちとモンスターのおとりぐらいしかできることないんだから」


「どうせ、いても役に立たないだろう!」


俺はその言葉を聞いて絶望した。


パーティーメンバーからそんな風に思われていたことに 。


「それじゃあ、このパーティーから、出ていかれる前にこれは貰っておくぜ」



ロルフがそう言いながら、俺の全財産が入った巾着袋を無理やり取り上げた。



「返してください!その袋の中には俺の全財産が入ってるんです!!!」


「黙れ無能が!」


ロルフがそう言いながら俺の顔面を容赦なく蹴った。


「てめえらやるぞ」


「はい、団長!」


そして、パーティーメンバー全員で俺をボコボコに殴ってきた。


みぞおちを容赦無く殴られたり、足を思いっきり踏まれたり



「それじゃあ、俺達はこの森の探索を続けるから、お前も頑張ってくれ」


「そんな待ってくださいよ!」


(そんな俺はただの道具だったって事か!)


「くそくそくそ!!!」



そんな俺の言葉は一切無視して、ロルフ達は森の中を進んでいく。



俺はロルフ達の姿が見えなくなった後で無駄だと分かっていながらも、そう叫んだ。




俺は街の方に向かってひたすら歩いた。



「まだまだもっと歩かないと」


俺はそういった後、力尽きて倒れて気を失った。

 


「大丈夫ですか」


俺はその女の人の声で目を覚ました。


目を覚ますと俺の目には見たことの無い天井が映った。



「ここはどこだ?」

 


そう言いながら俺は横を向いた。



するとそこには1人の女の人がいた。


「よかったー目が覚めたんですね」


その女の人はほっとした表情でそう言った。


その女の人の髪型は短いショートボブで赤色だった。


その女の人の胸は大きな胸だった。


「あっ!えーとあなたが助けてくれたんっすか?」


「はい、あなたが森の中で倒れているところを助けました」


「どうもありがとうございます」


「とりあえず意識が戻って来れて良かったです」


俺は女の人が胸につけているドラゴンの顔の絵が書かれたバッチ見てとてつもなく驚いた。


(この女の人が胸に付けてるバッチ!)


(ってモンスターの中で一番強いと言われているバレルドラゴンを討伐とうばつ者のみが付けられるというバッジ)


(今から2年前、村にバレルドラゴンが現れて立ち向かって行ったのが)


(その時18歳だった1人の剣士の女の子でそのバレルドラゴン、を無事に討伐することができたという)


(それからその女の子は生きる英雄えいゆうと言われるようになった)



(そのバッジを持っているのは今ただ1人)


「そのバッチをつけているということは!」


「はい、そうです

私はシファルトアルナです」


「俺の名前はアデルバトラです」


「アルナさん、お願いします俺に、修行をつけてくれませんか?」


俺は土下座をしながらアルナにそう言った。


(このチャンスを逃したら俺は一生弱いままのような気がする!)



「お願いします、何でもしますから!」


「うーん」


アルナはしばらく悩んでいるようだった。


「なんでもしてくれるんですよね?」


アルナは確認するようにそう言ってきた。


「はい!」


「それじゃあ料理、洗濯掃除家の事を一通りやってください」


「っていうことは!」


「ええ、明日から修行を始めましょう」


そして、次の日。



「それじゃあ、今日からこの広い草原で修行やります」


「まず最初にアデルくんのステータスを見せてください」


「はい、分かりました。師匠ししょう


俺は師匠にステータスを見せた。


《HP170未知数みちすう

《MP170未知数》

《全体身体能力値10030未知数》

《スキル0》


「このスキルは!」


「ありえないぐらい低いですよね」


俺は苦笑いでそういった。




(それにしても、未知数っていうのは一体どういう意味なんだ)


(今まで私が見てきたステータスにはこんなこと書いてなかった)



「アデルくん私が、いいよっていうまでちょっと、そこ動かないでください」


「はい、分かりました」


「ユニークスキル鑑定」


「これは!」


アルナは驚いた顔でそう言ったあと一息ついた。


「それじゃあ、筋トレから始めましょうか」


それから、俺は毎日修行したもちろん言われた通り、料理や洗濯もした。



師匠と修行する毎日はすごく楽しかった。


俺には使うことができないと思っていたスキルも覚えることができた。


それから3年後。




俺は18になった。


「アデルくん今日で私との修行は終わりです」


「え!」


「それで、今日は私と真剣勝負をしてもらえます」


「はい!」



俺はその言葉に驚きはしたが、力強く返事をした。


俺は剣を構えた。


「それじゃあ、行きますよアデルくん!」


「はい!師匠」


【カンカンカン!】


それから俺達の勝負はしばらく続いた。



(さすがは師匠だ、ちょっとやそっとじゃ倒せそうにない!)


(なら、この一発で決める!)


俺は力を込めて、その一撃を放った。


【ガガガ!!!】


俺と師匠の剣は激しくぶつかり合った


「おりゃー!!!」


俺はそう叫んだと同時に剣に力を入れ直した。


するとあアルナが持っていた剣が折れた。


【バッキー!】


「私の負けです、降参します」


師匠は俺に両手を上げながらそう言った。


「やったー!!!俺がまさか師匠に勝てるなんて!」


「アデルくんステータスを見てみてください」


俺は言われた通りステータスを見た。


《HP1億1億3339》

《MP1億3339》

《全体身体能力値2億4339》

《スキル11》


「え!なんでこんなステータスに!」


「アデルくんの場合身体能力と、体の中に眠っていた力が追いついてなかったから」


「その力を使うことができなかったんですよ」


「ちなみに師匠のステータスはどのくらいなんですか?」



「大体100万ぐらいですかね?」


「あ!そうだ、これをあげます」


師匠はそういった後、俺に一つのお守りを渡してきた。


「いいんですか!」


「はい、もう一個同じのを持ってるで」


俺はそのままポケットの中にお守りを入れた。


「無事に修行を終えられた記念に渡したいものがあるので1回家に戻りますよ」


「はい」



「これをアデルくんにプレゼントします」


師匠はそう言いながら俺に剣と鎧を見せてきた。


その装備は少し、使い古されている感じはあったが、綺麗なシルバー色の鎧と。


倹は 細い太刀たち黒色で かっこいい感じだった。


「まぁ、私のお古ですけど、早速見につけてみてください」



「どうですかね?」


「とてもかっこいいですよ」


「師匠3年間ありがとうございました」


俺は頭を深く下げながらお礼を言った。


そして俺は師匠に見送ってもらって、街の方へ向かった。




「まず最初はお金稼がないとな」


「もう終わりだー!!!」


村の方からそんな大きな叫び声が聞こえてきた。


俺はその叫び声を聞いて、急いで向かった。


するとその村にはとてつもなく大きなレッドドラゴンが迫ってきていた。


「あんた、何してるんだ、早く逃げないと死ぬぞ!」


(この村の人達を守らないと!ここで逃げたら、前と何も変わらない!)



俺はそう思い|鞘《さやから 剣を抜いた。



するとレットドラゴンは俺に向かって、強力なブレスを放ってきた。


「スキルマキシマムカウンター!」


俺はそのスキルでレッドドラゴンに向かってブレスを跳ね返した。


するとレッドドラゴンるはゆっくりと倒れた。


「新しい英雄だ、この街を守ってくれたぞ!!!」


「アルナ様ですら手こずった、Sランクのレッドドラゴンを一発で倒すなんて!」


「英雄様のおかげで、この村は守られたぞ!!!」


面白かったら 星3つ つまらなかったら 星一つ 正直に感じた気持ちでもちろん 大丈夫です。 最後にブックマークもいただけると嬉しいです。




人気があったら長編にしようと思っています

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