主人公転生してるし衣食住に困ってた事ないし、自分を凡人と言うのは無理だろ…
産まれてすぐに王に捨てられた以外不自由なく生きてきた主人公がこの言い草は、もうあれだけ貶してた勇者と変わらない、相手をナチュラルに下に見てる様ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ここで言う凡人とは、才能がない、と言う意味ですね。正しく言うなら『凡人』ではなく『凡才』。実際、生まれや育ちは色々あっても、その才能という意味では平凡なので。
あとは、相手を下に見ている、というよりも、転生したからこそ転生前の自分がクズに分類される人物だったことを理解しているため、自分を他人よりも下に置いているが故の発言です。簡簡単にいうと『自分は他人よりも劣っている凡人だ』と自分で自分のことを決めつけているんです。
働いて食ってかないと生きていけない一般人がスキルを鍛えるなんて出来る訳ないんだよなぁ
この国は特に天職による格差が酷いので死なないように立ち回るのが精一杯だろうし……そんな環境にいる奴らに「不遇職と言われても諦めず頑張って工夫と努力を重ねましょう」なんて言っても「巫山戯んな、金持ち自慢か」って言われて終わりなんだよね。