その2
夕方5時半頃であった。
ところ変わって、かあさんがパートで働いているパン屋さんにて…
ぼくは、いつも通りにかあさんのもとに帰ってきた。
「ただいま。」
「たっくんお帰り。」
「かあさん…」
ぼくは、かあさんのふくよかな乳房に抱きついて甘えた。
「よしよし…たっくん…友泉に会いたかったのね…それじゃ、一緒におうちに帰ろうか。」
ぼくとかあさんは、手をつないで一緒に家に帰った。
ところ変わって、二人が暮らしているアパートの部屋にて…
かあさんは、着ていたブラウスを脱いだあと別の色のブラウスに着替えようとした。
ぼくは、つらそうな表情でかあさんをみつめた。
かあさんは、やさしい声でぼくに言うた。
「たっくん、泣いてるの?」
「うん。」
着替えのブラウスをテーブルの上に置いたかあさんは、両手を広げてぼくを呼んだ。
この時、かあさんは黒のフィットネスブラ・ジーンズ姿であった。
黒のフィットネスブラごしにふくらんでいるふくよかな乳房をみたぼくは、泣き出した。
「かあさん。」
ぼくは、かあさんのふくよかな乳房(むね)に抱きついて、声をあげて泣いた。
かあさんは、泣いているぼくをやさしく抱きしめた。
ぼくは、かあさんのふくよかな乳房に抱かれてそのまま眠りについた。
それから数日後であった。
この日は、ぼくとかあさんの休みであった。
ぼくは、かあさんのひざまくらで横になって耳かきをしてもらった。
かあさんは、黄色の短い丈Tシャツとネイビーの女の子ジーンズ姿であった。
耳かきを終えたあと、かあさんは横になった。
ぼくは、かあさんのひざもとに抱きついた。
(プチッ…ジー…)
その後、ジーンズのボタンを外してファスナーを下ろして、ジーンズを脱がして足元から抜き取った。
ジーンズの中から、黒のハイライズレギンスがあらわになった。
「たっくん…よしよし…」
ぼくは、レギンスの上からかあさんの温もりに甘えていた。
それから数分後…
レギンスの上から温もりに甘えているぼくに、かあさんが声をかけた。
「ねえ、たっくん。」
「かあさん。」
「暮らしにゆとりができたら、結婚式を挙げようね。」
「うん。」
このあと、ぼくはTシャツの上からかあさんのふくよかな乳房に抱きついた。
「甘えん坊さんのたっくん…かわいい…」
かあさんは、ふくよかな乳房に抱きついて甘えているぼくの頭をやさしくなでながら言うた。
「今度の日曜日に…いまこく(今治国際ホテル)に行かない?」
「いまこく…」
「今度の日曜日にブライダルフェアがあるのよ…たっくんとおててつないで、ブライダルフェアを見て回りたいなぁ…」
かあさんは、むじゃきな表情で『一緒にブライダルフェアへ行こうね。』とぼくに言うた。
かあさんのふくよかな乳房で甘えたぼくは、かあさんの表情をじっと見つめた。
「たっくん…あっ…」
かあさんの表情を見つめたぼくは、少し開いているかあさんのお口に舌を近づけた。
かあさんも、お口から舌を出してぼくの舌にふれた。
このあと、ぼくとかあさんは軽めのタンキスを交わした。
そして、6月の最初の日曜日がやって来た。
かあさんとぼくは、いまこく(今治国際ホテル)で開催されているブライダルフェアへ行った。
受付でフェアに参加する手続きをとったぼくとかあさんは、女性のウェディングプランナーさんと一緒にフェアを見て回る予定である。
受付時に、ウェディングプランナーさんがかあさんに言うた。
ウエディングプランナーさんは、ぼくとかあさんは母子(おやこ)でご来場したと思ったので『息子さんのご結婚のことで、フェアに来られたのですね。』と言うた。
ぼくは、かあさんとぼくはカレシカノジョの関係だとウェディングプランナーさんに言うた。
「ぼくたちはカップルです…カノジョはぼくよりも24歳年上です。」
ぼくの説明に対して、ホテルのスタッフさんはビックリした表情で言うた。
「エーッ、そうだったのですか!!『かあさんかあさん』と言うたので、息子さんだと思ったわ。」
受付を済ませたぼくとかあさんは、ウェディングプランナーさんと一緒にいろんなブースを見て回った。
ぼくとかあさんは『こう言うキレイなドレスを着てみたいわね。』とか『海外ウェディングしてみたいね。』などと言いながら、楽しくフェアを見て回った。
正午過ぎにフェアを回り終えた。
ぼくとかあさんは、エントランスのカフェテリアへ行った。
チーズケーキとブレンドコーヒーのセットを頼んだぼくとかあさんは、お茶をのみながらお話をした。
「かあさん。」
「なあに?」
「そろそろ、おうちのことを考えようと思っているんだ。」
「そうね…今住んでいるアパートは、部屋が狭いよね…広い土地を買って、そこにおうちを建てた方がいいね。」
今、二人で住んでいる場所はレオパレス21(マンスリーアパート)で部屋がせまい…
だから、一戸建ての家を建てようと言うた。
ぼくとかあさんが家を建てることを話していた時であった。
ぼくの母がいとこと婚約者の女性を連れてやって来た。
「たみお。」
「おふくろ。」
「あんたも、ブライダルフェアに来ていたの?」
「そうだけど。」
「相手いるの?」
「紹介するよ…友泉(ゆうみ)さんです。」
「初めまして…友泉(ゆうみ)です…たみおさんの妻です。ごあいさつが遅れてもうしわけございませんでした。」
この時、けいた(ぼくのいとこ)が『たっくん、結婚していたのだ。』とおどろいた声で言うた。
ぼくは、けいたに言うた。
「けいたも、結婚するのだ。」
「ああ…中学の時から付き合っていたカノジョと近く入籍する予定だよ…紹介するよ。」
「はじめまして…」
けいたは、ぼくにカノジョを紹介した。
けいたは、中学の時から12年間付き合っていたカノジョにプロポーズして結婚することを決意した。
挙式の時期は未定だが、どんなプランがあるのかが知りたいので母と一緒にブライダルフェアに来た。
婚約者の女性は、けいたに甘えた声で言うた。
「ねえ、けいた。」
「分かったよ…」
このあと、母とけいたとカノジョの3人は、ブライダルフェアの会場へ向かった。
ぼくとかあさんは、このあともエントランスのカフェテリアでゆっくりと過ごした。
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