【一《真反対》】:一
【真反対】
俺は物心付いた頃からいじめられて来た。
身長が高くて体が細かったから、ずっといじめ文句は『このもやし!』だった。まったく……もやしってビタミンが豊富で食物繊維もあるから体にいいんだぞ。もやしをバカにするな。とりあえず謝れよ、もやしに。
いじめをする奴の気持ちは、分からなくはない。
学校や家庭でのストレスで溜まりに溜まった鬱憤を晴らす捌け口が欲しい気持ちも分かる。だがしかし、それを他人に悪意として発散する気持ちは全く分からない。
第一、そんな鬱憤はスポーツやその他の、何かしらストレスが発散出来そうなことで発散するべきだ。ちなみに読書はかなりストレス解消の効果があるらしい。
でも、現実は非情で、人は自分のストレスを他人へぶつけて発散する。そのストレスをぶつける他人が、何故か俺の周りでは俺に集中している。
例えば、空き缶入れに燃えるゴミを捨てる人が居るとする。もちろん、空き缶入れに燃えるゴミなんて捨ててはいけない。
それがたった一人なら、いつかその人は注意されたり他の人の捨て方を見たりして「ああ、ここに燃えるゴミを捨てちゃダメなのか」と気付くだろう。だが、もしその人以外の人も、空き缶入れに燃えるゴミを捨てていたらどうだろう?
答えは分かり切っている。
「他の人もみんな捨ててるんだから、自分も良いだろう」なんてことを考える人が増え、瞬く間に空き缶入れは燃えるゴミで溢れるだろう。……だから、俺も同じなのだ。
あいつは他の奴らからいじめられてるから、いじめても良いだろう。そう思われたから、俺はストレスをぶつける他人になった。
名前が言いづらい刻季高校(とききこうこう)という高校の一年として、心機一転入学した俺は、多野凡人(たのかずと)という名前のせいで、めでたく高校でもストレスをぶつける奴というポジションにおさまった。
俺の名前を初めて見た人の大半が多野凡人を『ただのぼんじん』と読む。
両親の悪意を疑ってしまうこの名前を、正しく読めた奴は今まで一人も居ない。
まあ、俺だって初めてこんな名前を見たら「プププ、ただのぼんじんだって。変な名前」なんて感想を持つだろう。実際変だし。
いや、待てよ? 凡人ということは、特に目立った長所はないが、特に目立った短所もないということになる。長所が無い分短所が無いから、俺は誰にでも合わせられるマルチな才能を持った人間なのではないか?
「あ、隣のクラスの喜川栄次(きがわえいじ)くんじゃん! チョーカッコいい」
そんな女子の声が聞こえて現実に戻る。本当にマルチな人間というのは、女子の視線の先に居るような人間を言うのだ。
見た目はすこぶる良く、巷ではイケメンという部類に入るだろう。そして、どんな奴にも気さくに話し爽やかな笑顔を向ける。あれこそマルチコミュニケーション能力の保持者だ。
対する俺は、コミュニケーションの前に人と話すときにどう発声するべきか、から学び直さないといけないレベルのコミュ障である。いや、俺だって多分本気を出せば普通に人と話せる、はずだ。
「やっぱり!」
「ん?」
例のスーパーマルチイケメンが俺の方に手を上げる。おい、俺の後ろには誰も居ないぞ。
それとも何か? 人には見えない誰かが見えちゃう感じの人? 何それ、怖いからやめてくれない?
「久しぶり!」
「はあ」
いやいや、久しぶりってどこかで会いましたっけ? あいにく私はあなたのようなスーパーマルチイケメンコミュニケーション能力保持者と知り合いでは……ん? こいつ、どこかで見たような? それに喜川栄次って名前も聞き覚えが……。
ニコニコ笑って俺の前で立ち止まったこのイケメン。なんとなく見覚えがある気がする。
「俺だよ、カズ! 小学校の頃一緒だった」
「おお! 思い出した! お前、栄次か!」
「やっと思い出しやがったな、こいつ!」
物心付いた頃からいじめられていた俺にも、昔は友達であり幼馴染みが居た。こういう場合だと、可愛い女の子が幼馴染みというのが定番だが、俺の場合は妙に女にモテる男が幼馴染みだった。
喜川栄次という男は、頭も良くてスポーツも出来て、女子からの絶大な人気を誇っていた。その聞いただけでも神様に不平不満を言いたくなる完璧超人に、今日、俺は高校で再会したのだ。
「マジ、なんで隣のクラスなんだよ! うわー、カズと一緒のクラスが良かったー」
「気持ち悪いな。そういうのは女に言われたいんだが」
「その冷めた感じも懐かしいな」
笑顔で肩をバシバシ叩く栄次に懐かしさを覚えながらも、肩をずらして追撃を躱す。
「カズは部活何かやってんの?」
「俺は中学からずっと帰宅部一筋だ」
「俺も俺も! いやー、うちのクラスで隣のクラスに変わった名前のやつが居るって聞いてさ。どんな名前? って聞いたら、ただのぼんじんって言うからさ。一発で分かった」
「だろうな、後にも先にも俺くらい不名誉な名前の奴は出てこないだろうし」
栄次は楽しそうに笑って俺の前にある席に座る。こいつは昔っから愛想が良くて人にモテて。対する俺は昔っから愛想が悪くて人に嫌われる。全然真反対の俺達、でも俺と栄次って喧嘩らしい喧嘩ってしたことなかったっけ?
「なーなー、カズって彼女居るのか?」
「いきなり何なんだよ。居るわけ無いだろうが」
いきなりの質問に眉をひそめる。こいつが俺の幼馴染み喜川栄次ということを忘れていた。
この男、とんでもないアホなのだ。
いや、頭は良いんだ、それは小学校の頃の成績を思い出しても明らかだ。じゃあ何かアホなのか。それは俺を『普通の人間』だと思っていることだ。
普通に友達が居て、ワイワイガヤガヤとした学校生活を送る。そして甘酸っぱい恋とかしちゃって、彼女とかもあわよくば出来ちゃうような、そんな普通の男子高校生のそれだと思っている。その点が致命的にアホだ。
確かに俺は普通の人間だ。ただし、俺以外の人間からは普通の人間ではない。
それは名前はもちろん性格も人との接し方も全て。だが、そもそも『普通』という言葉自体がおかしいのだ。
結局、普通を判断するのは個人の主観であって、その主観が寄り集まることで客観になる。だから世間一般の常識からかけ離れていないというのは、一人一人の主観を足して足して足しまくって、そして足した数で割って平均化したものだ。
その平均化されたものから逸脱していれば、それは異常だと言われる。
俺はそういう意味では異常なのだ。だから『他人と等しく同じ』という意味で、俺のことを普通だと思っているこいつはアホだ。
「そっか、女の子紹介してもらおうと思ったのに……」
「その顔でそれを言うと嫌味にしか聞こえないぞ。その辺をフラフラしてたら寄って来るだろ」
「いや、なんだか避けられてるみたいでさ。クラスでも話はするんだけど、なんか妙な距離があるって言うか」
少し寂しそうな顔をして笑う栄次を見て、何となくだが栄次の状況が分かった気もする。
栄次は皿の上に一個残った唐揚げ状態なのだろう。手を付けたい人達が周りを囲んでいるが、抜け駆けや横取りなんて言葉が頭を過ぎり積極的に動けない。だから栄次にアプローチを掛けられないのだろう。
まあ女子も、そりゃあ格好悪い男よりも格好良い男に惹かれるだろうし、格好良い男と付き合いたいだろう。だから栄次のようなイケメンがモテるのは自然の摂理であって、栄次に全く非はない。
しかし、このたった一つの机を隔てて座る俺との差は大きい。いや、俺と栄次を比べるのは身長と体重を比べるようなものだ。そもそも、前提として比べられる存在じゃない。
「今日の放課後、暇か?」
「ああ、帰るしかないな」
「じゃあ、一緒に帰ろうぜ。ちょっと寄りたい所もあるからさ」
「分かった分かった。ついて行けば良いんだろ?」
「サンキュー。いやーマジで嬉しい。カズが居るなら高校絶対に楽しいし。じゃあ、俺そろそろ戻るわ」
そう言って、教室を出て行く栄次を見送る。
俺が居ると絶対に楽しい。そう言われることに違和感と何とも言えない嬉しさが湧く。
俺には栄次を楽しませられる程のエンタメ性は無い。でも、ああやって俺を否定しない人間が一人でも居ると分かれば、俺も少しは学校を楽しめるかもしれない。
ふと周囲に視線を巡らせて見れば、女子も男子も俺を見る目がいつも通りではない。奇異だ、異常だ。そして恐ろしく気味が悪い。
俺はその視線をしばらく感じ、なるほどと一人で納得する。
学校にはスクールカーストというものが少なからずどこの学校にもあるものだ。成績が優等なら上位で劣等なら下位、容姿が良ければ上位で悪ければ下位、等の基準がある。
俺はその中でおそらく『自己像』を基準に考えて下位に分類されると思う。
自己像とは文字通り『自分はこんな人間である』という印象のこと。英語で言えばセルフイメージというやつだ。
偉い精神科医の人はスクールカーストで、自己像が安定していない自分探し系は上位であり、自己像が安定している引きこもり系の人間が下位であるとした。
自分探し系というのは『コミュニケーション能力が高く社交的だが、周りに合わせることが多いために、確たる自己像を持っていない人間』ということだ。
そして、引きこもり系は『コミュニケーション能力は低く内向的だが、他人の意見には流されない確たる自己像を持っている人間』ということになる。
この自己像の定義に当てはめれば、間違いなく俺は引きこもり系の自己像を持っている。他人は他人だと思っているし、他人に構われることも構うこともしないからだ。
しかし、色々とスクールカーストの分類は細かそうだが、上位と下位では決定的な違いがある。それはコミュニケーション能力の有無だ。
つまり、コミュニケーション能力があれば上位だし、無ければ下位。そう大別出来るのだ。そして、そんな案外単純だったスクールカーストで下位認定を周囲から受けていた俺に、明らかにスクールカースト上位の栄次と仲が良いことが周囲の目に触れた。
もうこれはトランプの大富豪で、革命返し返しをされた時と同等の衝撃だろう。
周囲の人が混乱の渦中に放り込まれたような目をしているのを確認して、俺は心の中で思う。
どうやら、俺も高校が面白くなりそうだな、と。
放課後という時間は、高校生に限らず学生にとっては重要な時間だ。
友達と遊ぶのか、アルバイトをするのか、はたまた帰ってゲームに明け暮れるのか。それぞれ三者三様、十人十色の過ごし方がある。
俺は基本帰ってゲームに明け暮れるのか、本を読むかに限られる。高校の友達なんて居なかったのだし、友達と遊ぶなんてことも無い。アルバイトもしていないからアルバイトに明け暮れることも無い。
しかし、今日は久しぶりに再会した栄次と帰る約束をしている。だから、俺は初めて友達と過ごす放課後を経験することになったのだ。
だが、俺は目の前に立っている栄次に一言告げた。
「先に帰る」
そう言って歩き出そうとすると、栄次に俺は腕を掴まれる。
「待てって」
「俺は栄次と帰る約束をしたが、栄次”達”と帰る約束はしていない」
刻季高校の校門から入ってすぐの所に芝生になった場所があり、そこの中央にはよく分からんポーズをした石膏像が置かれている。
その石膏像の前で、俺は栄次の後ろに居る男子数名に視線を向けた。
「それがさ、クラスメイトの友達と遊ぶ約束をしてて」
「おうそうか。俺はそんな約束をしていないから帰るぞ」
「そう言うなって。相手が他校の子達で、こっちが一人足りないんだよ」
「俺は合コンの人数合わせか」
栄次が『子達』という言葉を使ったということは、暗に相手が女子であるということを示している。そして、後ろに居るの男子のうちの数人がそわそわしているのもそれが理由だろう。
栄次の言いたいことは、いわゆる「合コンがあるけど人数が足りないから来て」ということなのだろう。しかし、それにはある決定的な問題がある。
それは合コンの人数合わせとして、俺が最も不適切な人間であるということだ。
合コンというのは、みんなで楽しくワイワイガヤガヤして、あわよくば異性とお近づきに、という催しだ。そして、その合コンでは意中の相手を巡る熾烈な争いが起こる。
そんな楽しいのか楽しくないのかよく分からん合コンの人数合わせには『空気が読める人』が適している。
空気を読み会話を盛り上げて相手側への配慮が出来る人。欲を言えば、ライバルを減らすために恋人持ちであれば尚更良いとされる。
そんなスーパーマルチでユーティリティーな、実在するか定かでは無い人物では無い俺では不適切だ。それに、内向的な俺は初めて合う女子はおろか、俺の視線の先に居る男子達とも会話出来る気がしない。
それにしても、数えてみれば俺と栄次を含めて七人も居る。その規模の合コンってどんな大所帯でやる気だ。
「頼むよカズ。他に人が居ないんだ」
「女子と遊ぶって言ったらホイホイついて来る男子なんて腐るほど居るだろうが。なんで俺なんだよ。第一、昔から俺が女子と話すのが苦手なのは知ってるだろう」
小学校の六年間同じだった栄次なら、小学校六年間で俺が女子と交わした会話が「お、おはよう」と「さ、さようなら」と、それから「ご、ごめんなさい」くらいなのは知っているだろう。
言葉の始めを口籠もるあたりが嘘ではなく紛れもない事実であることの証拠だ。
「カズも彼女欲しいだろ?」
耳打ちするようにニヤッと言う栄次を見て、心の中で大きくため息を吐く。そう言えば、こいつはアホである以前に、面倒なくらい世話好きだった。
小学校の頃は、その世話好きとアホさをかけ合わせたせいか、俺のいじめを止めさせるように立ち回ったことがあった。
正直、その行動やそうしてくれる栄次の優しさは嬉しかった。だが、いくら栄次が人気のある男子だったからと言って「栄次くんが言うなら止めよう」とはならないのだ。
実際は「ぼんじんにも優しいなんて、栄次くん格好良い!」にしかならないのだ。だから無意味であるし、却って自体を悪化させることもある。でも、見て見ぬ振りをしなかった栄次は本当に良い奴なのだ。
そんな良い奴なのだが、その良い奴加減が今回は裏目に出た。彼女が居る居ないの話は、合コンのための伏線だったらしい。
「ついて行くのは分かった。もうここまで来て断るのも出来なさそうだしな。ただし俺は端っこで目立たないようにしてる」
「サンキュー、カズ」
ニッと笑う栄次が「計画通り」という勝ち誇った顔をする。普通なら胸糞悪い不快な顔だが、俺のことを思っての結果からということを考えると「全く、仕方が無いな」という諦めと嬉しさしか沸かなかった。
大体予想はしていたのだ。大人の合コンみたいに何処かを予約してご飯を食べに行くわけにもいかないし、そもそも個人で出せるお金の額も大人より遥かに少ない。だから、合コンで集まる場所も限られてくる。
キラキラと銀色に輝くアルミ光沢のある看板に『カラオケ』と原色の黄色で書かれた建物を見上げる。
この場所はいわゆるカラオケ屋という場所だ。カラオケ屋は歌を歌う場所で、歌を歌いたい人が来る場所だ。そして俺は歌を歌いたくない人だ。需要と供給が合致していない。これでは契約不成立だ。
「もう少しで来るってさ」
隣に居る栄次が楽しそうに俺へ話し掛けてくる。更に脇腹へ軽い肘打ちのおまけ付き。……止めてくれ、今、とっても胃が痛いの。
胃薬が欲しいなと頭の隅で考えていると、女子の一団が歩いて来て、こっち側の首謀――主催者が手を振って近付いていく。
その男子は髪を染めて制服も着崩し、見た目的にはチャラい。その見た目を見ていて予感はしていたが、会っている女子もチャラい、ケバい、怖い、胃が痛い、帰りたい。
世の中には類は友を呼ぶという言葉がある。まさに、相手側の女子達はそんな感じだった。
「あの子、可愛いな」
栄次が女子の一団の後方にいる、背の低い女子に視線を向ける。その女子は派手な女子の中で異彩を放つ、黒髪ロングの清楚そうな女子。制服も着崩してないし、まあ真面目な栄次が好みそうな女の子ではある。
「よーし歌うぞ!」
主催者のチャラ男は盛り上げるのがどうやら美味そうで、彼が居るなら俺は本当の意味で居るだけで良さそうだ。
入り口から中に入ると、既に居る客の歌声が篭もった音で漏れてきている。曲はロック調の知らん曲だ。
赤い制服を着た店員さんにチャラ男が話して受付をしてくれている。盛り上げ役だけではなく仕切りも出来るなんて、ただのチャラ男ではないようだ。
「やべぇ、可愛い子ばっか」
「ベージュのブレザーやべぇー」
「赤チェックのスカートやべぇ短ぇな、マジで」
聞くと『やべぇ』の定義が分からなくなるような呟きが男子から聞こえる。心の声が漏れていることにどうやら気づいていないらしい。
うちの高校、刻季高校の女子制服は紺色のセーラーだから若干どころか相当地味だ。そのせいか、ベージュのブレザーは派手に見えるのだろう。刻季高校は男子の制服も黒の学ランだから地味さは折り紙付きだ。
「ねえねえ、何処校だっけ?」
俺がボケッと突っ立っていると、栄次がさっきの黒髪さんに話し掛けに行っていた。何という勇気、そして何というアホ。
「えっと、うちは刻雨(ときさめ)高校です」
「そうなんだ。俺達は刻季なんだ。俺は刻季高校一年の喜川栄次。んで、あそこで突っ立ってるのは幼馴染みで親友の多野凡人。カズ、来いよ」
話し掛けられた黒髪さんは戸惑いながらも答え、それに栄次は朗らかな笑顔を浮かべて会話を繋げる。そして何故か俺を会話に混ぜようとする。
「あ、知ってる知ってる。ただのぼんじんくんでしょ? 面白い名前の男子が居るって聞いてたー」
別の女子からその声が聞こえる。多分、悪気は無い。悪気どころか、明らかにスクールカースト下位の俺に、明らかにスクールカースト上位の彼女は気を遣うことなんてしないからだ。
それが普通で、スクールカースト下位の宿命だ。
「パーティルーム取れたぜ! 行こうぜ行こうぜ!」
一瞬凍り付きそうだった雰囲気が、チャラ男の底抜けに明るくて何も考えていないような声で掻き消える。
やっぱり、俺のような人間ではなく、彼のような人間をもう一人連れて来た方が良かったのだ。そうすれば俺が、このそこはかとない心の冷たさを感じることもなかったのだから。
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