守護神の女神様に一目惚れした魔法使い
楚歌
第1話 守護神の女神様に一目惚れしました
『それでは守護神召喚の儀へ移ります...』
卒業証書授与と長い校長の話が終わった。
僕、リート・エーデルシュタインは、今日晴れてデートル国立魔法学校を卒業することができた。
この国は、この辺りでは珍しく民主制を敷いていて、教育や医療などが充実している素晴らしい所だ。幸いにも魔法の才能に恵まれていた僕は、こうして魔法使いとなりこの国の為に尽くそうと思ってこの学校に入学したのだ。
この世界の魔法使いは、必ず1人の守護神を持つ。一人前となった時に、自分で召喚するのだ。どんな神様が来るか分からないが、仲良く出来ると良いなくらいの気持ちで杖を手に取った。
「天地創造の主よ、我の守護神たる神を与え給え。」そう詠唱すると、杖が光を放ち、その中に人影が現れた。
僕は、その瞬間に言葉を失ってしまった。
なんと、僕の前に現れたその神様は、-めちゃくちゃ可愛かったのだ!今までの人生でこんなに可愛い人は見たことが無い!僕は、その女神様に、完全に一目惚れした。
僕があまりのことに黙り込んでいると、女神様が話し出した。「あの、さっきから何も喋らないけどどうしたの?もしかして、私が気に入らなかったかしら?」僕は、それでも気を失った様に話せなかった。
すると、少しして女神様が続けた。「気に入らなかったみたいだから私は帰るわね。他のいい神様に出会えることを祈っているわ。」
そう言って、女神様は帰ろうとした。その瞬間、僕は正気に戻って彼女の腕を掴んで言った「僕と結婚して下さい!」
守護神の女神様に一目惚れした魔法使い 楚歌 @baranfan0014
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