旅情忌憚『桜降る田原坂』

コオリノ

第1話桜降る田原坂

突然だが、私はオカルトが大好きだ。

女として送るはずであったであろう華やかな生活よりも、日々ネットで常に怖い話を読み漁り、レンタルショップでは、呪い、と書かれたものを手当たり次第に借り漁って、夜な夜なその思いに耽る毎日。


だが、そんな私でも、生まれてこの方、霊体験なんてものに出くわしたことがない。

ただの一度もだ。


霊的なものに対してやや否定的ではあるものの、心の奥底では信じたい。

居てほしいと願うのが、私の願望でもある。


気だるいような春の憂鬱を感じていた、大学二年生のある日、

私は今まさに、その願望を叶えるため、ある行動に出ていた。


それは……


「心霊スポット……ですか?」


ポカンとした顔で私を見る男。仮に三本 幸平としよう。


今私の目に前にいる彼は、この大学で私と同じ学年で、学部は違うが、確か文学部を専攻している学生だ。

温泉サークルの部長で、少し天然がかった髪に、フレームの厚い黒縁眼鏡が印象的。


「はい、知り合いから、こう言ったことには貴方が一番くわしいはずだって聞いて」


「素でいいですよ?」


「えっ?」


素でいいとはどういうことだ?


突然の三本の発言に、私は思わず顔をしかめてみせた。


「ああ、気を悪くしたんならごめんなさい。いや、実は僕、佐伯さんの事知ってるんですよ」


「えっ?そうなん……ですか?」


佐伯という名は私の名前。

佐伯 響子。もちろん仮名だ。


「前に理学部にすげー綺麗な子がいるって男連中で噂しててさ、ほら、理学部って、あんまり華やかな話なんて聞かないじゃない?地味っていうか……だから気になって、一度見に行った事あるんだよね。その時にどんな子か話も聞いた事あるし」


「じ、地味!?そ、そうですか……って、えっ?素ってまさか?」


「うん、男みたいな喋り方をするって、けっこう凶暴だから気をつけてって、後、なんか口より先に手が出るとか、」


「だ、誰が強暴だ!」


「ほらでた!」


思わず掴みかかろうとする私に、クスクスと笑いながら指摘をしてくる三本。


く、くそっ、落ち着け私。

これは目的のためだ、今は我慢の時。


「ああ、ゴホンッ……と、とにかく、私は一度でいいから心霊体験がしたいんだ。きょ、協力してくれ、頼む……」


決まりの悪い顔で私は三本に頭を下げた。


知人から聞いた話だ。


温泉サークルというお気楽そうなガクサーに、自称ではない、見える人がいるという話を聞いた。

ただしかなりの曲者で、取り扱い注意の念を押されてしまった。


まあ確かに、今ならその理由も頷ける。


「ぷっ……ふふ、ふはっ、あははははは!」


爆笑。畳六畳半の部室に、突然三本の容赦ない笑い声が響いた。


ああだろうよ、まったく予想通りの反応だよ!


普通心霊スポットに行きたいなんていう理系の女なんて、そりゃあ珍しくも有り、可笑しな話だろうさ!

電波だなんだと言われてもしかたがない、至極もっともな反応だ。


が、かといって我慢できるかと聞かれれば、答えはノーだ。


今すぐこいつを八つ裂きにしてやりたい!


だけど、だけど……


私は頭を下げたまま、手を握り締め、唇の端を強く噛んだ。


やがて笑い声も聞こえなくなり、沈黙が重苦しく私にのしかかる。


「へえ……怒らないんだ?それだけ真剣なんだって、とっていいのかな?」


沈黙を破る三本の声に、私はすぐに顔を上げた。


「あ、ああ!」


が、私は一声上げ、直ぐに口を噤んだ。


そこには先ほど私を奇異の目で面白おかしく見ていた三本はいなかった。


いや、むしろその目にはどこか圧倒されそうなほどの、妖しい光を放っているかのようにも見えた。


「よろしくね、佐伯さん」


ゆっくりと差し伸べられる手、私はその手を取ると、力強く、大きく頷いて見せた。


心地よい春の宵の風が、ふわりと私の頬を撫でるように掠めて行く。


私は車のハンドルを握り締め、夜道を走っていた。


時刻は午後7:00。


「でだ、」


「急に何ですかあ佐伯さんん?ひょっとしてもう宿に着いちゃいましたあ?」


片手に500のビール缶、もう片方には焼スルメを携え、三本が酒臭い息を撒き散らしながら、助手席から身を乗り出し、辺りを見渡している。


「ああ、宿はすぐそこだ。それよりも、私には一つ腑に落ちない事がある」


「ヒック、はいぃ?」


ろれつの回らない三本を無視し、私は車を細い路地へと走らせ、真っ直ぐ突き進む。

やがてヘッドライトが、植木温泉お宿「悠然」と書かれた看板を照らし始めた。


それを見て、私は車のブレーキをゆっくりと踏んだ。


「おっ?着いちゃいましたあぁ?」


気持ち良さげに声を上げる三本、ああもう我慢の限界だ。


「遅刻してきた貴様を拾って、車を運転すること4時間半……」


「4時間半?はぁ、それがあ、どうかしたんですか佐伯さ、」



ドンッ!


鈍い音が車内に響く。


続いて、ドサリッ、と音を立てながら、三本が助手席へぶっ倒れた。


三本の顔面にはブーツの靴跡がクッキリ。もちろん私のブーツのだ。


「すっかり遅くなってしまった、こりゃ先に食事だな」


私は車のトランクからトラベルバッグを取り出すと、宿「悠然」の門を潜った。


当然車に伸びた三本を置き去りにして……


「ぷはぁ、生き返る!」


バタバタした食事とはなったが、熊本名物馬刺しと、あか牛のステーキに舌づつみを打ち、

食後はお宿名物露天風呂、十六夜露天にて旅の疲れを癒す。


そして風呂上りのこの一杯、たまらん。


ノンアルコールビールだけど……


柘榴の間、と書かれた部屋の戸を開き、中へと入ると、そこには顔面を氷水で冷やしながら、窓辺の椅子に腰掛ける三本が居た。


「いやあ、風呂、良かったぞ」


「それ、男が女に言う台詞ですよ佐伯さん」


「ふん、何とでも言え」


そう言って私は持っていたビールを呷った。


今更この年になって女ぶろうとは思っていない。


じゃなければ、こいつの話に乗ってわざわざ熊本の心霊スポットなんかに、男と二人で行こうなんて思ったりしない。しかも宿を取ってまでの念の入れよう。

まあ温泉に関しては、三本が温泉サークル部長という事もあり、その口実ついでに連れてこられたようなもんだが。


しかし、オカルトが好きで、気がつけばこの歳だ。


変な趣味なんか捨てて、ささっとコンパや合コンに繰り出せばいい。


でもそれができない。そもそもオカルト以外に興味が持てないのだ。

もし持てるもんなら、こんな悪趣味なこと、とっくにやめているだろう。


「佐伯さんは、何でそんなにオカルトが好きなんですか?」


「ぶっ!ええっ?」


余りにタイムリーな三本の質問に、思わず噴出しそうになった。


「何でってその……」


私が口ごもると、三本は目をキョトンとさせながら私の様子を伺ってくる。


「ふ、不確かな物、だからだ……」


「不確かな物?」


三本が私の言葉を繰り返す。


「ああ、数学にはちゃんと答えがある。定められた公式と数字さえあれば、全ての答えを導き出せる。だが、オカルトは違う。不確かで曖昧で、そこに予想だにしない何かがある。そう感じる事で、何かこう生きてる実感が……」


言ってから思わずハッとなった。


何か凄く恥かしい事を言っている気がする……


思わず三本を見る。私の話を聞きながら、ニヤニヤと薄ら笑いを浮かべている。


ああくそ、やっぱりか!


私は近くにあった座布団を拾い上げ、一気に三本に詰め寄った。


「ああたんま!ほ、ほら、浴衣!浴衣抱けちゃいますよ!?」


「黙れ!」


顔面から座布団を叩きつけ、そのまま三本を畳に押し倒す。


すると、三本は座布団の隙間から何とか顔を出しこう言った。


「何か、恋人同士がじゃれてるみたいですよね、これ?ははっ」


「死ね」


その一言だけを返し、私は息の根を止めんばかりに、三本の顔面に押し付けた座布団に、ありったけの力を込めてやった。


しばらくして、私と三本は宿を出た。


今回の目的は宿ではない、目的は心霊スポットなのだから。


時刻は午前2時、泣く子も黙る丑三つ時。


春の夜らしい水蒸気が、辺りに立ち込める。


場所は熊本市北区植木町豊岡、宿から30分といった場所にある、金峰山県立自然公園、田原坂だ。


昔、トムクルーズの主演映画、ラストサムライという映画があったが、この場所は、

その映画の風景のモデルとされた場所じゃないかと言われている。

実際、映画の内容も、ここ田原坂で起こった事が、ベースとなっているらしい。


ふと辺りを見渡すと、街灯はあるものの、木々が覆い茂っているせいか、辺りはかなり暗い。


「田原坂、佐伯さんはここで何があったか知っていますか?」


不意に、三本が私に質問を投げかけてきた。


それに対し、私は自分が知る範囲で答える。


今からおよそ130年程前の話だ。


ここ田原坂で、日本国内最後の内戦が起こった。

後に西南戦争と言われるものだ。


熊本県、宮崎県、大分県、鹿児島県において西郷隆盛を盟主にして起こった、士族による武力反乱である。


明治初期に起こった一連の士族反乱の中でも最大規模のもので、薩軍、官軍、共に合わせて一万人以上の戦死者を出したという。


「さすがですね。薩軍に降伏なんて言葉はなかった。政府軍約6万に対し、薩軍は3万。圧倒的な戦力差の中、両軍はこの田原坂の大地を、血で塗りつくした」


すると三本はそこまで語ると、ふっと夜空を見上げ口を開いた。


「雨は降る降る人馬は濡れる、越すに越されぬ田原坂、右手に血刀左手に手綱、馬上豊かな美少年、春は桜秋ならもみじ、夢も田原の草枕……この近辺でよく歌われる、伝統的な唄らしいですよ」


局地的な激戦区になったはずの田原坂だ。ここでの死闘を歌った唄なのだろう。


が、それはどことなく血生臭くもあり、聞いていると、辺りの夜気に紛れ、何やら不穏な空気が垂れ込めつつあるような、そんな不安に襲われそうになる。


「み、みも、」


不安になり三本の名前を呼ぼうとしたその時だった。


あれ?なんだ?何か……変だ。


私の目の前に三本が立っている。立っているのだが、何か変。


明確に何が変だと言われても、それに答える事ができない。いや、強いて言うなら、


三本の雰囲気が明らかに違っていた。


だらしなくふらふらしていた三本とは比べようがないほど、その姿は、どこか凛とした佇まいさえ感じさせる。


目にも精気が溢れ、どこか煌々とした妖しい光を放っているかのような印象を受ける。


こいつ、一体何なんだ……?


三本の変貌に思わずたじろいでいると、その三本がくるりと私に背を向け、突然歩き出した。


「あ、ま、待っ、」


待って、そう言おうとしてやめた。


多分、私はこの空気にのまれているだけだ。

のまれちゃだめだ、自分のペースで行かなくては。


そう思い、私は負けじと急ぎ足で三本の横に並ぶようにして歩き始めた。


公園にある公衆電話の横を通り過ぎる。


昔、稲川淳二の心霊番組か何かで、あの公衆電話で写真を撮ると、兵隊の霊が写るとか何とか……


ふと、そんな事を思い出していると、三本はいつの間にか私を置いて奥の方へと進んでいく。


慌てて跡を追う。


やがて道は舗装されたアスファルトから、草木が茂る場所へと移り変わって行った。


道無き道とでも言ってもいいのだろうか、人気も無い暗い夜道。いや、もはや獣道だ。


普通心霊スポットと呼ばれるものならば、慰霊碑なんかがある公園の中央辺りではないだろうか?


それにテレビの取材なんかでも、ここより霊の目撃情報が多い場所は、他にも幾らでもあるはずだ。


なのになぜ、三本はこんな道を選ぶ?


納得のいかないまま、私は三本に妙な不安を感じつつ、その背中を追って歩き続けた。


やがて10分程歩いただろうか。不意に街灯の明かりが私の目に飛び込んだ。


何だ、ショートカットでもしたのかなと、街灯の照らす先に目をやったその時だった。


私の視界に、異質な風景が広がった。


真っ赤な血、のような花びらの雨。


赤い、真っ赤だ。しかもこれは……桜の花?


不意に辺りを見上げる。


一面が真っ赤に染まった木々で溢れかえっている。

そこから数千、いや、数万とも言える程の真赤な花びらが、空へと舞い上がり、私の頭上へと舞い落ちていた。


桜の雨……いや、血の雨?

普段見る桜の色とは明らかに違う。

こんな桜の花を、私は今まで一度も見たことが無い。


「この桜の花びら、何色に見えます……?」


不意に三本に尋ねられた私は、口をポカンとしながらただ一言答えた。


「真っ赤……」


「そう……良かった。佐伯さんは見える人なんだね」


ふと、三本が零すように言った。


「何……が?」


私の問いに三本はクスリと小さく笑う。


「あれ、何か分かる?」


三本が一際大きな桜の木の下を指差す。


釣られてそこに視線を落とすと、何やら規則的に並ぶ石碑のようなものがある事に気がついた。


石碑は何十、いや、もっとある、何百とも言っていい。ズラリと規則的に並んでいた。


少し角が丸まっていて、長い年月ここに安置されていたのだろうか、石碑の周りは苔だらけになっている。


「両軍ともね、兵の供給が間に合わなかったんだ」


不意に三本が口を開く。


「困った薩軍はね、年端もいかない子供にまで、銃を持たせたそうだよ」


「少年兵……?」


私の声に、三本は静かに頷く。


「一ヶ月、約一ヶ月で、この田原坂で3000人もの人が亡くなったそうだよ。まともに弔うこともできず、死体は山のように折り重なり、集めるだけ集められ、その場に埋められた」


「じゃ、じゃあこの石碑は?」


「うん、全て無縁仏さ。名も無き3000人の亡者のね」


私の問いに、三本が今度はハッキリとした言葉で答える。


だが亡者っていうのは……


「どうしたの?」


三本が私の表情を見て覚ったのか聞いてきた。


「亡者っていうのはどうなんだろ。戦争は終わったし、彼らは今安らかに眠っているわけ、」


そこまで言った時だ。


「はははははははははっ!」


狂ったような笑い声が、突然夜空に響いた。


三本だ。


「佐伯さん、それ可笑しいよ、可笑しすぎるよ!あはははははっ」


「な、何が可笑しいんだ!?」


むっとする私を意に介さず、三本は身をよじりながら笑い続けた。


「いい加減に、」


そこまで私が言いかけて、三本は笑い声をピタリと止めた。


そして私に鋭い視線をつきつけ、口を開く。


「佐伯さんも見たよね?あの真っ赤な桜の花びらを……あれが証拠さ、ほら、見てごらん」


言われるがまま、私は三本が指し示す石碑に目をやった。


石碑に無数の花びらが舞い落ちる。さっきと何も変わらない光景。


何も変わら……


何だ?何かおかしい、いや、おかしいのは私の眼か?何か、何か変だ。


視界が歪む。蜃気楼でも見ているかのように、石碑が歪んで見えるのだ。


何度も目を擦ってみたが、歪みは私の視界から消えない。


いや、むしろ歪みが酷くなっていく。

地面が盛り上がるかのように見え、地中からは白く、爛れたような手が……手……が……


「うっ……うわぁぁぁぁぁっ!?」


私は獣のような叫び声を上げていた。

断末魔と言ってもいい。


何だこれ何だこれ何だこれ!?


体中の血液が逆流するほどの恐怖が、私の全身を支配し、体が痺れたように動かない。


「終わってなんかいないよ」


何だ?三本は、三本は何を言っている?


「彼らはまだ続けているのさ。終わり無き戦いを、この田原坂を、あたり一面真っ赤に染め上げるために!」


歓喜するかのような三本の声、その声に呼応したかのように、桜の花びらが突如一斉に舞い上がった。


そして、白く蠢く数百、数千の爛れた手に降りかかる。


真っ赤な花びらを掴もうと、手は一斉に宙を掻き、もがくように蠢いた。


まるで、血をよこせと、せがむように……


朝露に濡れた窓ガラスを、私はじっと見つめていた。


気がつくと、私は車内に寝かされていたのだ。


おそらく三本がここまで運んでくれたのだろう。


「私は気を失っていたのか……?」


ふと、隣に居た三本に尋ねる。


「いえ、肩を貸しただけですよ。体がいう事をきかなかっただけじゃないかな?車まで運んだら、そのまま寝ちゃいましたし、あっ、いたずらなんてしてませんからね!神に誓って!」


そう言って三本はいつもの調子で慌てふためいた。


「当たり前だ。そんな事したら即殺す」


朝っぱらから物騒な事を言うもんだと自分でも思ったが、不思議と心は落ち着いていた。

むしろ穏やかだ。


「結局宿で休めなかったな。今度はゆっくりしたいもんだ」


「あっじゃあ今度プライベート一泊どうで、」


そこまで言って、三本は鼻っ柱を両手で押さえつけ悶絶した。


「ああすまん、私の裏拳、けっこう早いんだ」


そう言って手首を振って見せる。


「あ、あの、そう言った事はなるべく早めに言って頂けると……」


涙目でそう懇願する三本を余所に、私はシートベルトをして車のエンジンを掛けた。


フロントガラスに散り積もった桜の花びら達が、動き出したワイパーで綺麗に拭き取られていく。


何もかも、ここで起こった全てを、洗い流すかのように……



あの一件から数日が立ったある日の事。


私はベランダの植物たちに水をやっていた。


植木鉢に注ぐ水が、ダムが決壊したかのように溢れ出す。

外の喧騒すら耳に入ってこない、そんなぼうっとしていた時だった。


不意に頬にひっつく感触に、我に返った。


「ん?何だろ?あっやば、水やり過ぎちゃった……」


はあっと軽くため息を吐きながら、頬についたそれを手に取る。


それは、


それは……


桜の花びら。

鮮やかな、薄桃色に染まった、儚い桜の花びらだった。


私はそれをそっと手に握り締めると、その場にしゃがみこみ丸くうずくまった。


ふと、目頭が熱くなる。


止めどない感情が、堰を切って溢れ出すかのように、私の口から嗚咽が漏れた。


そして、


「ごめんなさい、ごめんなさい、ひっく、ごめんなさい」


と、まるで子供のように、私はいつまでも、握った桜の花びらに繰り返し言い続けた……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

旅情忌憚『桜降る田原坂』 コオリノ @koorino

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る