117話 上へ上へのこと

上へ上へのこと








「おのれ!蒙昧な輩が!我らの崇高なあああああ!?!?!」




「その口を、閉じろ」




何事かほざこうとした黒ローブの顎が、後藤倫先輩の蹴りによって物理的に閉じられる。


すかさず、手甲の拳が仰け反った喉にめり込んだ。




「ぉぐっ」




喉笛を砕かれ、そいつは血を吐いて倒れた。




「おおおおっ!!!!」




新手が、槍を鋭く突き出す。




「っち!」




鳥の鳴き声めいた掛け声を放ちながら、先輩の両腕がブレる。


初撃で槍を逸らし、懐にするりと潜り込み。




「―――鋭ッ!!!!!」




次の瞬間には、黒いローブの胴体に無数の拳打が撃ち込まれた。


肋骨は・・・恐らく粉々だろう。




口から大量の血を吐くそいつに見切りを付け、先輩は新たな犠牲者の元へ走り出した。




「・・・来い、全員地獄に叩き込んでやる」




手甲に飛び散った血痕を払い、まるで散歩にでも行くような気軽さで先輩は足を踏み出した。






「さあ!天上の座に招いt」




「ぬん!!」




七塚原先輩に向けたボウガンごと、黒ローブの上半身が歪に歪む。


肩口に叩き込まれた八尺棒が、肋骨の中ほどまでを粉砕しながらめり込んだのだ。


・・・即死だな、ありゃあ。




後藤倫先輩も無敵だが、やはり七塚原先輩は・・・無双だ。




相手の受けが、まるで意味をなしていない。


どいつもこいつも、防御にかかげた武器ごと文字通りへし折られている。




「ふううう・・・うううう・・・」




俺同様、先輩もかなりキレているようだ。


まるで口から蒸気を吐き出しているような呼吸音だな。




「一人では無理だ!皆!囲え、囲えぇっ!!」




現状に業を煮やしてか、ワラワラと先輩の周りを囲う黒ローブ。


おいおい、そりゃあ・・・悪手だ。




「ふうう・・・うう、ぬうううううううううううううううううううううううああああああああっ!!!」




息を吐き出しつつ、先輩は地面に伏せ・・・ほぼ腹ばいの状態で地を這うように八尺棒を一回転させた。


もはや、棒とは思えないほどの轟音が響く。




「いぎゃ!?」「あぁ!?」「いぎぃい!?」「おごおおぉ!?」




間合いに入っていた黒ローブどもは、残らず足首を砕かれて倒れる。


言わんこっちゃねえ。






南雲流棒術、『地擦独楽じずりごま』






ああまで見事に決まれば、全員動けまい。




「駄目だ!鉄砲隊!鉄砲隊をぉお!?」




応援を呼ぼうとした黒ローブの顔面に、バカでかい手裏剣が半分以上めり込んで吹き飛ばす。


先輩専用のクソデカ十字手裏剣だ。


伏せた状態のまま、肩の力だけであれほどの威力・・・とんでもない力だな。




「おどれらぁあ!!1人残らず・・・叩き殺しちゃるけえのお!!!!!!!!!!!!!」




恐ろしい雄たけびを周囲に響かせながら、先端を視認できないほどの高速で八尺棒を回転させつつ―――先輩は猛然と走り出した。






俺や先輩方、それに神崎さん。


それぞれが思い思いに戦っているお陰で、黒ローブたちは順調に数を減らしている。


正面入り口に展開している古保利さんたちも、どうやら押しているようだ。


こちらにはいないが、あっちにはゾンビもいるらしい。




「い、いい加減に・・・いい加減に諦めたらどうだっ!!!」




新手が、俺に刀を向けて走る。


半ば無意識に、床を滑るように踏み込み・・・すれ違いざまに軽く首を斬り付けた。




「冗談、きついぜ」




そうこぼすのと、そいつが血を撒き散らして倒れ伏すのはほぼ同時だった。




「「「・・・」」」




気付けば、黒ローブたちは俺を遠巻きにしたまま動かない。


素早く視線を走らせると、先輩方も同じ状況だ。


攻めあぐねているのか。




いや・・・これは、恐れか。




奴らが持つ武器の数々が、小刻みに震えている。


事ここに至って、ようやく恐怖心が芽生えたらしい。


宗教の洗脳、恐るべし。




「なんでだ!」




俺を囲う一団の中から、声が聞こえた。


若いな・・・俺よりも随分。




「なんでお前は・・・お前らは!」




まるで癇癪を起した子供のようだ。


一方的に殺されている現状が、気に入らんらしい。




「―――お前らが、今まで散々やってきたこと・・・そいつが今になって返ってきたって、ことさ!」




投擲した棒手裏剣が、わめいていた黒ローブの眉間に突き刺さった。




「・・・いやだ、ぁ、こんな、の・・・」




情けない断末魔を吐きながら、そいつは後ろに倒れる。


その体がのしかかった後方の奴が、小さな悲鳴を上げた。




「・・・ありがとうよ、休ませてくれて」




そう言いつつ、俺は手ごろな黒ローブに向けて床を蹴る。




「ひいぃいあ!?やめ、やめろ!やめろおおおおおお!!!!」




さっきまでの威勢はどこへやら。


俺に狙われていることに気付いた黒ローブは、武器を放り出して脱兎のごとく駆けだした。




「おい待て!兄弟!」「逃げるな!」「臆してはならん!!」




「いやだあああ!!!いやだあああああああっ!!!!」




恥も外聞もなく駆けていくその背中を、しっかりと狙って拳銃を発射する。




「ぎゃう!?」




肩甲骨の間を銃弾で射貫かれ、つんのめるようにそいつは倒れた。




「今更ジタバタすんじゃね・・・!?」




「おのれえええええええっ!!!」




逃げた奴に気を取られ、横から薙刀片手に襲ってくる新手に気付いたのが遅れた。


いかん、視野が狭くなってたな。




「祝福をおおおおおおおっ!!!」




走り込んだ勢いのまま、下段から跳ね上がる刃。


それに、刀身を沿わせる。




「ふうう・・・う!!」




止めるのではなく、後押しをして速度を上げさせ・・・円を描くように跳ね上げた。


予想以上の勢いに薙刀の制御は困難となり、狙うはずだった俺の胴体より遥か上段にズレる軌道。


俺の刀もまた同じ位置だが・・・引き戻す速度はこっちが速い!




「っしゃああああっ!!!」「げぅ!?」




手元に戻した刀を、間髪入れずにそいつの腹に突き刺した。


その瞬間に、刀を捻る。




「ああああ!?鷹山さん!!!」




知られた顔だったのだろうか、何人かの黒ローブが悲鳴を上げた。


・・・慕われている奴なら、士気も低下するだろうな。




「何故・・・私、が・・・」




世迷言をほざきながら、腹を押さえて跪く黒ローブ。




「『殊更卒爾、粗野、鬼畜の者。また無辜の民に享楽の刃を振るいし者、生きて帰すべからず』」




「・・・は?」




呆気にとられたその顔に、至近距離から拳銃を撃ち込む。


両目の間に銃弾を喰らって、そいつは即死した。




俺の周囲の黒ローブを見回す。




「てめえらはみんな、それだ。だから・・・」




まだ戦意が残っていそうなのは・・・あいつとあいつとあいつか。




「全員、生かして帰さねえ」




そう言った瞬間に、俺はまた新手に突撃した。








「いやあ、やっぱ別行動にしててよかったわ。南雲流は同門以外との集団戦に向かないってことがよくよくわかったよ」




床に転がる黒ローブの死体を飛び越えつつ、古保利さんが近付いてきた。




「お疲れっす。そちらは?」




「軽傷3・・・かな。特に死人は出てないね」




おお、そりゃすごい。


こっちも・・・大丈夫そうだな。




「監視カメラ、気付いてました?」




「うん、でもどうこうできるもんじゃないからね。少数の部隊なら避けることも考えたけど・・・この戦力なら倒しきれると判断したよ」




自信が満ち溢れている。


よほど自分たちの戦力に自信を持っているのだろう。




「それに、いつかは八尺鏡野警視とオブライエン少佐も合流するだろうし」




あっそうか・・・そうだな。




「っていうかキミら・・・1人当たりの殺害人数多すぎ。ちょっとはこっちも頼っていただきたいね」




そう言って、古保利さんは俺の周囲に目を向ける。




そこかしこに転がった、黒ローブの成れの果てを。




「いやあ、そっちはゾンビもいたって話ですし・・・というか、一体どうやって人間とゾンビが一緒に行動を?」




そこが一番気になるんだよな。


どんな手品を使ったのか。




「ああ、簡単さ・・・サスマタで背中を押してこっちに押し付けてきたってワケ」




「・・・は?」




なん・・・だと・・・?


まさかそんな原始的な手を使うとは。


てっり脳に電極でも埋め込んで・・・とか考えてたんだけどな。


意外とローテクだった。




「ま、その過程で何人か噛まれたみたいだけどね」




「・・・狂信者ってのは恐ろしいもんですなあ」




・・・そうか、危険を度外視すればそういう手法も取れるか。


俺には全く考えつかなかったな。


そこまで馬鹿じゃないし。




そこで、背後に神崎さんがいるのに気付いた。




「神崎さん、だいじょう・・・ぶ・・・?」




振り返った俺の目に飛び込んできたのは、何故か頬を赤くして目を潤ませた神崎さんだった。


え?なにこの・・・なに?




「・・・田中野さん」




「は、はひ」




謎の迫力がある神崎さんが、突如として俺の両手を掴んできた。


うおお!?ちょっと!危ないですよ刀持ってんだから!!




「すばら・・・素晴らしいですっ!素晴らしい戦いでした!!」




お、おう・・・お仕事フィルターがお亡くなりになっていらっしゃる。




「知らない技がいくつも!いくつもありました!!」




「え、あ、はい」




「それに・・・それに素晴らしい動きでしたっ!!まるで、まるで舞っているような!とても・・・」




熱っぽい視線を俺に注ぎながら、神崎さんがグイグイくる。


ち、近い近い近い!!


ちょっとォ!若い娘さんがはしたないでござるぞっ!!




「ちょ、ちょっと落ち着いてください神崎さんあの、あのですn」




「特にあの下段の軌道から何度も剣先の動きを変える―――」




神崎さんが止まらない。


っていうか自分もかなり射殺してたのに、よくそんな時間がありましたねえ!?


あの戦いの最中でよくもまあ。




しかし、とりあえずなんとかせねば。


ここで終わりではないのだ。


まだまた先は長い。


なにせ12階まで行かにゃならんのだからな。




ここは片付いたのいでとっとと移動しなければ。




「ちょいあ!」




「ぴっ!?」




間の抜けた掛け声と共に、神崎さんが突如として軽く跳び上がった。




「・・・落ち着け、神田川」




その背後には後藤倫先輩。


伸ばした手を見るに、背中に軽い刺突をお見舞いしたようだ。


アレ地味に痛いんだよな・・・ツボを的確に突いてくるし。




「まだ先は長い、そういうのは帰ってからにして」




「あ、わ、私・・・す、すみません!すみません!!」




強制的に我に返った神崎さんは、顔色を白黒させながら涙目で謝り始めてしまった。




「ふふ、はははは!はははは!!・・・あ~、面白い面白い。じゃあ10分後に出発ね~」




吹き出した古保利さんが、予定を伝えながら楽しそうに去っていく。




「見てて飽きないよ。キミら」




そう、肩を震わせながら。






その後は謝り続ける神崎さんをなんとか落ち着かせ、移動の準備に取り掛かった。


拳銃弾は、残り・・・ええと、20発。


手裏剣は残り12枚に、大木ボムは4本。


ふむ、遠距離武器は大事に使おう。


ちょっとキレすぎて軽率にポイポイし過ぎた感ある。




・・・あれほど荒れ狂っていた怒りも、今は落ち着いている。


だが、まだ胸の奥で燻ぶっている感じがある。




まるで、アイドリング状態のエンジンのように。




「田中野さん・・・」




肩に手を置かれた。


正気に戻った神崎さんが、心配そうな顔をしている。


そんなに酷い顔をしていたんだろうか。




「大丈夫ですよ、相棒」




肩に置かれた手を、ぽんぽん叩く。




「筋肉痛になるのは明日ですから!」




「・・・ふふ、そうですね」




俺の間抜けな返しに、毒気を抜かれたように微笑む神崎さん。


うんうん、やっぱ人間笑顔が大事だな、笑顔が。




古保利さんたちがこちらに手を振り上げ、移動を開始する。


おっと、こちらも移動しないとな。




ポケットに入れていた飴玉を口に放り込み、周囲を再確認する。


生きている奴はいないし、ゾンビもいないな。




「行くか」




その八尺棒を随分カラフルに染めた七塚原先輩が聞いてきた。




「うっす。まだまだ残ってますからね」




「先客、万来」




それは違うと思うの、後藤倫先輩。




支度を終え、死体まみれのホールを出る。


階段へ向かう途中、生きている監視カメラに気付く。




そのレンズに向かい、俺は歯を剥き出しにして笑った。




「―――待ってろ、そこまで行ってやるから」




精々、怯えているがいいさ。


胸の奥で、怒りが燻ぶるのを感じた。








6階、7階、8階。


相も変わらず無人フロアが続く。


隅々まで見ているわけではないが、古保利さんたちが戦闘に入っていないから大丈夫だろう。


俺の勘はあてにならないが、先輩方も何も言わないしな。




「田中、次だっけ?」




「『大会議室』はそうっすね」




「さっきのホールでも大分おったけぇな、次も詰めとるじゃろうな」




「ええ、気を引き締めましょう」




こういうのはセオリー通りなら・・・上に行けば行くほど手強いのが増えるからな。


さっきの様子を見る限り、まだまだいるんだろう。


狂信者が。




10階へ続く小階段。


その手前で一休み。




無人フロアで拾った地図を開いて最終確認だ。


10階の大部分は、『大会議室』となっている。


その他の部屋はトイレとか倉庫とか、そういう類の部屋ばかりだ。




俺たちがいる小階段は、例によって大会議室の・・・裏口というか、メインとは違う入り口へ繋がっている。


監視カメラがあるので奇襲はできないが、二方面からの攻撃は仕掛けられる。


ここに至るまで、誰とも接敵していないところから考えると・・・向こうは俺たちを待ち構えているようだ。


・・・望むところであるが。




「よし、行きましょうか」




「おう、わしが先じゃな」




七塚原先輩が八尺棒を肩に担いで階段に歩き出す。


さて、鬼が出るか蛇が出るか・・・




中ごろまで階段を上がった所で、何かが聞こえてきた。




「撃て!!」




これは、古保利さんの声だろうか。


静まりかえった空間では、よく響く。


向こうは接敵したのだろうか。




「撃て!頭をっ―――」






いつになく焦ったその口調を、小規模な爆音がかき消した。






廊下のガラスが振動する。


急な音に、耳鳴りがする。




爆弾・・・だと!?


こんな、ビルの中でか!?


俺の大木ボムならともかく、奴らビルをぶっ壊したいのか!?


急いで階段を駆け上がる。




「来よるぞ!!」




七塚原先輩に続いて階段を上りきると、大会議場の裏手に続く通路と―――




胴体に何かを巻き付けた黒ローブたちが見えた。


まさか、あれが全部っ・・・!?




「伏せてくださいっ!!」




神崎さんに言われるまま廊下に身を投げ出すと、俺の頭上で機関銃が火を噴く。


あづづづづ!薬莢が!薬莢が!!


首が熱ゥイ!!




「爆弾をっ!!」




その声にポケットからパイプを取り出し、ボタンを押して投げる。




「影に!早くっ!!」




慌てて階段まで下がり、身を潜める。




「ここで全部使い切ってください!まだいます!!」




大木ボムの爆音と、重なる悲鳴。


それを聞きながら、俺は残りの爆弾を起動させて残らず通路に向けて投げ込んだ。


連続した爆音と、壁に金属が突き刺さる音が聞こえる。




「なりふり、構わずかーや・・・恐ろしいのう」




俺の横で、七塚原先輩が呟く。


だが、その台詞とは裏腹に・・・その目は爛々と燃えていた。




「恐ろしいけぇ、奴らはここで殺さにゃいけん」




通路に踏み出しながら、先輩は言う。




「奴らを野放しにしとりゃあ、また人が死ぬ」




生き残りがまだいたのか、その動きに呼応して何事か叫ぶ声がする。




「子供が、死ぬ」




その片手には、例の手裏剣が握られている。




「わしにゃあ・・・それが、我慢ならん」




みきり、と腕に血管が浮かぶ。




「我慢、ならんの、じゃあああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!」




咆哮と共に投擲された手裏剣は、凄まじい速度で飛び。




「あそこだ!あそこn」




死体の山から身を乗り出して指示をする黒ローブの、鼻から上を抉りながら突き抜けていった。






「南雲流棒術!!!七塚原無我ッ!!!!」






空気をびりびり震わせ、先輩は叫び―――






「推参おしてまいるッ!!!!!」






猛然と、床を蹴って走り出した。




「来るぞォ!!」




それを見て、生き残りの黒ローブたちは無骨なシールドを展開。


通路に一列に並んだ。




その後列には、銃の姿がある。




いかん!誘いだ!!


攻撃を受け止めて、後ろから蜂の巣にするつもりだ!!


このままじゃあ先輩が―――






「ずううう・・・・りゃあああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!」






走り勢いを全て八尺棒に乗せ、先輩はシールドの中心を真っ直ぐ突いた。




まるでスローモーションのように盾が内側に向かって歪み、その持ち主はロケットめいて後方に射出される。


完全に重力を無視した動きで水平にかっ飛んだそいつは、後列を巻き込んで将棋倒しになった。




・・・先輩が、ええと、なんだっけ?




「ななっち!!後ろ!!」




軽く現実逃避していると、後藤倫先輩が叫んだ。




「まだ生きてる!!!」




死体の山で何かが動いた。




全身に金属片を受けた黒ローブが、いた。




「祝・・・福・・・を」




何事か呟きながら、そいつは何かのスイッチを―――






神崎さんは、銃を構え。




俺は、手裏剣を放とうとし。




後藤倫先輩は、走る体勢に入り。




そして七塚原先輩は、こちらを振り返った。






轟音が響き、閃光が辺りをくらませた。

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