第6話ついに病院実習

今日から県立中央病院実習、私とペアで組んだのは

栗田三重子さん、同じくらいの身長体重、成績も同じくらいのレベル

さてさて向かうは小児科病棟、彼女は、ここのチームナーシングの関係で

婦長側のAチーム、私は主任側のBチーム、ドキドキしてきたよぉ…

申し送りを聞くものの早すぎて書くのが付いてかない。

で、受け持ちの患者さんを割り当てて貰ったのですが

栗田三重子さんは、心臓病のナナちゃん七歳の女の子

私は、同じく心臓病のアオイちゃん五歳の女の子

実習先のナースさん達に「取り敢えず交流と言うことだからお相手してやってな」

で、栗田さんは、ナナちゃんにせがまれてお人形遊びの相手

私は、アオイちゃんとお絵かき。

そうこうしているうちに、お昼になり、私と栗田さんは、お昼休みになった。

栗田さん「なんか、思ってたのと違うよぉ…お子ちゃまの遊び相手なんてねぇ」

私「まあ、初日だし、こんなものかなぁ?」

二人で、お昼のご飯を学生の控え室で、食べて

午後からは、整容の介助

栗田さん「ナナちゃんの、爪切りなんだけど、身切ったらどないしよう、不安だわぁ」

私「私も、アオイちゃんの爪切りなんだけど不安だよ」

こんな感じの会話をして、昼休みは、あっという間に過ぎた

ナナちゃんもアオイちゃんもおとなしくて、聞き分けの良い子だったので、思うより爪切りは、スムーズに終わった

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