第293話 感謝をする心……
今の時代は、当たり前・当然が定着してしまった。
私はお金を出しているのだから、キチンとサービス・対応をしろとか、ミスは絶対に許さないなど、相手を感謝するより、それが当然と受け止められる時代に成ってしまっている!///
お金を支払うのだから、サービス・提供を受けるのは当然では有るが……それは“お金”に見合った物で有ろうか?
安い料金で、良いサービスを受けたいのは誰もが同じで有るが、安い料金しか出していないのに、過剰なサービスを知らない内に求めていないだろうか?
サービスを提供する側だって、気っ風の良い人や金払いが良い人には、自然と愛想良くサービスをしてくれる……
金銭に見合ったサービス・提供を受けられなくて、文句を言ったり口コミサイトに投稿するのは仕方ないけど……そのサービスを提供した人達に、感謝の気持ちは全く無いのだろうか?
お金の力は凄いけど、お金だけでは人の心は買えない。
ミスをする人間は居ても、ミスをしない人間は居ない!
食べ物から始まり、家電製品や工業製品。
更には各サービス業。
これらは“お金”を支払うことで得られる物で有るが、これらを作っているのは人間で有る。
これらを提供してくれている人達に、感謝を一切しないのだろうか?
有ることが感謝では無く、有って当然に成っていないだろうか!?
その感謝の気持ちが、お金で有ることは言うまでも無いが、文句や苦言を言う前に、一拍置いてから出来れば発言して欲しい。
余程の詐欺・横暴行為なら話は別だが、お金に見合ったサービスは受けられたはずで有る。
嫌な話しで有るが、安物は所詮安物で有るし、安価料金・割引チケットで受けられるサービスも残念ながら、その値段に見合ったサービスなので有る……
今の時代は何でも、当たり前・当然の時代に成ってしまい、少しのミスや不具合でも『鬼の首を取ったよう』に喚く!
悪いことでは無いけど……少し行き過ぎている感じがする。
相手に感謝する事を忘れてしまった現代。
だからこそ自分勝手な人間や、己の事しか考えない人間が増えているのだろう!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます