第198話 てんとう虫
とある日……
私は何気なく天井を見上げると、部屋の天井付近に、黒くて丸い物を見付ける?
私は何だろうと感じて、その黒くて丸い物の確認をする為に近付く……
それは……てんとう虫で有った!
赤い体に黒い丸点のてんとう虫では無く、逆のバージョンで有った。
てんとう虫は、益虫でも有るが害虫でも有る。
けど、私の世界での“てんとう虫”は害虫では無いので、外へ逃がすことにする。
昆虫でも、無闇に殺してはいけない……
場所が天井付近なので、私は脚立を用意して、更に手で摘まむと潰しそうなので、適当なサイズの紙を用意して、てんとう虫をその紙に落とす。
……
…
・
私は無事に、てんとう虫を捕獲することが出来た!
用紙に“てんとう虫”を落とした時、素直に落ちてくれたのが良かった。
もし、これが飛ばれてしまうと厄介に成るからだ!!///
私は、てんとう虫を屋外に放つ。
すると、てんとう虫は直ぐに飛び去っていった……
私は、その飛んで行く姿を見て思う。
『元気に飛んで行って良かった…!』
『何時から居たのかは分からないけど、昆虫の生命力は強いな…!!』
私の
てんとう虫だって、一生懸命生きている!!
人間様の都合で、本来は命を取るべきでは無い……
けど、私の中で“てんとう虫”が害虫で有ったら、私は“てんとう虫”をどうしているだろうか!?
私も所詮、自分勝手な人間で有る……///
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