第151話 書き手と読み手

 日記を書くのは簡単だが、小説を書くのは難しい!

 日記は本人が読んで満足すれば良いが、小説は本人より、読者よみてさんを楽しませなければ成らない!!

 日記を書くなら、非公開で書けと言われるだろう!?


 初めの頃は無我夢中で小説を書いていたが、最近は色々と考えながら書いている。

 私の文章は読みやすいとか、過激な言葉や表現を使っていないか等、書いていく内に今まで気付かなかった部分が色々と出て来る。


 そして、一番の問題は、書き手の読み手の波長が、合っているかで有る!?

 私自身で言うのも変だが、私の作品は、普通の作品とは違うと自覚している!!


 ラブコメ作品も、全くラブコメらしくないし、ハラハラドキドキする場面も殆ど無い!

 日常物語を私が書いても、私は書いた日常物語は受けいられ無かった……


 後一番困るのが、ライトノベル小説は様式が有るようで無いから『あなたの作品は読みにくい!』と言われてしまうと困ってしまう!(汗)

 有名作家さんのフォーマットを真似れば、それで済む話しだが、私には真似がしにくい部分もたくさん有るし、それに今更、書き方を変えろと言われても、簡単に変えられる訳で無い……


 この文章を書き記していて一番感じたのが、私は一人称の文章を書くのが一番得意では無いかなと感じる。

 一人称なら、主人公や相手の感情を書かなくても良いし、会話が無いから読みにくいとは言われない筈だ!?


 私の作品に人気が出ないのは、書き手の読み手の温度差が大きすぎるからだろう。

 独りよがりの作品を書いているつもりは無いが、知らない内にそう成っているのかも知れない……

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