第141話 価値
残念ながら、この世の中、全ての物にランク付けがされている。
車に始まり、電化製品やスマートフォン。
人間だって勿論、ランク付けが勝手にされている。
代表的なのは、イケメン、美人・美少女に始まり、学歴や勤め先、住んでいる地域などで、勝手に人間ランキングが出来上がっている。
当然、高ランクの人間ほど豊かな生活が出来て、順位が下がれば下がるほど、惨めな生活をしている人が増えてくる……
価値は努力で高められることも有るが、殆どの場合が先天性で有る。
イケメン・美人の家系に生まれる事が出来れば、それだけ恋愛に苦労をしなくて良くなるし、権力者の家に生まれる事が出来れば、何不自由なく生活が出来るだろう。
価値の有る人間・無い人間と、良く使われる言葉で有るが、殆どの人が自分(私)自身で価値を肯定して生きている。
だけど、その価値を決めるのは本人では無く、常に第三者だ。
地域に求められる人間、企業に求められる人間など、幾ら本人が優秀や高学歴で有っても、価値の最終判断を本人では出来ない……
第三者に認めて貰えてこそ、初めて価値が生まれるので有る!
男性と女性。
どちらに価値が有るかと言われれば、間違いなく女性で有る!!
これはどうしてかと言うと……所詮、男女平等を謳っても、この国いや、世界はまだ男性社会だからだ!!
けど、女性社会に変わっても、その価値は変わらないだろう……
女性の方が生物的にも、重要な立ち位置は変わらないし、男性を求められる場面が現代では殆ど存在しない……
外敵から身を守って貰う時代では無いし、力仕事も、建設機械や道具・工具を活用すれば、女性でも出来る。
今の時代。男性のメリットを探す方が大変だ……
話しは少しずれてしまったが、価値は本人で設定しても、認められなければ意味が無いし、認めて貰うのも一朝一夕では出来ない。
生きにくい時代だ……
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