第124話 読み合い

 私は小説活動を本格的に初めて一年以上の時が経つが、未だ満足にキーボードは打てないし、文章(小説)を作るにも時間が掛かっている……

 私みたいな底辺小説家は数で勝負するしか無いが、一日に撃てる弾(投稿)も限界が有る。


(もっと、効率的に閲覧者や評価を高められないか!?)

(このままでは、全てが中途半端に終わってしまうよ!!)


 普通の勝負では私は勝てない……

 私の作品は中高生向けの作品では無いし、異世界好きの方は全く読まないジャンルで有る。


 其処で私は、読み合いイベントに参加して見ることにした。

 今までも気には成っていたが、読み合いをする暇が有るなら、作品作りに時間を掛けたかった。


『お互いの作品を読み合って、モチベーションを上げましょう!』が、本来の読み合い趣旨で有るだろう……

 その為、評価などは二の次で有るが!?


(読み合いなら、私の作品も必ず読まれるだろうし、私も他の作品を知ることが出来る!!)


 私はそう思い、読み合いイベントに参加してみた!

 けど……私本来の思っていた、読み合いとは少し違った//////


 言葉が悪いが、純粋な読み合いでは無く、評価の付け合いや、傷の舐め合いをしている風に感じ取ってしまった……


 評価を貰ったから評価を返すと言う……仲良し小好しのイベント化しているのと、評価の貰い逃げをしている人が非常に多いと感じた!

 中には私が低評価扱いにしたから、お義理の『応援します!』返しをして『義務は果たしました!』の人も居る。


 私も残念ながら、好き嫌いが激しい性分なので、嫌いなジャンルはまず読まないし、高評価も付けることも出来ない……

 但し、面白い作品や感動する作品には、積極的に高評価を付ける!!


 とある週を中心に、読み合いイベントに積極的参加してきたが、私の場合は読み合いイベントに、参加をするべきの人では無いなと感じた。

 私にとって読み合いイベントは、どうしても仕事に成ってしまうし、またその対価を求めてしまうからだ……


 良い作品に巡り会ったり、それを見て貰うのは非常に難しいと感じた。




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