第2話ひかりの怪我
ひかり「お母さん!
痛いよ。。。」
母「やっぱり駄目ね。。病院へいきましょう。」
幼稚園に通う中、ひかりはおねぇちゃんになった。
妹が生まれ、弟が生まれたからで。
そうなると、、
当然のようにあるのである。。。
ベビーベットである。
それが、何かって?
それが、問題だったんだ。
子供の発想する遊びは予測がたたない。。。
ひかりは、よりによって、そのベビーベットの柵に捕まりよじ登り、
そして、なぜか、普通ならベットの中に入るだろう。。。
それなのに、なーんてあんぽんたんなんだ!
よりによって、その柵を背に向け、両腕を柵の中に入れたまま、飛び降りる。
初めは上手くいき、ぴょん! と飛び降りる。
また、同じく登り、同じく飛び降りる。
俺はハラハラしながら見守り、
ヤバかったら、瞬時に救けるつもりで、側にいたんだ。
止めるように、突いたが、
全く聞かずでな。。。
この時、俺は、
あぁ、、俺の声がひかりに聞こえたらなぁ。。。
何度、思った事か。。。
そして、ついに来るんだ!
その時が。。。
一瞬だった!
柵に腕が残ったまま、飛び降りた!
その瞬間、お不動様が、ひかりを支え、俺が受け止めた。
しかし、多少腕が柵に残り、、、
傷みがひかりを襲う。。。
ひかりは泣き出す。。。
母「だから、やめなさい!って言っ
たでしょう! もう!、、、」
ひかり「ご、、、ごめんなさい。。。グスグス。。。」
泣きながら返事をするひかり。
暫く痛くて痛くて。。。
しかし、母親が腕を見ても外傷が無いので、、一晩様子を見る事に。。
そうして、朝になりやっぱり、痛い。
となり、病院へ。。。
それが、まさか、、、
入院となったんだ。。。
左肘軟骨にヒビが入り。。。
まだ幼いという事で、入院。。。
ひかりは不安な気持ちになる。
家ではなく、こんな薄暗い中ベットに寝かされ、夜を過ごすのだから。。。
だーから! 言ったんだ!
やめろ!ってさ。
それなのに。。。
俺の気持ち、声はひかりには届かない。。。聞こえない。。
お不動様「これで、まだよかったん
じゃよ。大難が小難じ
ゃよ。。骨折でなくて、
よかったのう。。
これも、1つ学びじゃ
危険を知る。
じゃよ。。」
シヴァ「お不動様。。。」
俺は涙が出そうだった。
生まれる時も。
そして今回も。。。
この世界で生きていく事は、沢山の危険がある。
それに、ひかりは向き合う時がこれからもあるだろう。
そして、俺も。。。
いや、俺達もだ。。。
「何をブツブツと言っておるのだ。」
シヴァ「中筒。。。ひかりが。。」
この方こそ、ひかりを育てている神である。
その名も
中筒男命
今生、ひかりを次なる学びと精神の
為にお不動様に、
ひかりを預け、俺に守らせている。
ちなみにだが、
俺と中筒男命は仲がいい。
と言うより、他にも沢山の神々、
仏様方々と仲良しなんだ。
さぁ、始まるぞ!
ひかりを守り、導く俺達、守護霊と名の神仏達、、、
仲間との奮闘が!。。。
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