第61話 神々の雑談

『おいこらシア、なんでアイツは毎回殺し合いやってんだよ!』


私こと、アリシアをシアと呼んでいるのはヘーパイストスだ。


『すみませんすみません!

私も本当に分からないんです!』


私も驚いているのだ。


ケイさんの戦闘回数は普通に考えて、おかしいのだ。



まるで地球にあるマンガの<迷探偵オナン>

の主人公オナンくんの様な事件遭遇率である


いわゆる「巻き込まれ体質」というやつだろう


体質というのは人間の考えであって、実際は

多数いる運命神の影響である。


もしかしたらケイさんも運命神の影響なのだろうか?


『アリちゃ〜ん?朝ごはん何がいい?』


みこと先輩はこんな時でもマイペースである


『それじゃ、カレーでお願いします!』


『えっ?!』


『何かな?ナミちゃん?』


『いや、朝からカレーっすかアリ先輩...お、俺は嫌なんでみこと先輩サンドイッチでお願いします。もちろんカツサンドで!!』


『はいはい、先生はどうしますー?』


『あ、俺か?俺は別にいいぞ』


『ダメですよー先生!朝食は大事なんですよ!食べないと仕事にも影響してくるんです!』


『そ、そうか...それなら俺はうどんで頼む』


『了解でーす!』


先生もみこと先輩の料理に対しての圧に負けたようだ...恐るべしみこと先輩...


『おい、ちょっと予測と外れた』


先生が少し焦った感じで呟く


『え?...ちょっと...』


私も驚いてしまった


『どしたんすかアリ先輩に先生も...は?!』


ナミちゃんも分かったようだ


『『『神龍との接触が早まった?!!』』』


3人でハモってしまった...


それほど驚く事態なのだ。


神の予測が基本外れる事はない


全てが的中することではないので普通なら

『あ、外れましたねー』

くらいなのだ。たまに外れるとやばい状況だと

そんな事は言えないのだが...それは今回も言える。

基本、夜行性である今回の神龍が早朝に現れる事に驚きつつも、ケイさんという存在が関係して皆が驚いているようだ。



3人が呆気に取られている中、そこに呑気な声が響いた。


『はーい朝ごはんできたよー!皆で食べようかー!!』


そこで3人は我に返る。


『それじゃーいただきます!』


『『『い、いただきます...』』』




<あとがき>

学年末テストある...英語と数学勉強しないと赤点かも...


原神楽しいぞ!やろうぜ!八重神子可愛いぞ!

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