よろしく

「ロス、今度役職が変わる」

「王家直属衛士団から移動ですか?」

「いや私には引き続きついてもらいたい」

「じゃどこに」

「一等衛士団指揮官長に」

「は? 他にもっと上の団員が」

「あと」

「え」

「国防団最高司令官の兼任で」

「!? 身に余る上にその兼任って激務じゃ」 

「ロスなら大丈夫。ではよろしく」


*ちなみにこの時は王子提言+国王賛成。苦労人の道へようこそ(でもロスなら大丈夫だった)。

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