従者怖がる〜スピンオフ後日談〜

 地方の自警団との交流も中央との連携を強化する重要な業務の一つである。信頼関係を築くため、今日も王子と従者が自警団の宿所で団員と歓談していた。

「長官、殿下のお隣、空いてますが」

「いや、今近寄りたくない」

「え? 殿下普通ですが」

「お前、正気か」

 常と同じ美麗な笑顔に見える者は幸いである。


 *こちらのスピンオフのおまけです。

 https://kakuyomu.jp/works/16816452221444809835

 まだ少しだけ残る感情。

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