応援コメント

34:その後」への応援コメント

  • 香椎花くんは当て馬だったか。
    この後香椎花が太宰府に馴れ馴れしくして、それに春日がヤキモチ焼いて仲が進展するんですねわかります。



    私も、以前は自分の「出来ないぶり」に、なんで自分だけこんなにダメなのかと思っていました。
    今も思ってますが、あるきっかけから「もう、ダメで良いじゃん! ダメ人間として生きて行く!」と開き直りまして(笑)
    そうして開き直ると、気持ちに余裕が出来て、周りを観察出来るようになりました。
    すると、今まで「ちゃんとしてる」と思っていた周囲が、思ってた程ちゃんとしてない事に気付きました。
    それどころか、「自分より出来てなくね?」って人まで居て。
    ただ、自分が勝手に周りに幻想を見てただけだと気付いて、「なーんだ」と肩を落としました。

    最後の春日の心境は、この時の「なーんだ」に近いのだろうな、と親近感が湧きました。


    新米社会人の春日が、もがきながらも必死に社会を生きて行く姿、心理描写は身近で、同時に自分では気付けない視点もあって、しみじみと「良いなぁ」となる話でした。
    今回も素敵なお話、ありがとうございます。

    作者からの返信

    香椎花は二人の仲を進展させるエンジン的な存在でしたね~^^
    koyadofuさん、さっそく【ゆとり世代】も最後まで読んでくださってありがとうございます!
    (この香椎花。実は前職にこのまんまみたいな子が居てキャラが濃すぎたのでそのまま創作に使わせてもらい出来た子でした。事実はいつだって小説より奇なりですよね)

    そうそう。
    若い時、というか慣れていない世界では余裕がなくなって、どうしても視野が狭窄しがちなので、そのせいで回りが突出して優秀に見えちゃったりするんですよね。わかります。

    肩の力を抜ける頃には、自然と「若手」ではなくなってる。そして、「若手」と呼ばれる子達に、今度は過去の自分を考えさせられたり、改めて学ばせてもらったりする。
    春日の成長はそのまま自分の体験も踏まえたものなので、koyadofuさんが親近感を沸いてくださってて本当に嬉しかったです◎

    今回も「良いなぁ」思って作品を読んでくださってありがとうございました!koyadofuさんのおかげで、私も一緒に過去作を読み直せて、なんだか楽しい時間でした!