2021年 5月26日 A病院で迎える夜-医療的措置中心に-

17:30ごろ夜勤の看護師さんが挨拶にやってくる。


熱を測ると37.6度 解熱剤を飲むか聞かれたので質問をする。

「熱を測るのは今日、これで最後なんですか?」


看護師さんは少し考えて、寝る前にも、もう一度熱を測ってその結果で解熱剤を飲むかどうか決めましょう、と言って去っていった。


咳がつらくて胸が苦しい。レントゲンと採血の結果はどうだったのか気になる。


夕食のメニューは

海老チャーハン、中華風の酢のもの、もやしスープ、メロンだった。


食後にまた、咳止め二錠、強くない下剤を一錠服用する。


あのときキ〇しておけば、というドラマの特別編を見る。

(友人から勧められた)

暇すぎるのでサブスクを使ってドラマを見まくっている。ゲームもしまくっている。


夕食終わりに酸素量を測ったら、酸素量がとうとう91になってしまった。常時酸素を測る装置を身に着けることになった。


鼻に呼吸器の管がついた。血栓を防ぐ点滴も始まった。


点滴の副作用で血糖値があがることがあるので、毎食前に、血糖値を測るというミッションが加わった。面倒である。


追記

多分、このときに既に点滴の中に「レムデシビル」という、元はエボラ出血熱の治療に使われたという、コロナの治療点滴の滴下が始まっていたのだと思う。


血液検査の結果は知らされなかったが、夜ご飯の前にはもう、私は点滴を身に着けていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る