都内A病院での入院治療編
2021年 5月26日 A病院で迎える朝
朝起きてしばらくすると、看護師と隣のベッドの患者さんとの会話が聞こえてくる。今日、変調がなかれば、明日退院するらしい。そうしたら実質一人部屋である。
ラッキー!
兄がマロンを引き取った旨のLINEが届いた。神である。
兄の手で夜、マロンをシャワーをして洗い、へばらないよう、冷房も入れてくれるという。何だかんだ(昔はともかく今現在は)優しい兄である。
3,000円のクオカードからボディシャンプー、リンス、生理用品、のどあめ等を買ってきてもらうよう看護師さんが朝食を持ってきたタイミングで頼む。
熱は朝37.2度。順調に下がっている。
朝食はヘルシーに、ごはん、サツマイモとネギのみそ汁。高野豆腐のそぼろあん。おひたし。
こういうのを待っていたんだよー! と泣きが入る。
そして、さつまいもの味噌汁、メニュー表をみるまで「じゃがいも」だと思い込んでいた。
コロナのせいで、まだ鼻や舌が馬鹿なのかもしれない。
主治医の矢吹先生が10時頃、来て下さる。
のど飴はノンカロリーのもののみOKであること、毎食前に血糖値を測ること(デムベシベル点滴の副作用で血糖値が上がるらしい)、レントゲンと平行して血液検査をすることなどを説明される。
そして点滴をされる前にシャワーを浴びれるなら浴びた方がよいかもしれない、と言われたので先生が去ったあと、慌ててナースコールを押して、風呂場の予約をとる。
そんな、時間の隙間を縫うようにレントゲンを撮った。
検査室には行かない。ポータブルタイプのレントゲン(初めてみた)で、ベッドに硬い板を置いて、上から撮影する方式だった。(続く)
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