76話目
──早く逃げて!──
荘園に響く叫び声
鎮静剤は空っぽ
しかも私の背後には魚影が迫っている
もう無理
そう思った時
──暗号機寸止め完了!──
──頑張れ!持ちこたえろ!──
私が倒れた瞬間、通電する
まだいける!
自分を鼓舞してゲートに走る
そして私たちは、鬼の悔しそうな顔を見ながら逃げたのであった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます