75話目

君の家に近付くにつれて、鼓動が速まる

今日は君の誕生日で、僕らが付き合い始めて一年目でもある、とても大切な日

プレゼントは、読書好きな君なら喜んでくれると思って、今まで秘密にしてきた僕が書いた本

しかもサイン付き

馬鹿にされたら流石に悲しいなぁ

なんて思いながら、インターホンを押す僕だった

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