58話目


僕らはずっと、別れの傍に居たのかもしれない

別れは鋭くて、深く傷を残して消える

それは酷く淡白で、重い事


僕は君と居られて嬉しかった

君はどうだったかな


今更気付いても遅けど、僕の心には常に君がいた

これから君とは道をたがえる

でも一つだけ願う事を許して欲しい



いつかまた、どこかで、逢えますように

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