<5.小麦畑でつかまえて>

 平沢先輩達と合流し、差し入れでもらったみそパンを食べながら時間がすぎるのを待つ。

 気づけば日はとっぷり暮れて、夜が下りるにつれ寒さはいっそう増していた。


「帰るの、だいぶ遅くなっちゃいそうですね」


 澄んだ夜空に散りばめられた無数の星々を見上げながら、早坂がぼそりとつぶやいた。早坂のことだから、嫌味などではないはずだが、さすがに申し訳なくなってくる。


「みんなは先に帰ってもいいぞ。あとは話を聞くだけだし、俺一人でも大丈夫だ」

「帰れって、あんたはどないすんねん」

「電車で帰るよ。終電には間に合うだろ、たぶん」


 俺はなるべく心配をかけないように、おどけた調子で言ってみせる。

 しかし、それはあまり通用しなかったらしい。向けられる視線には、多分な憂慮が含まれていた。


「いまさら何を言ってんだ。ここまで来たら、あたしらも最後まで見届ける」少し怒ったふうな口調で高千穂先輩が宣告する。「それに、ほらっ、もう待つ必要はないみたいだ――」


 ちょうど役場の裏口から、仕事を終えたメガネの司書が出てくるところだった。彼女は少し気後れした様子をのぞかせながらも、のっそりとした歩調で近づいてくる。

 生徒会コンビの説得の結果、どうにか“畑でカミナリに打たれて死んだ人物”を知るお婆さんを紹介してもらえることになった。ただ条件として司書も付き添うことになり、仕事が終わるまで待たされた次第だ。


「お、お待たせ。行こうか……」


 司書は自転車通勤であるが、お婆さんの家は少し遠いようなので車に同乗して案内する段取りになっていた。ガイド役に助手席をゆずり、俺は二列目の高千穂先輩と佐藤先輩の間にはさまれる。


 ヘッドライトを点灯して、車が滑り出す。慣れない田舎道、しかも夜ときている。平沢先輩はこれまで以上に慎重な運転で、ゆっくりと車を走らせていた。


 道中の車内は無益な話題が飛び交う。唯一利になったのは、司書の名前が「新井律子あらい りつこ」とわかったことくらいだろうか。

 その司書の新井さんはというと、なぜか小町と小栗上野介の話で盛り上がっていた。


 しばらくして、「そこを右に曲がって」と、新井さんが指示を送る。国道をそれて脇道に入った先に、広い庭の立派な一軒家が見えた。


 周囲を囲む生け垣に横づけして車を停める。新井さんに先導され、俺達は敷地内に足を踏み入れた。

 ちらりと奥にある、シャッターが開いたままの納屋型の車庫が目に入った。軽トラックと農業用トラクターが並んでいるところを見るに、どうやら家業は農家らしい。


 玄関には「高橋」という表札がかかっていた。名字が違うので、おそらく母方の祖母なのだろう。

 新井さんがインターホンを押すと、すぐに家の人が出てくる。人のよさそうな中年夫婦だ。


「いらっしゃい、りっちゃん」

「おじさんおばさん、こんばんは。この子達がさっき電話で話した、お婆ちゃんに会いたいって子達で――」


 事前に連絡してくれていたおかげで、話はすんなりと通った。俺達は奥の広間に招かれ、お茶とお茶菓子を馳走になる、

 ほどなくして、新井さんがお婆さんを連れてあらわれた。老人の年齢を読み解くのは難しいが、だいたい七十代くらいだろうか。ヒザが悪いらしく、歩き方が少しぎこちない。


 お婆さんは座椅子に腰を下ろし、ほっと重い息をついた。しわに埋もれた目が、ゆるりと俺達を見回す。


「あんたらかい、姉ちゃんの話を聞きたいってのは」

「はい、よろしくお願いします」


 俺は頭を下げながら、お婆さんの言葉を反芻する。姉ちゃんということは、このお婆さんはにあたるわけだ。

 魔王から連想する印象とはかなり縁遠い、ほっこりとした雰囲気の持ち主だった。


「しかし、なんでまた姉ちゃんの話を聞きたいんだね。あんたらが生まれるよりずっと前の、古い話だよ」


 当然想定していなければならなかった疑問であるが、ここまでたどり着けたことに満足していた俺は、そのことをすっかり失念していた。とっさに言葉が出ず、閉じた唇を離せないでいた。


「えっと、それは――」と、見かねた早坂が事情をでっち上げようと口を開く。


 頼りになる後輩だ。でも、俺はデタラメな理由がもれ出る前に、早坂を目線で制止した。

 身内の死の状況をたずねようというのに、ここでウソをつくのは失礼に思えたのだ。身内の死を経験したからこそ、そんなことを思ったのかもしれない。


「信じられないかもしれませんが、お姉さんと思われる人物が生まれ変わって別の世界にいるんです」


 お婆さんはあんぐりと口を開けて戸惑っている。その隣にいた新井さんは、メガネがずれ落ちるほど驚いていた。


「あんた、何を言ってるんだい?」

「その人は、記憶が曖昧ではっきりと自分の前世をおぼえていません。でも、元の家族の境遇をすごく気にかけています。正直、その人がお婆さんの姉だという確証はまだありませんが、少しでも可能性があるなら伝えてあげたい。お姉さんのこともお婆さんのことも教えてほしいんです。協力してくれませんか」


 言葉は全然足りないかもしれないが、誠心誠意気持ちを込めて言った。

 死は残酷なもので、どれだけ大事に思っても永遠の離別を余儀なくされる。だからこそ、死したあとに想いが届くことは無上の喜びとなる。そのことを、俺は誰よりも知っている。


「わかったよ」と、お婆さんは静かに了承した。

「ちょっと、お婆ちゃん本気? こんな話、信じるの?」

「まあ、いいじゃないか。何を話したところで減るものでもない、隠す理由なんてないだろ。それにね、あたしはうれしいんだ。姉ちゃんのことをおぼえている人間は、もうこの世にあたししかいない。姉ちゃんのことを知っている人が少しでも増えてくれるなら、こんなにありがたいことはないよ」


 お婆さんにこう言われては、新井さんも反対はできない。不満を飲み込んで、おとなしく座布団に座りなおした。

 俺は背筋を伸ばして、話を聞く姿勢を整える。隣に座る早坂も、中指でメガネを整えていた。


「姉ちゃんが死んだのは……あたしが六つか七つの頃だから、もう半世紀以上も昔のことだね。赤城颪が身に染みる、とても寒い冬だったことをおぼえてる。うちは母子三人の貧乏暮らしで、いまの子には考えられないようなみすぼらしい生活を送っていた。家なんて年中隙間風が吹く掘っ立て小屋でねぇ、住みついてたネズミが凍死するようなところだった」


 お婆さんが話しはじめると、孫の新井さんも真剣な表情で聞き入る。

 祖母が語ろうとしていることが、親族にとっても大事な話と感じたのだろう。


「父親は物心ついたときにはいなかった。どんな人だったのか、どこに行ったのか、結局聞けずじまいだった。だからねぇ、母ちゃんはずっと働きづめで、まだ小学生だった姉ちゃんもよく手伝っていたよ。姉ちゃんは本当に立派で、自慢の姉だった」

「お婆ちゃん、大変だったんだね」


 新井さんのしんみりとしたつぶやきに、お婆さんは柔和な笑顔を返す。


「母ちゃんは裁縫やら工場勤務やらで日銭を稼いでいたんたけど、お百姓さんに頼まれて畑仕事をやることもあった。そんなときはあたしら子供も駆り出されて、いっしょに働いたもんさ。当時は子供が仕事を手伝うのは珍しいことじゃない。種まきも稲刈りも、大人に混じり泥だらけになってやっていた。でもねぇ、あたしは野良仕事でどうしても嫌な仕事があったんだ。冬に小麦畑で行う、麦踏みが大嫌いだった……」


 早坂がしめやかに息を飲む、俺は知らず知らずのうちに前のめりになっていて、危うく体勢を崩しそうになった。


「あの日も麦踏みが嫌で駄々をこねて、姉ちゃんをずいぶんと困らせていた。何がそんなに嫌だったのか、いまとなってはもうおぼえちゃあいないけど、母ちゃんが他の仕事があって行けない日だったから、怒られる心配はないとわがままを言ったんだと思う。姉ちゃんは困った顔であたしを見たあと、何も言わず一人で畑に行って――戻ってくることはなかった。季節外れのカミナリに打たれて死んだと聞いたとき、気が狂いそうだったよ。どうしていっしょに行かなかったんだろうって後悔した。いっしょに行ったところで、どうにもならないとわかっていたのに。あたしの代わりに、姉ちゃんがカミナリに打たれたような気がしたんだ。そんなことはないって母ちゃんは言ってくれたけど、長いこと、あたしはそう信じていた」


 俺も同じだ。陽介は俺の代わりに死んだような気がして、ずっと苦しい思いをしていた。異世界から電話がなければ、いまも苦しんでいたかもしれない。

 そう考えると、俺はラッキーだ。本人が気に病むなと言ってくれたのだから。


「遺体となった姉ちゃんのことは、あまりおぼえていない。おっかなくて、申し訳なくて、しっかりと見ることができなかった。ただ、一か所だけおぼえてるところがある。ちらりと目にした姉ちゃんの指先が、焦げて黒ずんでいたんだ。その場面だけは、頭にこびりついて離れない」


 姉が死亡したあとも貧しい生活はつづき、お婆さんはずいぶんと苦労したという。お婆さんも、そのお母さんも、姉の死を抱えたまま長い年月耐え忍んできた。

 ようやく生活が安定したのは、中学を卒業後女工として働きはじめてから。その職場で知り合った男性と結婚し、子宝にも恵まれた。お母さんが亡くなり、旦那さんにも先立たれたが、現在では七人の孫に加えて三人のひ孫まで生まれ、幸せな余生を送っている。


「本当にあたしは幸せ者だよ。でもねぇ、時々思うんだ。あのとき、あたしも畑に行っていたら、また違った未来があったんじゃないかってね。姉ちゃんにも同じような幸せがあったかもしれないと、考えずにはいられないんだ」


 お婆さんはティッシュを抜き取り、そっと目元を拭った。孫娘が寄り添い、やさしく背中をなでる。

 俺は感謝の言葉を告げようとしたが、うまく口が働かなかった。無言で、深く深く頭を下げる。


「姉ちゃんに伝言できるなら言っといておくれ、ごめんなさいって」

「はい……」と、どうにか答えはしたが、意味はないだろうと思った。


 きっと魔王は恨んでなんていない。陽介と同じように。

 お婆さんの話は、これで終わりだ。今回の旅の目的を達成したことになる。


 この話が魔王の過去とまだ決まったわけではないが、確認しようがないことだけに、いま考えてもしかたがないだろう。少ない手がかりを元に、これ以上調査するのは困難――俺にできることは、もう何もない。

 俺達はお婆さんと新井さんに礼を言い、お宅を後にした。


「さて、帰ろうか」


 車に乗り込み、帰路につく。ヘッドライトに照らされた夜道を、じっくりと踏みしめるようにタイヤが回る。

 俺は助手席で揺られているうちに、まぶたが重くなりウトウトしてきた。運転する平沢先輩に申し訳なくて、しばらく睡魔と戦っていたが、高速道路に入って少し油断した隙に、あっけなく意識を刈り取られた。疲れていたのだと思う。


 はっきりしない曖昧な感覚に浸りながら、俺は不思議な光景を目にする。時おり見ることがある、これが夢と認知できる夢だ。


 暗がりに浮かびあがった小麦畑で、二人の幼い少女の――姉を追いかける妹の姿があった。どうして二人が姉妹と感じたのかわからないが、夢とはそういうものだろう。

 姉妹の距離は縮まらない。どれだけ必死に走っても、妹が追いつくことはなかった。


 俺は、「あきらめるな!」と、声をかける。本当に声が出たかはさだかでないが、夢の中の俺は確かに言った。


 妹が駆けるスピードを上げた。少しずつ二人の距離が近づき――ついに。

 結局追いつけたのかは、よくおぼえていない。夢は、いつも肝心なところを見せてくれない。


※※※


 日付けが変わる前に、どうにか戻ってくることができた。時計の針はかろうじて、今日で持ちこたえている。

 レンタカー店に車を返し、俺達は店先に出た。やり遂げた充足感はなく、疲労感だけが体に蓄積していた。


「おいしかったね、うどん」と、唐突に平沢先輩が言った。

「あれはうまかったな。寒いときに食ううどんは格別だ」


 どういう風の吹き回しか、高千穂先輩が同意する。二人の意見が一致したところを、はじめて見た。


「甘いお揚げ大好き。やっぱりうどんはきつねだね」

「天ぷらのほうもよかったよ。しんなりした天ぷらの衣に、お出汁が染みておいしかった」


 長い車移動で顔つきに疲れをにじませていた小町と佐藤先輩も、うどん談義に花を咲かせている。


「うちとしては、やっぱり関西風が好みやな。関東風の濃いスープは、いまだにちょっと抵抗ある」

「へえ、そんなに違うものなんですか? 一回関西風のおうどん食べてみたいな」


 須間はともかく、早坂までうどんの話で盛り上がっていた。

 あれだけいろんなことがあったというのに、帰りのサービスエリアで食べた自販機のうどんに感想が塗りつぶされている。俺は呆れてため息をもらした。ここにいる女連中は、揃いも揃って花より団子なお年頃のようだ。

 俺一人感傷的になっているのが、なんだかバカらしくなってきた。


「なんや、その顔」冷笑する俺を、目ざとく見つけた須間は非難の色を浮かべる。「なんか文句言いたそうやな」

「そんなんじゃないけど……話すこと、他にないのか?」


 一同の視線が、いっせいに俺に集まる。この数に見つめられると、圧迫感があって少し腰が引けた。


「他ってなんやねん。うどん、うまかったやろ」

「そう言われても、俺が食ったのはカップラーメンだし」


 向けられた視線に、思いもよらない驚愕がよぎった。意味がわからず、俺はますます萎縮する。


「みんなうどんなのに、なんでラーメンなんだ。まったく、倉本は協調性ないな。そんなんで学校生活やっていけんのか」


 なぜか高千穂先輩に怒られる。カップラーメンを食っただけで、どうしてそこまで言われなければならないのか理解不能だ。

 これが、同調圧力というやつなのだろうか。俺は顔をひきつらせて、後ずさりする。寒さで固くなった右足の関節に、ボルトが引っかかって痛かった。


「まあ、いいじゃない」と、佐藤先輩がなだめに入ってくれたおかげで、ことなきをえる。「うどんは、また今度にしよう」本当にことなきをえたのか、ちょっとわからなくなった。


「とりあえず、今日は解散しようよ。運転でクタクタなんだ。早くお風呂に入って、ゆっくり休みたい」

「平沢先輩、ずっと運転だもんね。ホント、お疲れ様です」

「倉本、今回のことは貸しやからな。倍にして返してもらうで!」


 これ以上、ダラダラしている理由はなかった。別れの挨拶を交わし、それぞれ家路につく。

 最後に残されたのは、俺と早坂だ。群馬と違ってぼんやりとした夜空の下、二人並んで去っていく人影を見送っていた。


「今日はありがとうな。もう遅いし、早坂も早く帰ったほうがいいぞ」

「センパイ、送りましょうか?」と、メガネを押さえながら上目遣いに俺を見て、早坂は真剣な声色で言った。


「何を言ってんだ。送らなきゃいけないのは、男の俺のほうだろ」

「でも、センパイ、足が痛そうだったから」


 よく見ている。俺自身も気づかないうちに、表情に出ていたのだろうか。


「大丈夫だって。心配しなくても、まだ平気だ」

「じゃあ、途中までいっしょに――」


 ここで断るとよけい気づかわれるように思えて、早坂の提案に乗り、揃って歩き出す。早坂は俺の右側に張りついて、足がてんで不自由だった頃を思い起こさせる動きで付き添ってくれていた。

 昔をなつかしむと同時に、時の流れを実感する。寒さと疲労で多少痛みはあったが、歩行に支障が出るほどではなかった。


「ところでセンパイ、これで調査はおしまいですか?」

「うん、そうだな。ここらが潮時だろ。今回わかったことが魔王の過去と違っていたら、もうどうしようない、お手上げだ。次の候補地を見つけられるとは思えないから、あとは勇者に丸投げするしかない」

「そうですか、ついに終わっちゃったんですね……」


 終わってしまうことがさみしいと言っていた早坂は、白い息と共にしんみりとつぶやいた。

 とっさに俺はなぐさめの言葉をかけようとして、やめた。上っ面の言葉で形ばかりの慰労はできても、そんなものを求めているわけではないだろう。


 うまく気持ちを言葉にできないもどかしさに苦しみながら、俺は黙って歩きつづけるしかなかった。終幕を惜しみ、足取りはどんどん重くなる。

 それでも、進むことをやめないかぎり、必ず終わりは訪れるものだ。気つけば二人の家路をわかつ、人気のない交差点に到着していた。

 背後に電灯の明かりを浴びた早坂の顔は、夜闇に埋もれてはっきりと見えない。


「じゃあな、早坂……」

「おやすみなさい、センパイ……」


 早坂は深く頭を下げて、顔を上げると同時にくるりと背を向けた。最初の一歩を踏み出すまで、ほんの少しためらう素振りをみせたが、一旦踏み出すと足はよどむことなく進みはじめる。

 遠ざかる早坂を見つめながら、胸の奥に名状しがたい焦燥感がたぎっていくのを感じた。


 それが、以前にも似た感情を抱いた経験を思い起こさせる。自称「神様」と会ったときのことだ。陽介は死に、俺は生き返る――永遠の別れを突きつけられた場面が脳裏に浮かんだ。

 まるで状況は違うのに、何も伝えることができなかった後悔の記憶が弾ける。


「早坂!」


 たまらず声をかけると、彼女はぎこちない動作で振り返る。

 何を言えばいいのかわからなかった。だから、いま頭に浮かんだ言葉を、そのまま口にする。


「早坂が図書委員でよかったよ。いつでも会いにいける」


 早坂の強張った顔つきが呆けた表情に変化し、さらに少し気の抜けたような……それでいて、どこか安心したような笑顔に変わる。

 胸の奥のわだかまりが、たやすく解けていくのを感じた。こんなにも簡単なことだったのかと、なんだか笑えてくる。


「はい、お待ちしています!」


 元気よく告げた早坂のメガネが、電灯を浴びてキラリと輝いた。

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