ミニエピソード・設定

リエナのなぜなにRe:スクール(*'ω'*)

 ここは、


「『帰還勇者のRe:スクール(学園無双)』  勇者になり異世界を救った陰キャ、鋼メンタル&スキル持ちで地球に帰還し、学校カーストを無双下克上する。「魔王討伐と比べたら学校カーストとかヌルゲー過ぎる……」」


 に登場する用語や設定に、私ことリエナが答えるコーナーです♪


 じゃあ感想に書いてあったこととかを中心に答えていきますね。



●勇者ってぶっちゃけなんなん?


 勇者というのは、神々の間で交わされた古の盟約によって地上に顕現できない女神アテナイに代わり、地上で正義を執行する女神アテナイの代行者のことです。


 勇者として選ばれるのは、女神アテナイの加護を人一倍強く受けられる極めて特別な人間だけ。


 勇者様(織田修平)が5年前に異世界召喚されたのも、勇者としての適性が極めて高かったからなんです。


 勇者は必ずしも男性というわけではなく、過去には女性の勇者も存在しています。

 でもほとんどの場合、勇者は男性だったみたいですね。


 ちなみに勇者様は、歴代最強の勇者と言われているんですよ。

 それはつまり女神アテナイの加護を、史上最も強く受けることができる人間ということ。


 過去に例を見ないその圧倒的な強さから、オーフェルマウスでは『絶対不敗の最強勇者』『女神アテナイの再臨』といった二つ名で呼ばれていました。



●「女神の加護」と「勇者スキル」って違うの?


 女神アテナイの加護を受けることで、様々なスキルが使えるようになるんです。

 私の神術(スキルと同義です)も、女神アテナイの加護を色々と得ているおかげで使えるんですよ。


 でも区別が曖昧なところもなくはないので、「ここは厳密には勇者スキルと書くべきでは?」とかあまりツッコまないであげてくださいね!

 作者も多分「ここどうかなぁ……」って気になってるはずなので。



●勇者スキルって回復とかはないの?


 勇者スキルはほとんど全てが、邪悪を討滅するための攻撃系のスキルです。

 勇者=攻撃専門と思って下さい。


 攻撃を受けても、それを上まわる攻撃力で殴り返すのが勇者の基本戦術です。

 防御や回復は主に私のようなパーティの仲間が補います。


 それとほんのわずか数えるほどですが、世界に女神の正義を知らしめるための「正義系」と呼ばれる補助スキルも持っています。


 本編にも登場した『ジャッジメント』がその代表例ですね。



●5年間もリエナと一緒に旅をして、リエナと修平は1回もえっちしなかったの?


 セクハラはやめてください。

 訴えますよ?(静かな怒り)


 実は、女神アテナイの加護の強さに比例して男性の性欲が落ちるという神学理論があるんです。

 どんな男性も力を持つとこぞってエロいことに走るので、強くなる代償として性欲を低減させているのだとかなんとか。


 本当かどうかは分かりませんが、歴代の勇者はみな性欲が薄かったのは事実のようですね。



●ぶっちゃけリエナって偉いの? 高位神官とか言ってるけど。


 偉いですよ! ぷんぷん!

 なにしろ10代で高位神官になったのは、私が初めてなんですから(えっへん!


 しかも勇者様とともに旅をして魔王を討伐した実績まであるんですから。


 他にも女神アテナイの神託を聞くことができるし、勇者様ほどではありませんが、かなり強力な女神アテナイの加護を受けているんです。


 加護のおかげでたくさんの神術を使いこなせる上に、非常に高難度の異世界召喚術まで使えるんですよ?

 異世界召喚術を使えるのは現役だと私だけなんですからね!



●神託ってなに?

 女神アテナイの御言葉です。

 以下、神託を受けた神官がすることです。


・ステップ1

 神託は神様の言語によって伝えられるので、神官はまず人間の言葉に翻訳する必要があります。


・ステップ2

 神託の内容は曖昧でふんわりとしていることが多いため、神官は女神アテナイが何を言いたいのか、今の情勢と照らし合わせて「きっとこのことについて言っているのだろう」と、具体的内容に置き換えて読み解く必要があります。


 神託が外れたように見えるのは、基本的には神官がこの読解を失敗しているからですね。


・例外

 唯一の例外が勇者が神託を聞く時です。

 勇者が自ら神託を聞く時だけは、自身の持つ強力な言語変換の加護によって自身のネイティブな言語として具体的に聞いています。


 勇者様の場合なら日本語として神託を聞くことができます。


 ただ、勇者は「聖剣継承」のような特別な時以外は、基本的には神託を聞くことはできません。


 神託を聞くのは神託の神官の役目ですので!(*'ω'*)b

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