終わらない戦争

ロシアがウクライナに侵攻した。


昨日あたりからずっとテレビや新聞で話題になっているものだ。もちろん、それに反対している国民のデモも起こっているのだが、それらも弾圧されているようである。


ロシアは独裁国家。大統領の思惑で物事が動いているような国なのだろう。いくら国民が反対しようとも戦争をはじめてしまう。


戦争がはじまれば多くの人が死ぬ。


おそらく死者を数としかみていないのだろう。


数じゃない。一人一人生きた人間でそれぞれ大切なひとがいるんんだよね。でも、戦争を始める人は数としかみていないのではないかと思う。


戦争って結局なんのためにするんだろう。


そういえば、去年あっていた大河ドラマ「晴天を衝く」のなかで徳川慶喜(草彅剛)がこんなことをいっていた。


「人間はやりたくなれば戦争をはじめてしまうものだ」(だったかな?)


薩摩をうとう。


長州をうとう。



そんな流れのなかで慶喜はどうしたらこの争いを回避できるのかと考えたいた。けれど、みんなの戦いにむかい士気の高さをどうしても押さえることができずに思わず「好きにせよ」といってしまった。そのことにより「鳥羽伏見の戦い」がはじまったと語る慶喜。


どうしたら、鳥羽伏見の戦いをおさめることができるのか。どうしたら、無駄な争いをなくすことができるのか。


きっとたくさんの葛藤があったのだろう。


その選択のすえに見いだしたのが「逃げること」


そして自分が火種にならぬように自分を「隠す」ことだった。


けれど、慶喜が隠居しようとも日本国内での紛争は起こり、西南戦争へと発展する。そこでも多くの志士たちが死ぬ。


まあ、西南戦争が終結すると内乱は起こらなくなるが、日本の戦争は外国へと向けられることになる。


日中戦争に日露戦争


どちらも勝ちだったようたが、日露戦争がおわったのちかな。


慶喜は大河ドラマで「人間はやりたくなれば戦争をはじめるものだ」と語った。


いろいろと戦争をはじめる理由をのべられるけれど、結局のところそういうことなのかもしれない。


それから日本は勝ちが続くことになり、太平洋戦争(大東亜戦争)へと向かった。


そこで大敗し、日本における戦争が終結することになる。


それから日本は戦争していない。


けれど、世界へ目を向ければ相変わらず紛争が続いている。


だから、平和を掲げている日本だけどいつ戦争に巻き込まれるかわからない。


ただテレビのなかのできごとだと片付けてはいけないのかもしれない。


でも、ただの一般人の私たちにはどうすることもできない。


とにかく


世界から戦争や紛争がなくなればいいのにと願うことしかできない。





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