銀狼怪奇ファイル

そんなに事件ばかり起こっている学校なら退学者、入学辞退者続出だよね!


なぜ最終回笑顔なの!?


と思わずツッコミたくなる学園ミステリー

KinKi Kidsの堂本光一主演の「銀狼怪奇ファイル」


生まれながら二つの脳をもつという主人公の通う学校で次々と猟奇的殺人事件が起こりそらを解決する物語です。じつはその背景には主人公の生い立ちとかもかかわっていたりして、最終的には猟奇的殺人を影で操る黒幕まで登場します。黒幕倒してめでたしめでたしという感じかな。


でも、黒幕含めた加害者たちの闇は深いなあといまさらながら思う。とくに黒幕の「金狼」は可愛そうなキャラです。遺伝子操作で作られて実験材料にされる。化物としかみられないけど、本人はなによりも愛情がほしかった。


同じように遺伝子操作で生まれた主人公はというと、たくさんの愛情をうけて育っていることを目の当たりにし、嫉妬と憎悪に囚われてしまうわけです。だから、さまざまな闇をもつ人たちを利用して猟奇的殺人を繰り返すというわけです。


遺伝子操作のためにずば抜けた頭脳をもったことにより人としての感情が欠損していている化物として扱われてきた金狼だけど、作中では本当に欠損しているのかと疑問におもわせられました。


だって、主人公に嫉妬しているし、施設時代には仲良くしてきた女の子がいた。その子が自分を恐れたことにより殺害。高校生になった彼の前ににはその子とそっくりな女の子と出会い好意を抱いている。


どう考えても感情があるんです。

そのことを親はきづかなかった。

だけど、彼の死後主人公たちは気づいたような演出がなされている。




ちなみに黒幕の金狼役は三宅健です。一話ではいじめられっこの少年として登場します。


あとはいのっちや木村佳乃が先輩役で

宇梶剛士が先生役で出てました。


その他にもいろいろ出てますが、現在亡くなられたり、引退されたりしてますね。


おすすめしたいところですが、このドラマのあとぐらいに未成年による猟奇的な犯罪が勃発したことが影響で再放送などが禁止されたいるみたいです。

DVD化などもされてません。


ちなみに原作は「超頭脳シルバーウルフ」といって、まったく別物の話です。



昔二次創作としてノートに書いてました。


遺伝子操作により天才的な能力をもつ人間。



わたしの作品にもそんな設定のキャラクターがいたりします(笑)まだ裏設定だけど……。


「かぐら骨董店の祓い屋は弓を引く」でないのは確かです。






余談






遺伝子操作といえば、コーディネーター


コーディネーターといえば


「ガンダムSEED」


これもおもしろいです!


今度、続篇が劇場版であるらしい。









追記



ちなみに近況ノートで描いた「赤い傘の少年」はこのドラマで三宅健が演じたキャラクターのイメージイラストです。

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