応援コメント

三十二 遠交」への応援コメント

  •  こんばんは、御作を読みました。
     うーん、悩ましい。
     元就さんは元就さんで、奥さんを失った後、謀に取り憑かれた気がするんですよね(^◇^;)
     勝って、勝って、勝ち続けた。
     なのに長男の隆元さんが亡くなった途端、猛将も名将も抱えながら拡大できなくなったのは……。
     元就さんは絶対にハメてくるって、めっちゃ警戒されたからじゃないかなあ。
     隆元さん、生来の気質かも知れませんが、相手を信用させるという一点では、父親も弟二人も凌駕する器の持ち主だったみたいですし。
     あ、母親の妙久さん譲りだったのかも、と今話を読んで、すっと、そんな気がしました。面白かったです。

     

    作者からの返信

    元就さん、実は奥さんがいるから吉川家乗っ取りはやめておこうと思っていた節がありまして……そこへもって奥さんが亡くなって、しかも吉川家でお家騒動というかダメダメな当主がヤンチャしたらしくて、「機」が出来上がってしまった、という……^^;

    思えば吉川家乗っ取りが、ひとつのターニングポイントで、そこから小早川とかいろいろ……(笑)
    そしてやがては厳島という舞台に上がって、さあこれで、というところで長男夭折。
    長男・隆元は、山口でいわば最高の教育を受けており、しかも大内義隆という、文化面では最高峰の人の薫陶もあり、そりゃあ皆仲良くなろうとするよなぁ、と思います。
    だからこそ陶晴賢についてはヌッ殺すと一番吠えていたみたいだけど(義隆の仇だから)……^^;
    でも、言われてみると、たしかにそういう情が濃いところは、母の血かもしれませんね。

    ありがとうございました。

  • 元就も胸中を吐露できる相手がもう妙玖さんしかいないんだなあ。
    兄と弟を失っても、この女房がいたから伸張できたんでしょうね。

    作者からの返信

    実は参考のために「釣りバカ日誌」を見ていたのは秘密です。
    ……それはさておき、娘を人質に出したり、失ったりと、妙玖さんがキレずに(キレても許して)元就のそばにいたのが大きかったんでしょうね。
    のちに「お前ら、かーちゃんのことを忘れんなよ」と三兄弟に手紙を残しているくらいに……^^;

    ありがとうございました。