第5話
七鮎川円花は俺の事を知らない人を見る目で見る。
「どちら様ですか。
3年の草薙先輩?
で、わたしになにか御用でしょうか」
氷の優等生と呼ばれてるらしい。
知らんぷりをされてしまった。
既に体まで重ねたのになー。
おれは傷心で家に帰る。
「草薙先輩、学校ではゴメンなさい。
あの先輩と親しいと言うのはあまり知られたくないんですの」
彼女は家まですぐ飛んできた。
ペコペコ頭を下げる円花。
謝罪をする彼女にはその分サービスしてもらった。
お口で俺の下半身に愛撫をする。
その行為を嫌がっていた。
それをやって貰えたのだ。
学校で知らんぷりをされるくらいお釣りが来る。
彼女は学校で有名人だ。
分厚いメガネで隠しているが美人。
学校には体育の時間も有る。
メガネを外した素顔はどこかで見られてしまう。
「何なの、あのメガネ。
分厚い丸メガネ、ダサッ。
のび太君かっての」
「あの言葉も変よね。
キャラ作りかよ。
お嬢様キャラなの? 無いわー」
同性には嫌われてるようだ。
美人で金持ち、女性友達を作ろうとしてない。
そりゃ孤立するだろう。
同性の友人はいなくても異性には囲まれている。
「七鮎川様、ご機嫌いかがですか」
「何か御用が有りましたら、いつでもお申し付けください」
美少女に下心が有るにしてはちょいと変な男達。
「七鮎川家と取引のある会社の人間ですわ。
私など本家では無い、傍流に過ぎませんのに。
それでも取り入ればメリットが有ると考えてるんでしょう」
「私と草薙先輩が親しくしていれば、何処かから情報が上がりますわ。
校内では見られない方が良いですわ」
はーん。
そんなものか。
円花は資産家のお嬢様の苦労を背負いつつ、隠れて魔法少女もやってたらしい。
そりゃ気疲れもするだろう。
円花、君は苦労を一人で抱えようとする努力家だ。
少しは俺にも手伝わせてくれ。
これからは俺も君の力になるよ。
俺は適当なセリフでサービスする。
これからはお嬢様、魔法少女だけでは無い。
隠れて俺のセフレもやってもらうのだ。
多少の疲れは癒してあげないと。
そして俺は現在、円花をベッドに引きずり込んでる。
週二回彼女は俺の家にやってくる。
その度にベッドで運動しているのだ。
そろそろ台所でするとか、玄関先でとかプレイに幅を持たせたいところである。
「ダメです、草薙先輩。
下働きの方に気付かれてしまいますわ」
「大丈夫。
ノックせずに入ってきたりしないさ」
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