第7話 敵拠点攻撃司令
「さて…ここなんだが…」
敵の拠点らしきものを発見…しかし
「警備が薄すぎる」
入口に警備兵2機のみであった。
「…となると、一度下がるぞ」
「罠の可能性ありですね」
罠の可能性を加味して一度下がった。
「さて…どうする」
「俺が先陣を切ります」
「駄目だリスクがありすぎる」
「…となると」
「そうだな…」
打つ手なしか…と思われたが。
「なら僕がルーキー君と入口付近を荒らすのはどうでしょう」
「というと?」
「まず2人で入口の警備兵を倒して、
おそらく待ち伏せしているであろう
兵士の位置を割り出します」
「…そこを俺たちで叩くと」
「その通りです」
「…その手しかなさそうだな、だが
無茶はするな、これは絶対だ」
「「了解!」」
『よし、タスク、ルーキー、指定の
位置に全員着いた』
ナイフが無線で通達する。
「よし、ルーキー君」
「はい?」
「暴れようか!」
タスクは拳を出す。
「ええ!」
それにルーキーは同じく拳を出し、
拳同士をぶつけ合う。
「ふぁ〜」
警備兵の1人が眠そうに欠伸をかく。
「おい、集中しろ」
「わかってるよ」
「…ん?おい!止まれ!」
「何だ?」
「リングの機体だ!」
「敵襲だ!」
「お、気づかれたね」
「暴れましょう」
2人はブレードを抜き、警備兵に詰め寄る。
「敵襲だ!」
ルーキーは2本のブレードを振り上げバックパックのエアーブースターで詰め寄る。
そして警備兵の脚部装甲を破壊する。
「なんだ!?なぜ脚部装甲を…」
タスクはハンドガンとブレードを用いている。
「さて…まずは」
手始めにブレードで詰め寄る、そして受け止められるが、ハンドガンで肩部の装甲を剥がす。
「!?」
「…ルーキー君」
「ええ、狙われてますね」
狙撃手がいることを確認し。
「行くよ!」
「ええ!」
エアーブースター全開で動き回った。
「畜生!早すぎる!!」
「当たらね!」
『足止めをしろ!狙撃できん!』
「無理を言うな!!」
「よし、ルーキーたちよくやった」
ナイフとフリーダム隊は狙撃手がいるビルまで到達した。
「よし、3…2…1……GOGO!!!」
扉を破壊し一斉に突撃する
「射撃開始!」
「どこから来やがった!?」
「裏から回ってやがったか!」
「畜生!撃ち返せ!」
「そのまま撃ち続けろ!」
ナイフはウルフのブレードを抜き突撃する。
「うおおお!」
1機をブレードで両断し、爆散させる
「なんつー切れ味だ…」
「ナイフさん!制圧完了しました」
「流石は上位部隊のフリーダム隊だ」
「あと2箇所ポイントがありですね」
「そこも制圧するぞ!」
「…タスクさん突撃しましょう」
「え?」
「今なら手薄です、突撃するなら今かと」
「…わかった、行こう!」
「通らせるか!」
「邪魔だ!」
ルーキーは左手のブレードを投げつけ警備兵に突き刺す、そして右手のブレードで敵機のバックパックを破壊する
「てめえもだよ!」
もう1機はタスクがハンドガンで
バックパックを狙撃し、爆散させる。
「よし!」
敵拠点
「…さて、中にもかなりいますね」
「ざっと…30といったところか」
「地道に行きましょうか」
「そうだね」
ルーキーとタスクは地道に敵機を破壊していく。
一方ナイフは…
「さて、ここが最後のポイントだな」
「あ」
「ん?どうした」
2番機があ、と声を上げる。
「隊長とルーキーが…突撃しました」
「…はぁ!?」
「そこか!!」
ナイフの声で位置がバレる。
「何考えてんだ!?あのバカ共は!」
「隊長はたまにポンコツになるんですよ!」
「最悪のタイミングだな!」
物陰で悪口を言っていた。
「とりあえず制圧して応戦に行くぞ」
『了解!』
敵拠点
「よし…これで最後」
「思いの外あっさり行けたね」
「ええ、ですが司令部のような部屋はなかったです」
敵の拠点はビルのような構造になっていて、タスクとルーキーは全階をくまなく探したが、司令部らしき部屋はなかった。
「…地下…ですかね」
「そうだろうね」
「とりあえずアンテナは破壊しておきます」
「ありがとう」
ルーキーは屋上のアンテナをブレードで破壊する。
一階
「おい!バカ共!!」
ナイフが鬼の形相(見えないが)で迫ってきた。
「え」
「なんですぐに突撃してんだ!」
「普通に落とせそうだったんで」
「少しは周りを見ろ!!タスクお前もだ!部隊の隊長ともあろう者が1人突っ込むか!?」
「「…おっしゃるとおりです」」
「ったく次は無いぞ、次は部下が自分のミスで死ぬことになるからな」
「はい」
「…さて反省したら、落とす…と言いたいところだが、もう落ちてるな」
「いえ、司令部らしき部屋はありませんでした」
「そうなのか?」
「はい、おそらく地下かと」
「よし、なら地下まで行くか」
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