第9話…エピソード3…シベリア開発

第9話…シベリア開発…エピソード3


1370年7月下旬の月曜日午後5時…キシリクのダーニャの畑


突然アネックがやって来た。今からダーニャと一緒に砦に来いと云う。


1370年7月下旬の月曜日午後7時…キシリクの砦


アドリアン様の許可が下りた。アネックをアドルフの側室とする。


シベリア総督の地位はアダムとし、アネックが補佐する。


アドルフは交易隊を編成し、シベリア全土の交易を一手に引き受けよ。


交易隊を編成するために古女房たちをお前の側室とせよ。


希望の女を何人でも必要なだけ連れて行け。


お前は俺の同母の弟だから誰も文句は言わん。


モンゴルの女たちは全員アドルフの側室になると決まった。


エルダとダーニャは同行は出来ないが側室になるのは大賛成した。


イマン、ラドミラ、ラーニャ、アガタ、シャイマー、キーア、ラガド、


メリカ、トゥルンベク・カナム、イヴァンナ、スネジャーナ、ライサ、


タマーラ、ファイーナ、フョークラ、ルフィナ、ソフィア、


アンジェリーナ、ヌール、ナーディヤ以上の20名が同行する側室兼


ボディガードになった。アドルフと23名の女たちは合同の結婚式をあげた。


アドルフは側室たちが持参してきた薬酒、蜂蜜酒を豪華な料理とともに


飲まされ完全に酔っ払ってしまった。アドルフが気が付いたときは23名


の女たち全員がアドルフを好きなように可愛がっていた。


自分の息子より若くて元気な男を貰って女たちは元気いっぱいだった。


普通ならグロッキーになるはずだが流石にアドルフは若かった。


全員を相手に頑張り、その後ばたんと眠り込み翌日の昼まで目が覚めなかった。


1370年7月下旬の火曜日昼12時…キシリクの砦


アドルフはやっと目が覚めた。女たちがアドルフの身繕いを全てしてくれた。


朝昼兼用の食事を摂り、アドルフは元気いっぱいになった。


アドルフはコークスの仕入先を確保したかった。


アネックに頼むと大ハンと交渉してくれた。


カラガンダ炭田で石炭を仕入れてクリボイログ鉄鉱山に持っていけば良い。


儲けはジョチ・ウルスと折半しよう。


上手く話がまとまり、カラガンダ炭田に行くことになった。


アドルフと親衛隊20名は騎馬弓部隊1万名と馬3万頭及び1万台の馬車を編成した。


自分たちは騎馬銃部隊である。費用はジョチ・ウルス持ちである。


その前にオルダバザールまで行き、商品を売却した。税引きで金塊10トンを得た。


コンクリートの材料も各地で調達しておいた。


1370年8月中旬の日曜日午前10時…カラガンダ


10日掘って瀝青炭を1万トン得た。


1370年8月下旬の木曜日午前10時…ルドニー製鉄工場


10日掘って鉄鉱石を1万トン得た。


コークス炉を作り1万トンの瀝青炭からコークスを2,000トン作った。


高性能の鉄鋼がたくさん出来た。2000トン貰った。


1370年9月中旬の日曜日にルドニーを出てオビ川を下り、


タズ川ほとりのマンガゼヤの街まで来た。


マンガゼヤの永久凍土の上に高床式の鉄筋コンクリート製固定住居を


2,000戸建設し、スチーム暖房「蒸気鉄パイプ」を各固定住居の


各個室に通した。水はタズ川から引いている。


1370年10月上旬の日曜日午前10時…マンガゼヤの交易店


コークス2,000トンと鉄鋼2,000トンを店に下ろし、倉庫に格納した。


客が殺到し、コークス10トンと毛皮類を交換した。


この地域では今年は終わりだ。


★一盗二婢三妾四妻…閨房の楽しみ…トゥルンベク①


見るからに上品そうな美貌の持ち主でアドルフはこんな美人を初めてみた。


率直にアドルフが伝えるとトゥルンベクは可愛い子ねと云ってくれた。


薬酒と滋養強壮エキス入りの蜂蜜酒を口移しで呑ませてくれ、


アドルフは感激した。


無我夢中でアドルフはトゥルンベクを抱き、あまりの心地良さに


疲れも憂いもすべて吹き飛んだ。拙い愛撫に応じてくれ自らも


大きく腰を振ってくれた。無意識のうちに何時間も経過しており、


トゥルンベクは失神してぐっすり眠っていた。テクニックこそ


ないが、アドルフの無限の精力に圧倒されてトゥルンベクは


絶え間ない快楽の大嵐に襲われついには気絶してしまったのだ。


★一盗二婢三妾四妻…閨房の楽しみ…ラガド①


夏8月川船ででかい風呂桶で行水をしているラガドさんを後ろから目撃した。


彼女が突然こちらを振り向いた。


目の前に真っ白い巨大なメロンの玉のような乳房が見えた。


乳暈にゅううんは大きく色も濃かったが両乳首は大きく長くピンク色をしていた。


ラガドさんは大笑いして「坊や。覗き見するなんて可愛いね。


もっとこっちにおいで。じっくり見せてあげるから。」


アドルフはラガドに抱きかかえられて泉質の寝床に連れて行かれた。


アドルフはラガドの大きな乳首を含まされちゅうちゅうと吸いたて


舐めしゃぶった。


ラガドはアドルフのペニスを握り、その硬さ、長さ、太さを確かめ


「うん、まだ少し細いがお前の兄貴のデカブツに引けを取らない一物だ。


どれ持久力を確かめよう。」


ラガドはアドルフの一物を咥えて頬張り舐めしゃぶり始めた。


気持ちは良いがアドルフも負けては居られない。


ラガドの黒光りしている大きな女陰ほとと小指の先程もある大きくて長い


陰核おさねをアドルフの顔全体がじゅるじゅるぬるぬるになり、


淫水まみれになりながら舐め尽くししゃぶり尽くし、


舌を丸めて肛門の穴の中に押し込み、


指や手のひら全体を使って攻め続け、とうとうラガドを大きく絶叫させた。


ラガドは久しぶりに大逝きした。


ぜいぜいと喘ぎ肩で息を継ぐラガドの太ももを両手で全力で抱えて、


ペニスをラガドの


大きな女陰ほとに垂直に突き立て、4浅1深のペースを守りながら


ピストンし続ける。


ラガドは他の女とは違いアドルフの欲望を真正面から受け止めてくれる。


兄貴はどう思っているか知らないがアドルフは他の誰よりもラガドと相性が良い


と思っている。


抱きながらラガドにそれを伝えると何も聞こえない状態で大声を張り上げ全身で


快楽を表現し絶頂していた。


あまりにも感度が良いので途中から4浅2深に変えてみた。


明らかにこの方が良い。3倍位感じるようだ。


ひっきりなしに大絶頂し、しかも他の女のように失神したりしない。


ただ流石に休憩をしたいようで、両手でアドルフの肩をばんばんと叩いてきた。


ギブアップの意味に解釈してアドルフはしばし休憩した。


アドルフは一度も逝かず元のままだった。ラガドも気が付いており


「ごめんね。私だけ気持ちよくなって。休憩したらもう一度しよう。」と云った。


アドルフは黙ってラガドを抱きしめ「抱きしめられて」肩を撫でながら


うんざりするような優しいキスをした。


優しくされてラガドはアドルフをすっかり気に入り母性本能をくすぐられた。


この子は繊細な子だ。大事にしてやらないと。


休憩後、ラガドは後ろ向きになりデカ尻を突き出し、後背位でデカ尻を振りたて


アドルフに射精させた。アドルフもラガドも満足してぐっすりと眠りについた。


★一盗二婢三妾四妻…閨房の楽しみ…ラガド②


翌朝ラガドの寝室にラーニャとラドミラが侵入してきて起こされた。


トイレに行って帰ってくると朝食が出来るまで3人に風呂に入れられ


身体を綺麗に洗って貰った。


ラガドにペニスを咥えられ舐めしゃぶってもらい、その合間は


ラドミラさんとラーニャさんのおっぱいを吸いたて舐めしゃぶっていた。


毎日訓練をしないとペニスが鍛えられないと言っていた。


ラガドさんに兄貴も毎日やっていたのかと聞くと


「あの人もやっていた。朝夕の戦闘訓練のあとにやっていた。」


じゃあ俺も戦闘訓練をやる。まあペニスを鍛えるのは悪いことじゃない。


何でも訓練するのは良いことだ。3人は特製の料理を作り始めた。


各種の野菜の種、ハクサンチドリ(野生のラン)、アルム(サトイモ科)、


アルチョク(チョウセンアザミ)等の根、野生の人参やイノンド


(セリ科)等が入っている。動物や鳥の卵も多い。


ワラン(オオトカゲ)を春に捕らえて殺し、内臓を取り除き、


中に塩を入れて陰干しする。


乾燥しきったところで中の塩だけ残してあとは捨てる。


この塩を少々飲むだけで精力増強の効果は大きい。


ウツボ、ウナギ、サメ等も同様にする。


動物の脳みそ、とりわけひな鳥、雀、鴨、羊の脳味噌を、


塩を加えて食べると効く。


牛のペニスを干して、それに半熟の卵を掛けて食べる。


ニワトリ、ライチョウ、ハト、スズメ等の卵も推奨される。


ラクダの胃壁に残る凝乳酵素を干したものを性交の1,2時間前に


水に割って飲むと効く。果物ではブドウが最高である。


蜂蜜やぶどう酒、ミルクは大変良い。


コンスタントにスズメを食べ、ミルクを飲むと何時も勃起し精液が多くなる。


キク科の植物の油やジャスミン油をペニスや睾丸に塗るのも良い。


イランの王族の女に教えて貰ったそうだ。


作り方は丁寧に教えてもらい上達したが、今までは食べさせる男が居なかった。


アドリアンは戦争でほとんど家に帰ってこない。


お前と一緒にしてもらって良かったよ。これは全員が言っているよ。


アドルフはそう言ってもらって嬉しかった。


大喜びしていると「お前は無邪気で良いよ。」と褒められた。


朝食は3人に口移しで無理やり全部食べさせられた。


ラガドの勧めにより、朝夕の格闘技の訓練の後ペニスの訓練を始めた。


ペニスがデカくなる訓練だと云う


ラガドによると一定以上は大きくなりません。


鍛えられるだけです。やってみることにした。


熱い油とバターを温めた布地に置き、これに羊乳をかけたものでペニスをこする。


また血液がペニスに向かうように天然樹脂(やに、ジフト)を貼り付ける。


天然樹脂の粘性の故に血液がそこに留まり、その脂肪分によって血液が濃くなる


ようにするためである。これを毎日、朝夕繰り返す。


ヒルを汁のあるヤシの殻にひたして1週間位おいて干したもの、あるいは乳状の液


をもつヒルガオ、山メボウキも役に立つ。ラガドに毎日、朝夕やらせた。


その結果大きさには変化がないが芯から硬くなった。ラガドに云わせると


弾力に富んでいるが握るとそのまま跳ね返されるような硬さだそうだ。


朝夕の訓練の後は3人位相手をして貰わないと収まらないようになった。


3人と午前中一杯まで頑張っても収まらず、今日は一日中3人の中に納めていた。


昼食も夕食も手の混んだ精力増強の料理ばかりで無理して食べた。


でも効果はすぐに現れるのでアドルフも続ける気になった。


一日ベッドの中にいるのは良くない。仕事が滞り、アネックや兄貴に怒られる。


★シベリア先住民一覧表


地   域           民    族


西シベリア…北部……………サモイェード(ネネツ),コミ(ペルム人),ズイリャン


………………ウラル西部……モルトヴァ,マリ,ウデムート


………………オビ川中流域…ハンティ(ウゴール,オスチャク),マンシ(ヴォグル)


………………エニセイ川……サモイェード(エネツ),ケツ,セルクプ


………………南部……………タタール,バシュキル,カルムイキ


★ネネツ族…北ロシアと西シベリアの北辺に広がるツンドラ帯


(白海に注ぐ北ドビナ河口からエニセイ河口まで)とエニセイ川中流域以北の


森林(タイガ)帯に住むサモエード系の民族。


ツンドラで遊牧型トナカイ飼育に従事するツンドラ・ネネツ族とタイガの


狩猟・漁労民である森林ネネツ族に大別される。


★西シベリアの征服に向けてノヴゴロドの進出①


ジョチ・ウルスが出現するはるか以前に、ノヴゴロドは、


東スラヴで文化的に古くから栄えていた二つの主要中心地の一つであり


(もう一つはキエフであった)、交易で生計を立てていた。


その富は、毛皮と北方の森林、および北極圏の海岸で採れる他の産物に


由来していた。商業貴族は古く十世紀頃からこの方面に進出し始め、


北東に三百マイル流れてヴィチェグダ川と合流してセヴァルナヤ・デヴィナ川を


形成する、スホナ川のような北方の大河を主な航路にしていた。


白湖の低い分水嶺が西北地方全体の入り口だったため、ノヴゴロドの人々は


ロシア語のヴォロク荷物置き場という単語を用いて、この地域をザヴォロチェ荷物置き場の向こう側と名付け、


そこのコミの住民を「荷物置き場の向こう側のチュデ」とした。


「荷物置き場の向こう側」への探検によって、デヴィナ川から北方に、


白海へ向かう航路に代わって、スホナ川からヴィチェグダ川をさかのぼり、


東北へ千マイル向かうことが出来た。


そこで別な分水嶺を越えて、北方へ流れるペチョラ川に出ることが出来た。


その川の一支流であるウサ川の上流は遠くウラル山脈にまで達する。


また、ヴィチェグダ川からカマ川へ行くことも出来た。


その川は大きく時計回りに、最初に北、そして南にヴォルガ川へと


航行出来たのである。これらの土地のすべてを、


トウヒとモミの木が生い茂るタイガ、もしくは北方針葉樹林が占めていた。


★②へ続く


★アドルフ12歳、女たちの出産予定


イマン、ラドミラ、ラーニャ、アガタ、シャイマー、キーア、ラガド、


メリカ、トゥルンベク・カナム、イヴァンナ、スネジャーナ、ライサ、


タマーラ、ファイーナ、フョークラ、ルフィナ、ソフィア、


アンジェリーナ、ヌール、ナーディヤ以上の20名…1371年6月

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