他国で国家間の戦争が起こった



 ロシアはクリミア併合に続いてまたしてもやりましたね。


 クリミア併合は戦争だったって認識、あんまり持ってない人もいると思います。


 大きな武力衝突なく進んだためもあると思います。


 何かあの時のTV報道の調子も(私の印象では)歴史的にソ連邦の一部だったので親ロシア住民が多いので云々で気が付けば報道量が減っていった気がします。


 今回のウクライナ侵攻も、もしかしたら東部の親ロシア住民の多く住む地域の独立承認で止まっていたら、そのうち歴史的にロシアと併合していた時期が長く、親ロシア感情が強い地域だからってことで、将来的にウクライナから独立した地域がロシアとの併合を望んだとしたら、それで(日本での報道は)終わってたかも知れません。


 そんな風に思わせておきながらの電撃的な宣戦布告と侵攻。


 何でそこまでとは思います。


 まあ元々ウクライナってかなりの穀倉地帯で緩衝地帯で、よくあそこをロシアは手放したなって場所(というよりは広大な地域)ではあるんですけども、今になってこうも強引に取り戻しに来るっていうのはね。

 まあクリミアの時もそうだったんですけど。


 浸透工作が破れて西側寄りの政権が誕生したっていうのもロシアにとっては誤算だったんでしょうが、その政権が樹立した段階から少しづつ軍備を蓄え今日に備えていたってことなんでしょう。


 現在の大国間の争いは浸透戦が主ですから、ロシアにとっても不本意だったのだろうとは思うのですが、方針を完遂しようとする大国の意思って怖~いですね。


 あんめいりかは大国ですけど、こういった浸透戦は慣れてないというか、まずは武力でぶん殴ってから言う事聞かせたれ! っていう脳筋主義でしたからね。異常に反発も招いちゃいます。

 更には自慢の筋力も年と共に衰えてるって感じでね。

 まあ自由を標榜するあまり雑多な価値観同士の争いを国内で繰り広げるようになって筋力維持に体力注げなくなったって面もありますし。

 それも浸透されてるから招いたって見ることもできます。


 中国なんかは、ロシアの今回の動きをかなり参考にしようと見守ってるでしょうね。

 上手く行けばまんまなぞり、上手く行かなければどこがどうなれば良かったのかを分析して自国の「その時」に生かす。

 歴史的に中国の領土だった主張はお手の物ですから。

 台湾行って次は? ってところでしょう。


 出来の悪い銀英伝が現実なんですね。


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