大宮アルディージャVENTUS対AC長野パルセイロレディース



 もう早いもので試合から2日経ってしまいましたが、これは書いておかねばなりません。


 AC長野パルセイロ・レディース、開幕節以来の複数得点、そして勝利で掴む勝ち点3をゲットいたしました!


 熱く細かく書きたい! と思いましたが、それはやめときます。


 さらっと述べるだけ。


 10月31日14時、大宮アルディージャVENTUSのホームスタジアムNACK5スタジアム大宮に1,399人の観客を集めて始まった試合は、AC長野パルセイロ・レディースが3得点を挙げ、1-3で勝利しました!


 対戦相手の大宮は、昨年のなでしこリーグ2部で8位。2部で5位だったAC長野パルセイロ・レディースよりも格下? いやいや今期は大型補強をしてまして、開幕前は当然AC長野よりも上の順位を皆さま予想されてましたよ。


 大物その1、鮫島彩。言わずと知れたなでしこJapanのスピードスター左サイドバック。そして美しい。INAC神戸レオネッサから鳴り物入りで入団。


 大物その2、有吉 佐織。なでしこJapanの固い右サイドバック。日テレ・東京ヴェルディベレーザからこちらも鳴り物入りで入団です。


 その他にも3強INAC神戸と日テレ・東京ヴェルディベレーザ、三菱重工浦和レッズレディースからスタンボー華、上辻佑実、仲田歩夢、長嶋洸、乗松瑠華と将来性たっぷりの選手を補強。


 選手の質が勝負を決める傾向にあるWEリーグにあって、こりゃどうなん? と思うのは当然でしょう(いや、そうだろうか)


 まあとりあえず相手の大宮が決して前年度順位通りのチームじゃないよ、というのをお伝えしたところで、得点経過に触れておきましょう。


 1点目、敵陣高い位置で相手8番上辻佑実に猛然とプレスをかけてボールを奪ったAC長野15番瀧澤莉央が、顔を上げると同時にロングシュート!

 前に出ていたGK1番望月ありさ(彼女は3年前までAC長野に在籍してました)の頭上を越えてゴールに突き刺さりました!


 そうそう、こういう外連味の無いシュート、撃てる時に撃っちゃうシュートを我々は求めておったのです。


 2点目、後方AC長野17番岡本祐花が前線へロングフィード。大宮5番乗松瑠華が頭に当てますが弾き返せず後方に。そこに抜け出たAC長野14番泊志穂がボールを拾い、シュートの選択をせずにマイナスの速い折り返しを中に送ります。そこに飛び込んだのはAC長野10番瀧澤千聖。倒れ込みながらダイレクトで叩いたシュートは大宮の選手の間を縫ってゴールに突き刺さります!


 くう~、泊選手、全盛期ほどのスピードはないにせよ、嗅覚が鋭い! 決めた瀧澤千聖もエースの面目躍如ですわ。


 後半に入り大宮アルディージャVENTUSが徐々にペースを掴み出し、1点返されてしまいます。


 流れが大宮に傾く中、待望の追加点は80分。

 コーナーキックの流れからAC長野7番八坂芽依が惚れ惚れするようなクロスを中に送ります。それに頭で合わせたのが3番五嶋京香でした。

 ボールはそのままゴール右隅に飛び込み3点目!


 ともに中学生まで大分トリニータレディースでプレーしていた同学年の二人のホットラインは、五嶋選手の嬉しいリーグ初得点を生みました。


 んー、長い事得点を待った甲斐がありました。


 いやいや、同日行われたトップチームのJ3リーグもガイナーレ鳥取に3-2で勝利でしたので、得点に飢えた我々は久々のゴールラッシュを堪能できました。


 さて次戦も点取っておくんなさいませ。


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