ちふれASエルフェン埼玉対AC長野パルセイロレディース
本日11月7日(日)、AC長野パルセイロレディースは、昨期なでしこリーグ2部2位のちふれASエルフェン埼玉と熊谷スポーツ文化公園陸上競技場にて対戦しました。
AC長野パルセイロレディースは昨期なでしこリーグ2部5位。同じ2部同士のため昨期も対戦していますが1勝1敗。
ちふれASエルフェン埼玉もWEリーグ参入にあたり、他のチームからの新加入選手を迎えていますが、先週の大宮ほど大物補強という補強はしていません。
他チームの中堅や若手を補強する、堅実なチーム強化をしています。ちふれASエルフェン埼玉も全体の組織力で戦うチームですからこの強化方針は無理がありません。
ちふれASエルフェン埼玉の注目選手は、新加入では山本絵美。2007年頃までは日本代表の司令塔を務めていました。流石に全盛期のキレと運動量はありませんが、落ち着きと技術の正確さは衰えていません。
昨期からの在籍選手では中村ゆしか。2018年に1年だけAC長野に在籍した経験がありますが、それ以外はずっとちふれASエルフェン埼玉所属の選手で、一瞬のスピードとドリブルに特徴があります。
今日はAC長野パルセイロレディースは、15番瀧澤莉央がスタメンにもベンチにも入っていません。疲労を考慮してなのか、怪我なのか……
瀧澤莉央の位置は25番奥津礼菜が入りました。
14:00キックオフ。
前半はちふれASエルフェン埼玉がボールを保持し繋いでくる展開ですが、バイタルエリア周辺でカットし、AC長野がカウンターを狙う展開。
ボールを持たれてはいるものの、決定的なシュートの手前まで行けているのはAC長野の方でした。
8分に決定的場面。
14番泊が落としたボールを6番大久保舞がダイレクトにちふれDFラインの裏にフィード。相手DFと競り合ってボールをキープした16番鈴木日奈子が横にパス。そこに走り込んだ10番瀧澤千聖がシュート!
シュートはワンバウンドして軌道が変わり、僅かにゴールマウスを外れます。
この試合、これが決まっていれば……
この後もボールを保持するちふれASエルフェン埼玉、カウンターを狙うAC長野の構図は変わらずに試合は進みますが、8分程の決定的な場面は両チーム訪れません。
前半はちふれ7本、AC長野3本のシュートスタッツで終了します。
後半に入ると、どちらもボールをキープできず、かといって攻めきれずのもどかしい展開が続きます。
その中で後半に入って14番泊に替わって投入された29番川船暁海が、自陣でボールを奪われたことにより一気にちふれASエルフェン埼玉がペースを掴みます。
ちふれの5番瀬戸口梢と7番山本絵美に上手く配球され、23番中村ゆしかと24番吉田莉胡に斬り込まれ、対応が徐々に後手になっていきます。
そんな中76分頃から少しづつペースを奪い返そうと、前からの圧力を強めるAC長野。79分にボールホルダーを一気に3人で囲いこみボールを奪うことに成功し、さあ攻撃に、というところでボールが足に付かずちふれにボールを奪い返されてしまいます。ちふれ5番瀬戸口から展開されたボールは後半途中から入ったちふれ10番サリナ・ボールデンに渡り一気にスピードのあるドリブルでAC長野のPA脇まで運ばれ、裏返されたAC長野3番五島と2番肝付の後ろのスペースにマイナス気味のクロスを入れられます。
そこに入り込んだ24番吉田莉胡にダイレクトでシュートを撃たれ、これが決まってしまいます。
80分に失点、0-1。
その後10分間とアディショナルタイム4分、AC長野は1点を返そうと攻め込みますが、攻め急いでしまい広く展開できず、縦パスを狙われカウンターを受け、という展開に終始し、結果0-1でタイムアップ。
悔しい敗戦となりました。
この試合は決定的なところで決めきれなかったことと、15番瀧澤莉央不在が響いたのか、バイタルエリア周辺でのパスが繋がらなかったのが痛かったですね。
むーん、またもや無得点。
まあとりあえず次節は11月14日14時からホーム長野Uスタジアムにサンフレッチェ広島レジーナを迎えてのホームゲームなので、ここで何とか得点を取って勝利するところを見たいものです。
ちなみにJ3リーグ長野パルセイロは今節はお休み節。チーム数が奇数のためお休み節があるのです。
J3もすでに昇格の望みは絶えてしまいましたが、とにかく得点を、得点を、得点を見たい、それだけです。
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