【生物事典】カタカングン(ヒューマノイド)

カタカングン/Katakangun

蝦蟇人/ガマビト/Toad-people/Toad-folk

ヒューマノイド型/両棲類

属性:混沌にして邪悪又は邪悪

主な生息域:森林、沼地、洞窟、廃墟、地下世界、幽界など


カエル型のずんぐりしたヒューマノイド。


単体の強さは大したことはないが、幾つかの特殊能力には注意を要する。

なお毒は持たない。

両棲類なので水中でも活動可能。(呼吸は淡水のみとする)

生息域と文明度に応じて幾つかのタイプに分類される。


部族型:

文明が後退した成れ果て。

他の多くの生物を憎み、食物連鎖の営みを破壊する。

地上世界においては、ゴブリン以上の略奪種族。

特に水辺のみに生息する訳では無い。


文明型:

地下世界などおいて狂気に満ちた生活を送る。

盲信的で群れごとの珍奇な習俗を是とする。

神権政治。蒼白の闇エルフの一派を真似て、独自の生きた偶像を備える事がある。そうして力を得ると言う。

奴隷狩りを行う事がある。

群れを離れ、商人型となる者もいる。

地表に拠点を持つ事がある。


商人型:

他のタイプよりは幾分ましな生活を送る。

先祖の豊かな生活への恋慕を持つ。

直接、奴隷狩りをする事は稀だが、商品として大いに取引する。奴隷制のない国では、非常に嫌われる。


幽界型:

主な生息域が幽界な点を除いて、文明型か部族型に準ずる。

このタイプは「幽界との往来」する生来能力を保持している事がある。


先祖型:

故郷の世界では、拝金主義プルトノミー的な略奪経済で自滅した。

ケローニンの先祖たちが彼らの略奪経済に対抗した。


跳躍:

20ft.〜30ft.の跳躍からの攻撃。


カモフラージュ:

岩場、土壌、樹木などに溶け込むカメレオン的な生来能力を備える。


ガマの油(甲):

滑りやすい。打撃ダメージを半減。


ガマ油(乙):

自身を微回復。時間限定リジェネ。


冒涜的な聖域:

生きた偶像を祀る冒涜的な聖域では、カタカングンのみ対象のバフが付与される。

高位のカタカングンの祭司は、遠隔地でも冒涜的な聖域を作り出す事が出来る。効果は、生きた偶像がいる場合に比べて劣る。


幽界との往来:

幽界型には、現世と幽界を行き来できる者がいる。

無制限に行き来できる訳ではなく、回数制限と特定の条件(高位の祭司など)がある模様。


その他:

呪文とは別に、何かしらの生来魔法を身につけた個体がいる事がある。

幽界との往来もこの種の生来魔法の一種と考えられている。


キャラクタークラス:

クラス制を適用する場合。

バンディット、シーフなどが大半。

たまにシャーマン、ウィッカ、ファイター、バーバリアンがいる。

文明型、幽界型の場合、アンチクレリック、魔法使い、召喚術師、変成術師などを可とする。


キャンペーン設定への適用:

暗黒時代においては、『暴食の覇王』の眷属・先兵として猛威を奮った。『暴食の覇王』討伐後は、その性質故に自滅し、現世での数を減らした。

商人型は、この世界では、ほぼみかけない。南大陸の一部にいるとされるが、大抵は異世界からの来訪者。


デザイナーズ・ノート:

当初はカエルの鳴き声の日本語の擬音の一つ「クワッ」からの造語でクアッグルとしていましたが変更です。アルファベットの綴りが、英語圏の玩具の商品名と被っていた為です。

カタカングンはインドネシア語でカエルを意味するkatakからの造語です。廃案の一つでしたが、復活です。

ガマビトとしたが、視覚化する場合、ガマのイボイボを描くのが面倒そうなので、フロッグっぽくしても可とする。

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