「ーーーー.」
@yakitorinrin
序章
ある日、ケモノが世界に現れた。。。
そのケモノは夜に活動する。
そのケモノは人間を、全ての生物を喰らう。
そのケモノは残虐であり、知性が高い。
そのケモノの血肉は生物にとって害をなす。
そのケモノは地球上の生きとし生けるモノ全てに殺意を持つ。
多くの人がケモノに抗い、命を落とした。
人間は爪や牙などの武器を失う代わりに知性を手に入れ、文明と科学を発展させる事で繫栄し、食物連鎖の頂点に立った。
しかし、人間が敵に対しての対抗手段であり科学の産物である銃火器が、ケモノには通用しなかった。
抗う術を持たぬ生物はどうすることも出来ず、ただただ喰われていく。
ケモノが現れた場所は、生物の血が一面に広がり、その場所にかつて生き物が生きていた事が噓と思えるような地獄だった。
それに抗うかのように人の範疇を超えた能力を持ったニンゲンが”5体”現れ、人間はケモノへの対抗手段を見つけた。
ニンゲンとケモノとの闘いは長く続き、いつしかケモノはこの世からいなくなり、生き残った人間は”5人”のニンゲンに尊敬と感謝を込めて”英雄”と呼び讃え平和を取り戻したはずだった。
英雄のうちの1人「シオン」は能力を持たぬ人間を旧人類とし自分たちニンゲンこそが真の人類と考え、人間を滅ぼそうとし、他の4人の”英雄”に阻止されシオンはどこかへと姿を消した...
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