特急列車 乗車ルポ

すずくら

初乗車 ひのとりレギュラーシート編

今回は、ひのとりのレギュラーシートで近鉄名古屋ー大和八木を移動してきた。ちなみに人生初のひのとりへの乗車である。


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私は今、近鉄名古屋駅にいる。目的地は、奈良県の大和八木というところだ。今回はせっかくなので、ひのとりに乗って移動したいと思う。


特急発車専用ホームの、4.5番線へとやってきた。4番線には伊勢志摩方面へと向かう伊勢志摩ライナーが止まっていた。そしてしばらくすると、発車メロディー「around the world」が流れ、力強く特急伊勢志摩ライナーが発車していった。

しばらく待っていると、ひのとりの到着を告げる駅放送が流れ、特急「80000系」ひのとりがやってきた。赤いメタリックなボディに、とてもワクワクした記憶は今も鮮明に覚えている。そして悠々車内へ乗り込んだ。

車内へ入りふと横を見ると、そこに止まっていたのは当時引退のせまっていた「12200系」スナックカーが止まっていた。最古参と最新鋭の並びだった。

そして発車が近づくと、ひのとり専用の発車メロディ「ひかりの鐘」流れる。重厚感のある美しいメロディで、近鉄のひのとりに対する強い意気込みが感じ取られた。

そして、静かにひのとりは近鉄名古屋駅を発った。


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ここで車内の紹介を軽くしようと思う。両先頭車はプレミアムシートでJRのグリーン車以上とも言われてるが料金は圧倒的に安い。

そしてその他の車両は私も乗車したレギュラーシートだが、全席バックシェル付きという豪華さで、個人的にはJR東日本の4列グリーン以上かもしれないと感じた。

また、車内にはロッカーやコーヒーの自動販売機などもある。


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列車は順調に速度を上げ、木曽三川や三重1の都市である近鉄四日市も通過し、1つ目の停車駅である津に到着した。津を過ぎれば次は大和八木である。さすがひのとり、と言ったところだろうか。


列車は津を発車ししばらくすると、中川短絡線を通過し、近鉄大阪線に入る。この路線は、大和朝倉辺りまで山岳路線となるため、力強い走りや沿線の自然も見ることができる。

そしてひのとりは、特急停車駅の榊原温泉口、伊賀神戸、名張、榛原といった駅を立て続けに通過し、津を出てから1時間、名古屋からは1時間40分程で大和八木に到着した。

というわけで、この乗車記はここまでとなる。

なお、今回の乗車はここまでだったが、次はできればプレミアムシートに乗ってみたいと思っている。

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