レジェンド・オブ・ウィザード 悪魔の石
ルア
一章 魔王誕生
https://kakuyomu.jp/users/himekoko/news/16816452221031495437
↑を先に見ることをお勧めします
(誤ってリフトから落ちてしまったが助かっただけましか。
しかし、ここはどこだ?暗くて何も見えん)
おーい!誰かいないかあ?
彼の声は洞窟の中に響き渡ったが、誰にも聞こえることはなかった。
(少し歩いてみるか)
数時間洞窟の中をさまよい、彼は光を見つけた
(やっと見つけたぞ!光だ!)
近づくとそこにはドアがあった。
こんなところにドアなど...少し、入ってみるか
彼はドアを開けた。
その先には大理石でできた台の上に、黒く輝く宝石が存在していた
そしてどこからか声が男の頭に響いた
『お前は何が欲しい。富か、力か。』
「誰だ!?」
『お前は何が欲しい。富か、力か。』
「答えろということか?」
『答えれば外に出してやる』
彼は数十分考えた
「力だ。力があれば富も手に入れることができる」
『では力を与えよう。』
ぐわ!
そのあたりは闇で包まれた
黒石山の地下で膨大な爆発が起こり、一つの魂と肉体が支配の土地バルダスへ行った。
北方連盟無宝石国、ガスリム
その日、北のオーク国家ジャーグから攻め込まれた
当時、オーケン8歳
ライカ「ジャーグ軍が攻め込んでくるわ。逃げなさい。」
オーケン「でもお母さんは…」
ライカ「私はいいの。この地で最後まで戦う必要があるの」
オーケン「お母さんの元を離れるのは嫌だよぉ」
オーケンは泣き始めた
ライカ「行きなさい!あなたは生きないとダメなの... ミスティリアさん。うちの息子を頼んだよ。」
ミスティリア「わしに任せておけ。無事に
ライカ「オーケン。愛してるわ。またいつか...」
そしてガスリムは滅び、魔法使いミスティリアとオーケンは隣国のエルフの国へと旅立った。
オリア「モーガン。ほかの避難民は?」
ミスティリア「オーリが先導してこちらまで来とる。」
オリア「その子は…」
ミスティリア「オーケンじゃ。ライカの息子じゃ」
オリア「なるほど。」
オーケン「…」
オーケン「ミスティリアさん。この場所は不思議なところです。どうしてこんなに大きな木がたくさんあるのですか?」
ミスティリア「ここはエルフと白の宝石によって自然の力が強くなってるんだ。植物は半永久的な寿命と大きな体でエルフの国を守ってる。」
夜。
オーケンはその夜寝れなかった。
声の方向へとあるいていった。
そこにはオリアがいた。
オリア「オーケン。どうかしましたか」
オーケン「いや、寝れなくて」
オリア「当然です。お母さまを亡くされたのですから。少し、話しませんか?」
オリア「この国は古代エルフ王国で知られてるかと思います。数万年前から存在している大国です。この木はエールヴの木。通称世界樹です。触ってごらんなさい」
オーケンが世界樹に触れると周りから白い蛍が飛び始めた
オリア「これはあなたが持っている特別な力です」
オーケン「力?」
オリア「あなたの一族は特別な力を持っています。それは 安全、安泰、秩序、権力 そして宝石を守る力です」
オーケン「そんな力...僕には」
オリア「あなたはエルフとドワーフ、そして人間の力をすべて持っているのです」
オーケン「どうして...お母さまは」
オリア「この話はあなたが16歳になってからするはずでした。あなたのお母さまは一族の命を絶やさないためにあなたをこの国へ避難させたのです」
オーケン「...」「でも、その力なんて僕、使ったことないです」
オリア【
オーケン「エルフ語...」
オリア「最後です、守りし人に心を通え、力は天から授かりたもう。あなたは何かを守るときのみ、力を使える。ただし、力を守りし4つの者。それが必要。」
オーケン「4つの者」
オリア「一人目は人間。赤の宝石の守護者であり、ラーバリンの王、バルリー。ただ...ラーバリンは今、何者かによって支配されている状況です。そして紫のドワーフの王、モスティアです。そして、茶の魔術師ミスティリア。」
オーケン「ミスティリアさんが?」
ミスティリア「そうじゃ。」
オーケン「ミスティリアさん!」
ミスティリア「四つの者というのは人間、ドワーフ、魔術師、そしてエルフなのじゃ最後の者は白のエルフの長にして白の宝石の守護者、オリア・ボーリアじゃ」
オーケン「オリアさんが!?」
オリア「そう。あなたはまず。バルリーとモスティアに会わないと」
ミスティリア「その話はまた今度じゃオリア様よ」
オリア「そうですね。少し話過ぎました」
ミスティリア「ほら、オーケンはよ戻って寝なさい。」
オーケン「はい」
そういうとオーケンは走って部屋へ戻っていった。
8年後...
オーケン「ミスティリアさん!お久しぶりです」
ミスティリア「オーケンか。大きくなったなあ」
オーケン「今日ですか...?」
ミスティリア「ああ。バルリーはやはり...来ないようだが、モスティアは来る」
オーケン「なるほど」
ヴァルアの日の2日後のこの日、大陸から様々の国がこの白のエルフの国に集まった。
レジェンド・オブ・ウィザード 悪魔の石 ルア @himekoko
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。レジェンド・オブ・ウィザード 悪魔の石の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます