目覚めると目の前には眼福すぎる好青年の姿が。
主人公は彼の姿をよく観察しながら、昨夜の過ちを必死に思い出そうとします。そんな中目を覚ました彼からは衝撃の言葉が……。
コミカルな自問自答を経て、非現実的な状況をなし崩し的に受け入れていく主人公が面白かったです。
美味しいものは美味しいし、カッコいいものはカッコいい。
自分の記憶にない情報をこうも突きつけられると、かえって当たり前なものが浮き出て、すんなりと受け入れられるのかもしれませんね。
読んでいると自然に主人公がどんな人物像なのかを読み取ることができ、一緒になって楽しむことができました。
素晴らしい作品をありがとうございました。