第106話 風龍戦(3)
投稿が遅れて申し訳ありませんでした。
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とりあえず、空を全力で蹴り糞蜥蜴に接近した。
『ッ!!?』
ブレスを放とうとしている自身に離れるのではなく接近する。
アカリのあり得ない行動に糞蜥蜴は驚愕。
一瞬だが動きを止めた。
時間にして一秒足らず。
しかし、その僅かな時間がこの後のアカリの命運を大きく左右する結果になる。
糞蜥蜴の口から極光のブレスの光が漏れ出ているのが見える。
ブレスを放つ為の魔力のチャージが終わったのだ。
首を若干動かし私へ照準を合わせる。
ブレスを放つべく大口が開かれた。
次の瞬間、再び極光が森の上空を突き抜ける。
「オラアッ!!!!」
……ことはなかった。
まさにギリギリ。
コンマ秒のタイミングでアカリは間に合い糞蜥蜴の顎を蹴りあげた。
しくったら即死。
一か八かの賭けではあったが、何とかブレスを放たれる寸前にギリギリ間に合った。
「ッ"!」
顎を蹴りあげられた糞蜥蜴は、蹴りの衝撃で頭部が後ろに大きく反り返る。
瞬間、顎を蹴りあげられた衝撃で魔力の制御が乱れたのか私を糞蜥蜴に吸い寄せていた爆風が止む。
そして、同時に放たれる寸前だったブレスが空に放たれた。
天へと伸びる巨大な極光。
傍から見たら本当に神々しい綺麗な光。
だが、この極光のブレスの危険度を身をもって理解しているだけに一瞬でも遅れていたら自身の身に極光のブレスが放たれていた。
その事実に内心本当に間に合って良かったと心底安堵する。
だが、悲しい事に長々と安堵してる暇は無い。
目の前で絶好の隙を晒しているのだ。
爆風が止んで吹き飛ばされる心配が無くなった今、この隙を逃す手はない。
私は、瞬時に血液支配+黒血を発動。
拳大の血液玉を生み出す。
爆風は止んだが、周囲の暴風はいまだに吹き荒れているので危うく生み出したばかりの血液玉があらぬ方向に飛んでいきかけたが、なんとかキチンと操作して目の前で停止。
「貫け!」
瞬間、血液玉から目にも止まらぬ速度で一本の刺が伸び糞蜥蜴の喉を貫いた。
「ガア"ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァァ!!!」
本当なら、悲鳴をあげる糞蜥蜴にここでトドメの追撃を与えたい。
しかし、私は追撃を断念。
空を蹴り軽くジャンプした。
直後、私が居た位置を高速で通過する長く太い何か。
若干、鞭の様にしなっている様にも見えたこれが追撃を断念した理由。
なるほどね。
尻尾だったのか。
通過した何かの正体は尻尾。
糞蜥蜴が、肉体の筋力、俊敏性、鱗の強固さにモノを言わせて強力な武器と化した尻尾だ。
多分当たれば絶対に痛い。
そう言う根拠は、最初らへんで私が受けた吹き飛ばされた謎の攻撃。
多分あれがこの尻尾攻撃。
今は、翼の一部を抉られ、胴体を剣で刺され、腕を捩じ込まれて体内を切られ、首を貫かれる等々で多少はダメージを受けている様なので最初程の速度も威力も無さそうではある。
だが、糞蜥蜴の素のステータスが規格外なので当たれば痛手を受けるのは間違いないだろう。
「クア"ア"ア"ア"ア"!!!」
「おっと」
尻尾攻撃で身体を回転した勢いを乗せて糞蜥蜴が爪で切り裂こうとしてきたのを霧化して回避。
「水槍!」
回避直後、数十の水槍を糞蜥蜴を囲う様に展開し暴走させ一斉に放つ。
「ッ!!ガア"ア"ァ"ァ"ァ"!!」
「ハハハ!!鈍ってきたか」
ダメージか。
別の要因か。
糞蜥蜴は、上手く回避も迎撃も出来ずその身にもろに水槍を受けた。
数十の水槍の集中攻撃。
幾ら頑丈な鱗に覆われている糞蜥蜴といえどダメージは受けている筈。
「ア"ア"ア"アア!!」
「ッ!?」
なのに、コイツはダメージを無視して私に対して連続で風爪攻撃を仕掛けてきた。
「ッ!!」
空を蹴り上空、後方、真下となんとか回避する。
一度きりの攻撃であれば、霧化すれば問題無い。
しかし、制限時間+クールタイムのある霧化では連続攻撃をされてしまうと霧化解除後に回避が出来ず攻撃を受けて輪切りにされてしまう。
「くッ!風爆!!」
一度体勢を建て直す為に距離を取ろうと暴走させた風爆を放つ。
しかし、この選択が悪かった。
風爆に対して糞蜥蜴が返してきたのは空気弾。
正面衝突した風爆と空気弾は瞬間、内包していた空気が解き放たれ桁違いの爆風が周囲に吹き荒れた。
当然、間近にいた私が耐えられる筈がなく後方に大きく吹き飛ばされ反対に糞蜥蜴は。
「グア"ア"アアア!!!」
爆風等関係無いと言うかの如く私に接近。
風爪での追撃を振るってきた。
吹き飛ばされた為に、接近に気付くのにワンテンポ遅れてしまった。
そのワンテンポが、あまりにも致命的過ぎた故に回避は間に合わず咄嗟に霧化し回避は出来た。
「っ!?ガア"ア"ァ"ァ"ッ"!!!!」
そして、案の定解除後に続く攻撃を回避出来ず喰らってしまう。
咄嗟に身体を僅かに反らした事で、輪切りは避ける事が出来たものの左腕を肩付近から綺麗に切り落とされてしまった。
しかし、これは同時にチャンスでもある。
痛みを押し殺し私は、切断面から溢れる鮮血を対象に血液支配+黒血。
そして、もう1つ別のスキルを発動。
「ッ"!黒血弾!」
百を越える血液の弾丸を造りだし目の前の糞蜥蜴へ一斉に放つ。
少しでも怯ませ隙を作り体勢を整えるのが目的故の攻撃だった。
だが、黒血弾をもろに浴びたにも関わらず糞蜥蜴が止まる事はなかった。
チッ!クソが。
無理な体勢で攻撃したのもあり周囲に吹き荒れる暴風にバランスが崩れる。
そんな私に糞蜥蜴が追い討ちとでもいうかの様に大口を開く。
「ガア"ア"ア"ア"ァ"ァ"!!!」
「ッ!があ"ッ"!!」
次の瞬間、私に襲い掛かる桁違いの衝撃と激痛。
自分が何をされたのか、身体は無事なのか何一つ理解出来ない。
思考も襲いくる衝撃と激痛でまともに働かず意識が途切れそうになる。
『ズガアアァァァーーーーーーンッ!!!!』
「がはッ"!!?」
しかし、直後轟音と共に頭部と背中を襲った激痛に強引に失いかけていた意識が戻された。
痛みで上手く動かない首をなんとか動かし周囲を見ると崩壊している瓦礫とへし折れている木々が見える。
どうやら、私は地上に叩き落とされたらしい。
生きているのを考えるに先の攻撃は竜巻ブレスだったのかもしれない。
「ハァハァ……ッ"ゴフッ"!フゥーフゥー」
再生スキルがあるとはいえ一度にダメージを受け過ぎたせいか身体が動いてくれない。
いや、後数十秒時間があれば無理すれば動けるかもしれない。
だが、殺し合いの最中にそんな余裕がある訳がない。
『手こずらせてくれたな小娘が。だが、もう終わりだ』
糞蜥蜴の変な声が聞こえる。
私にトドメを刺すつもりなのだろう。
地面に降りてきたのが見えた。
「うる、せえよ、糞蜥蜴が。だれが、終わりだ。糞が」
減らず口を叩いているが前述通り今の私は身体が動かない。
ただ、何も出来ず殺されるのが癪なので強がってるだけだ。
まぁ、死に掛けみたいな姿をしてるので強がってるのは糞蜥蜴にもお見通し。
私の減らず口は軽く無視され倒れる私の直ぐ側にまで糞蜥蜴が歩いて来た。
『それでは』
糞蜥蜴が前足を振り上げる。
なんとなく分かる。
風爪を使おうとしてるのだろう。
あの前足が振り下ろされたその時、私は輪切りにされて死ぬ。
痛みは引いてきてるが、まだ動けそうにない。
流石にこれは無理かもしれない。
『死ね』
瞬間、前足が振り下ろされる。
「ッ"!」
直後に襲ってくるだろう痛み。
そして、死の恐怖から目を瞑る。
『ザンッ!』
・
・
・
・
・
「?」
おかしい。
輪切りにされる痛みも無ければ死んでもいない。
地面を切り裂く音が聞こえたので前足を振り下ろしたのは間違いない。
なのに、まだこうして生きている。
「何が」
目を開けて何が起きているのか確かめる。
「ッ!?」
「グ、ア"ァ"」
驚いた。
なんせ、私の頭部スレスレを切り裂いた体勢で痙攣して動けずにいる糞蜥蜴の姿が見えたのだから。
「ハ、ハハハハ!!やっとか」
ろくに効かないので諦めていたが、先の黒血弾でのダメ押しでやっと効果が現れてくれたらしい。
『小娘、何をした!』
「何ってそりゃあ」
笑う私の姿に糞蜥蜴が、私が何かしたと察して聞いてくる。
別に答えても特に問題無い。
「教えないけど?」
けど、教えない。
単なるヒスイや私を殺そうとした仕返しだ。
『クソ!忌々しい吸血鬼が』
酷い言われ様だ。
けど、まぁ、どうでもよいので気にしない。
にしても、動けない様子を見るに結構効いてるっぽいねぇ。
耐性が無いからかな?
まぁ、種明かしすると単なる毒だ。
それで、いつ毒を喰らわしたのかだが。
ぶん殴って鱗を砕いて抜き手で貫いた時。
あの時に血液支配だけでなく毒生成も発動して体内に直接大量の麻痺毒を流し込んだのが一回目。
つい先程の黒血弾に麻痺毒を混ぜ合わせて弾丸として放ったのが二回目。
この二回で糞蜥蜴に毒を喰らわしていた。
まぁ、図体がデカイから全身に毒が回るのに時間が掛かって今さっき戦闘に負けて死に掛けてたんだけどね。
本当、出来る事ならもっと早い段階で毒が効いて欲しかった。
だが、これで逆転するチャンスはやって来た。
きっと、スキルLvが低ければ効かなかっただろうし地道に毒生成の鍛錬も密かに行ってスキルLvをあげてきて良かったと思う。
動け……そうだな。
麻痺毒が効いたおかげで身体が動かせる位の回復時間が稼げた。
私は、なんとか立ち上がり糞蜥蜴の側まで歩むと身体強化と脚に部分強化を施し全力で蹴り飛ばす。
「オラ!!」
「ガア"ア"!」
動けない糞蜥蜴は私の蹴りに耐える事も出来ず地面に倒れこむ。
目測で軽く十m、下手したら二十mを越える位目茶苦茶デカイので倒れないかもと思ったがキチンと倒れてくれて良かった。
これで、処理に励める。
私は、処理の為にパパッと準備を済ませる。
「とりあえず、動けない様にするか」
『な、何をす「そりゃあ!!!」ガア"ア"ア"ア"ア"ァァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ーーーーーーーー!!!!」
糞蜥蜴の痛々しい悲鳴が辺り一帯に響き渡る。
まぁ、そりゃあ痛いだろうね。
左前足を切り落とされたのだから。
私も切り落とされたのでよく理解出来る。
「流石黒血製の大剣。切れ味が凄いな。片腕が血液の義手なのに切断出来ちゃったよ」
そう言って担ぎ上げるのは先程の準備の際に血液支配と黒血で造り出した二mはある巨大な大剣。
片腕が無いので血液の義手であるにも関わらず頑丈な鱗に覆われている糞蜥蜴の前足を切り落とす事が出来た。
もしかしたら、血液支配のスキルLvがあがってるのかもしれない。
「とりあえず、右も……そい!!」
「グア"ア"ア"ア"ア"ァァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ーーーーーーーー!!!!」
左と同じ様に右前足も切り落とす。
結果、糞蜥蜴は両前足を失った。
これで、仮に麻痺毒が解けても簡単には動けないだろう。
「さてと、糞蜥蜴。これで、もう勝ち目はほぼ無いだろ」
『き、貴様~ッ"!!』
倒れこむ糞蜥蜴の頭部を地面に押さえ込み首筋に大剣を突き付け話し掛ける。
憤怒、憎悪、殺意の籠った視線で私を睨み付けてくるが、そんな視線どうでもいい。
私は、気になる事があったので殺す前に糞蜥蜴に質問をした。
「正直に答えろ。でなければ殺す。いいな?なんで、直ぐに私達の居る場所へとやって来れた。ヒスイが森を枯らしたのは恐らく半日位前だ。時間が空いてるとはいえ予兆も無い上に直接確認も出来てない筈の貴様が何故来れた。言え」
コイツは、本当にいきなり夜中に飛んできた。
前世の近代科学技術ならリアルタイムで監視が可能ではあるだろうから問題を確認して飛んでくるなら理解出来る。
だが、ここは異世界。
近代技術の代わりに魔法の類いで監視しているとしても抑止力と名乗っている存在なら監視の規模は低く見積もっても国一つ。
流石に発見するのが早すぎると思うのだ。
なんとなくだが、監視の方法で思い当たるモノは一応ある。
ただ、本当に正しいのか分からない。
それが、正しいのか確かめたいのだ。
『誰が、話すッがア"ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ッ"!!!」
「一度は見逃してやる。次は無い。余計な事をしたら即座に中から焼き殺すぞ」
驚いた事に麻痺毒で動けないかと思ったら首を振り大剣を弾いて噛み付いてこようとした。
まぁ、即座に殴り地面に叩き付けて右眼球を右手で刺し貫いた。
そして、そのままいつでも焼き殺せると脅して尋問した。
『』
暴れた次は黙秘。
マジでめんどくさい。
さっさと確かめて殺して二人を迎えに行きたいというのに。
仕方ないので、こちらから話して反応で判断するとしよう。
「魔法かなにか?」
『そうだ』
冷静すぎる。
違うな。
「探知系のスキルか?」
『魔法だと言っただろ!』
う~~ん……多分違う。
「魔道具?」
『違うと言ってるだろ!』
ん~~~……これも違う。
「魔眼?」
『ッ』
「ふ~~ん。魔眼か」
『違う!』
はい、ビンゴ。
糞蜥蜴が間抜けで助かった。
どうやら、魔眼の類いで監視してるみたいだ。
これで、疑問は解決出来た。
もう糞蜥蜴には用は無いので殺してしまうとしよう。
「それじゃあ、もう殺すけど最後に言いたい事ある?」
最後の情に遺言程度は聞いてやろうかなと聞いてみる。
『私の仲間が、必ず貴様ら邪悪な吸血鬼共を滅ぼす。覚悟してろ』
「あ"?ざけんなよ糞が。寧ろてめえが同類だろうが。私を糞魔王共と一緒にすんじゃねえよ!」
『は?なに『ボガンッ!!!!』
何か言いかけてた気がする。
少し気になるが、私が頭部を中から爆発させた為にもう聞けない。
ちょっと早く殺し過ぎたかも。
腕を頭部から抜いて立ち上がる。
「痛ッ"」
右手に痛みを感じ見てみたら手のひらが半ばから失くなって血液を噴き出していた。
先の爆発させる時に失くなったのだろう。
「ハァ~~失敗した」
こんな事なら、血液支配で脳を破壊すればよかったと落ち込み血液支配で傷口の出血を止血。
止血を終えた所で、ピクリとも動かなくなった糞蜥蜴に鑑定を掛けた。
────
名前:なし
種族:風龍
状態:死亡
LV:57/80
HP:0/1465
MP:0/1675
筋力:1790
耐久:2157
敏捷:1105
魔法:1565
─スキル─
【風属性魔法LvMax】【魔力制御LvMax】
【金剛Lv4】【威圧】【痛覚耐性Lv6】【探知Lv9】
【気配感知LvMax】【魔力感知Lv9】【物理耐性Lv6】
【爪術Lv8】【風爪Lv6】【知覚強化Lv5】
【思念伝達Lv8】【回避Lv5】【気配遮断Lv4】
【MP回復促進Lv5】【火属性耐性Lv4】
【HP回復促進Lv4】【闇属性耐性Lv2】
─称号─
なし
────
「死んだな」
完全に死んでいる。
私の勝ちだ。
だが、それにしてもステータスを見て改めてよく勝てたなと思う。
圧倒的格上。
数倍のステータスを誇る相手に勝った。
戦闘を振り返っても正直、何度も死に掛けた。
ギリギリ運良く勝てたに過ぎない。
もう一度戦闘して勝てるかと言われたら無理と断言出来る程に格上だった。
糞蜥蜴が、本当の意味で本気を出さなかったからこそ勝てたのだ。
先の様な連続での風爪攻撃や竜巻ブレス、極光ブレス等々を最初から仕掛けていたら私が即死していたのは間違いない。
「ま、結局勝てたからいいか」
まぁ、勝てたのは私なのだから終わった事を一々気にしても意味ない。
この戦闘から自分の欠点を探して次に活かせばいいだけだ。
「とりあえず、収納して二人を迎えに行かなきゃ。って、おとと」
糞蜥蜴を収納に仕舞い込み歩こうとした瞬間、足がふらついてこけかける。
「ヤバイなこりゃ。血液不足かな?ちょっと使い過ぎたか。ハァ~~」
ヒスイのダンジョンに続いて糞蜥蜴との戦闘。
どちらも私は、かなり血液を使用したし現在の私は手足を欠損している。
アルタナのダンジョン程ではないが血液はかなり減っているのは確かだ。
「しばらく血液支配を使うの控えなきゃ」
現在、私には血液を補充する術が無い。
その為、血を吸って回復する事が出来ないので我慢するしかない。
「おわッ!?………ぅぅ…痛ぃ」
ふらつき、こけそうになる。……と言うか、こけて顔面を地面に強打した。
グスッ……鼻が痛い。
その後も何度もこけて顔面を地面に打ち付けながら頑張って二人の元に向かうのだった。
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