第37話 指導を始めよう

「はい、しゅーりょー。皆の戦い方とかは大体わかったから、一人一人公開処刑…もとい批評していこうか」


手を叩き、全員を俺の近くに強制転移させる。

二度目とは言え、なんの前触れも無しに呼び出された彼らは、全員うろたえていた。


だがそんな事は関係ない。

時間は有限なのだ。

この人数相手に教えるとなると余裕を持っていられない。


「えーっと、まずはヴォードンから。煙魔法と、ダガーを使っての戦闘が基本スタイルだったな。まぁ魔法の方は矯正すべき点はあまりない。ただダガーの使い方が悪いな。あれじゃ俺とか相手に効かんぞ」

「…基本、煙魔法で視界とか自由とかを奪った後に攻撃するからな…あまりそっちの技術は必要なかったんだよ」

「言わなくてもわかるさ。ただまぁ、あの程度の魔法じゃ少なくとも『半人の大鷲』以上の魔物は相手にできない。俺みたいに、並大抵の魔法じゃ通用しないヤツだっているんだ」


――と、こんな調子で全員の批評を行った。

「魔力消費効率が悪い」、「構えが悪い」、「戦い方があっていない」、「武器が手に馴染んでいない」等々。

スマ子に協力してもらって作ったメモ(ウィンドウを利用したものなので、このカンペを見れるのは俺とスマ子だけである)の内容を読み上げ、俺が戦闘の様子を見ていて思った事を率直に伝えた。


結果、思い当たる節がある奴は素直に受け止め、そうでない者は不満げな表情をしてみせるという光景が広がった。

まぁ予想通りだ。

素直に受け止めるヤツがそれなりに多い事が驚きだったが、悪い事は無いのでそのまま放置。


「――ざっとこんなもんかな。個人指導ならもうちょっと色々言える事があったけど、まぁ時間も時間だしこんな感じで」

「……なぁ、アレイスター」

「?何かありました?」

「俺達の批評するときに、毎回魔物との戦闘を見据えた説明してただろ?」


何を聞いてるんだこの教師。

俺に殴られ過ぎて頭おかしくなったか?


「それが何か?」

「…『半人の大鷲』とか『不死の大魔術師』とか『猛毒の粘性汚泥生命体』とか『暴虐の銀狼』とか、色々言ってたよな」

「あぁ、そうですね。それが何か?」

「いや全部『大災害』の魔物じゃねぇかバカか!?SSS+の冒険者でも無けりゃ討伐不可能って言われてる、文字通りのなんだぞ!?」

「いやだなぁ、相性によっては『黙示録の殲滅者アポカリプス・メンバーズ』とか『主の手カーレニウス・バトラー』とかでも単独討伐いける相手じゃないですか」

「比較対象が各集団の最強枠なのがおかしいだろ!?」


お、おー!これこれ!

俺こういう「お前の常識は間違ってる」的なツッコミされるのを心待ちにしてたんだよ今まで!

エリーセ達は大災害を狩っても平常通り甘やかしてくれるだけだし、シェスカとかステラさんに見せても反応薄くなったし、ジャーバルは乾いた笑いしかしないしで、結構不満がたまってたんだよ!


いやぁ、ちょっといい気分。

こんな事やってる時間は無いけど、もうちょっと余韻に浸っていたい。


――あぁ、『主の手カーレニウス・バトラー』はカーレニウス教団の武闘派組織の頂点に位置する実力者たちの総称ね。

公的な説明だと「創造主様の意志のままに悪を討滅し、善なる者を救済する者たち」となっている…けど、実際の彼らの活動はかなり黒いらしい。

暗殺とか、色々やってるんだとか。


バトラーってイギリスの上流使用人とかじゃ無かったっけ、という疑問は無しだ。


「…あ、あのさ。お前はその…『大災害』の魔物と戦った事、あるの?」

「そりゃ本物のドラゴンと違って、結構どこにでもいるからな。何度も戦ってるさ」

「……畜生、他のヤツだったら「下手な冗談はやめろよな~」とか言って笑い飛ばせるのに、コイツが言うだけで現実の話な気がしてならない」

「先生なのに、生徒の言う事が信じられないって言うんですか?」

「いや教師と生徒の関係以前の問題だろコレ!?」


まぁ前世で例えたら、『あ、先生!明日来る予定だった台風、何とかしておきましたよ!』みたいな話だからな。

信じろって方が難しいだろう。


「――とにかく。俺の自慢話はこれから毎日のように語っていくとして、今は皆にする指導についてだろ。正直魔法組と近接戦闘組でわけて、毎日交互に面倒を見るって方式が良いんだけど…異論ある?」


全員が首を振る。

その瞳が「自慢はするんだ…」と物語っているが、そこは無視。


「よしっ!なら今日は解散!明日から一切休みなしの予定だからそのつもりで休んどけよ!」


両手を叩き、問答無用で全員を寮まで転移させる。

その時の発言が誇張表現に聞こえただろうが、実際現時点での指導メニューでは、彼らは来たる御前試合までは休息日を一切取れない設定になっている。

俺はやると言ったらやるし、やりたいと言われたらその後拒否されてもやらせるタイプだ。


まぁ自分の場合は時々発言の撤回とかするけど。


……さて。せっかくここに残ったんだし、あの空間は使わずにトレーニングしよっかな。

ハルバチェンジャーの変身機能、まだポーズ未定だしそれも決めたい。

やることが沢山だ。


…でもなんだろう、少しそれが嫌じゃない自分がいる。

不思議なモンだな、全く。


※―――


その日から、アレイスターによる地獄の指導が始まった。

魔法を使う者も、接近し戦う者も、皆一様に彼によって身も心も痛めつけられるようになった。

その様子を、少し見てみよう。


「魔力消費効率の事をもっと考えるんだよ!なんで魔法を打つってなったら第一に威力を優先するんだお前らは!特にダニエル!ふざけてんのか!?」

「い、一応教師なんだけど!?」



「武器を持ってる連中は、まず武器を極めればいいという考えを捨てる所から始めろ。でなきゃ、戦闘中に武器を何らかの手段で手放させられた場合はただ死を待つだけになる。限界まで武器に頼るのは否定しないが、最後に信じられるのは己の肉体だけだと頭に叩き込め!」

「「「はっ、はい!!」」」



「自分の魔法に対する得手不得手すら理解していないってどういう事だオイ。なんで攻撃系が得意なのに防御系ばかり習得しようとしてんだお前は」

「えっ、で、でも私…」

「でもも何もねぇ。適性が無いってのは、できないってのと同じなんだ。実家の意向だろうがお前の趣味だろうが、生まれ持ったものは決して変えられないって事をしっかり覚えろ」

「…はい」

「後ダニエル!雷を纏う時に左腕で顔を覆う癖を直せって何回言わせるつもりだ!?そんなに左側を殴打されてぇのかテメェは!」

「あ、はい!――でも俺教師だからもうちょっと敬う姿勢とか」



「接近戦を行うからって魔法を捨てる必要は無い。寧ろおまけ程度でも魔法を覚えておけば、いざという時にきっと役立つ。魔力を肉体に浸透させて強化させたり、とかな。だから今回は魔力を全身に流し込む練習をしてもらう」

「え?体に流し込むって言っても、魔力は体内で生成されものなんじゃないのか?」

「良い質問だな。その答えはちょっと長くなる。――そもそも魔力というのは、俺みたいに意識しなくてもある程度は流れ出てるもんなんだ。そして人間は、この体外に放出されている魔力か、されるちょっと前くらいの魔力しか知覚できない。魔族は体内の魔力も意識的に認識できるらしいが、お前らがそれができるようになったら文字通り人外だ。異能でもない限りな。――で、体の中で生成されるってのは間違いじゃないが人間って種族は元々ある魔力は流れ出る瞬間まで手が出せない。だからこそ流し込むイメージが必要なわけだ」



「魔法を使う時は声を出した方が良いというのはもはや常識だが、その理由を皆は勿論知ってるよな?じゃあオドン、答えは?」

「えっ?そりゃ…言葉にする事でその魔法によって発生する現象のイメージがより強固になるから、だろ?」

「そう、正解。なら、これを踏まえるとあることがわかる。それが何かわかるか?リュンゼ」

「あ、あること?…えぇっと…言葉にするのはあくまでイメージを強固にするためだから、その魔法の強いイメージさえあれば無詠唱でも問題なく使える…とか?」

「そう。そうなんだよ。ヴォードンとか俺とかが何も言わずに魔法を使ってるのは、既にその魔法に対する強いイメージが出来上がってるからなんだ。使用頻度が多ければ多い程、詠唱の必要が無くなっていく。――では、詠唱が無くなれば戦闘の際何が有利になるか。エルメス、答えは?」

「そりゃ、動きながら魔法使っても舌を噛まなくなるんだよ」

「舌を噛むのはお前だけだろ。正解は「発動する寸前まで相手に魔法の詳細を知られずに済む」、だ。わかってないヤツはメモしとけよ」



「取り合えず、残り一週間ちょっとの時点である程度武器も素手での格闘も見られるレベルになったな。――つーわけでこっからはひたすら俺との組手だ。魔法も武器も使わねぇけど、殺す気で攻撃するから覚悟しろよ」

「「「「え、えぇええええええ!!?」」」」

「勝ちたいんだろ?すげぇ所を皆に見せたいんだろ?だったら俺にボコボコにされるくらい諦めて受け入れろ。どうせ本番俺と当たったら戦う羽目になるんだから、今の内に戦い方覚えて対策しておきゃいいだろ」



「基礎魔力量を増やす鍛錬は時間不足だからやらなかったけど、それ以外はある程度教えた。これでまぁ、ある程度いい結果は残せるはずだ。――だが、より実力を盤石な物にしたいなら、常に俺みたいに一定量の魔力を意識的に放出しておく事をお勧めする。基礎魔力量も増えるし、意識しながら出すだけでもある程度魔力操作の腕が上達するからな」

「「「はい!」」」


アレイスターの教え方は少々スパルタ気味だった。

ただ彼の兄に教えるときはもう少し敬語を多用していたし、ルフェイ相手の時はかなりマイルドだった。

人によって大きく態度を変えるのが、このアレイスターという男なのだ。


しかしこの教え方によって、下級クラスの生徒たちは見違える程に強くなった。

流石に大災害に勝てるような文字通りの化け物は現れなかったが、それでも十分。

そもそも大災害に勝てるような人間がそう簡単に居てはいけないのである。


「ところでアレイスター君、一つ気になることがあるんだけど」

「ん?なんか説明不足な所でもあった?」

「そうじゃなくって。――その、結局アレイスター君ってどれくらい強いのかなぁって」


彼が指導を開始して一か月と数日。

御前試合まで残り四日の日。


アレイスターが強いという事は漠然と理解していたが、結局の所どれくらい強いのかを知らない彼らは、「もう教えることは無い」的な発言を受けたその日、意を決して質問してみることにした。


その質問に対し、馬鹿正直に「この世界どころか、他の世界に居る連中でも俺には勝てねぇよ」なんて答えるような男ではないアレイスター。

彼はしっかりと、自分の実力がどれほど常識の範囲外にあるかを理解しているタイプの人間だった。

彼が無自覚系を振舞うのは、自慢できると察知した時だけである(それは大半が失敗に終わる)


「まぁ、少なくともお前らよりは強いわな」

「そんな事はとっくにわかってるってーの。俺たちは、お前の限界っつーかそ、そう言うのを聞きてぇの」

「勝てない相手とか?」

「あ、そうそう!アレイスターだって、そういう相手の一人や二人、いるでしょ?」

「生憎と、敗北は知らないんだ」


半分嘘である。


アレイスター・ルーデンスとなって以来彼は負け知らずだが、前世をカウントした場合はどちらかと言うと彼は負け組側である。

例の空間でも、様々な世界に存在する強者と手合わせし、その都度一度以上は必ず敗北している。


まぁ現時点で彼に敵う者は何処を探しても絶対に居ないので、こんな嘘はどうでもいいのだが。


「知らないっつったってよぉ…」

「無駄だろ。ソイツの底は、Sランク冒険者の俺でも計れねぇ。コイツ自身も、もしかしたら自分がどの程度の物かわかってなかったりするのかもな」

「…でもアレイスターの武勇伝、子供向けの御伽噺でも聞かないようなとんでもない内容だし…」

「まぁ気になるのはわかる。物語の登場人物すらできない事とかがあるってのに、今の所コイツに不可能があるように思えねぇからな」


実際無い。

能力、技能、異能、魔法、どれをとっても万能な男である。


「――俺の話は良いだろ、別に。取り合えず今日はもう解散。明日以降は各々自由って事で、鍛錬するもよし休息をとるもよしだ。もし俺に何か手伝ってほしけりゃ、言ってくれれば可能な限り協力する」


話を半ば強制的に切り上げ、アレイスターは『権限主張』を発動し転移。

後に残された生徒+ダニエルは、顔を見合わせたまま首を傾げるのみだった。


※―――


一か月と、四日。

その間俺は、自分の修練と他生徒とダニエルの指導のために、実家に帰ってこそあることをしていなかった。


一か月、そう一か月+α。

そんな長い間、デートはしたしイチャつきもしたし、他にもまぁ色々とやりはしたが、主に下半身に従って生きている俺としては最も重要と言えるような事をしていない。


あぁそうだよセックスだよッ!!

向こうからすっげぇ誘われてたけどやんわりと断ってたよ禁欲生活ナウだったよ畜生!!


でもアイツ等に合った指導内容を考えてたりすると、慣れてない仕事だから夜遅くまで考える必要があったりしてさぁ。

こういう時に、さほど自分にとって重要でない事でも一度始めてしまえば最後まで無駄に凝り性になってしまう自分が恨めしくなる。


メレーネのあの悲しそうな顔よ。

余計興奮したわ。


「って訳で、アイツ等の指導も終わったし早速今夜…どう?」

「はいっ!喜んで!」

「相変わらずどういう訳で、なのか不明ですけど……私も少々寂しかったので、是非」

「あれ、でもルフェイは?」

「アイツは学校で抱こうかなと」

『背徳感があるらしいですよ?学校での制服プレイとやらは』


特にルフェイは制服が合う。

何故かサイズがあって無くてブカブカだから、元々スレンダーな見た目も相まって犯罪臭というかなんというかが強いんだ。


「ところで、指導とやらの方は大丈夫なんですか?御前試合はもう少し先のはずですけど」

「んや、大丈夫。残りの数日は個人の自由に任せる事にしたから、俺の出番は一応終わりなんだ。まぁ成果の方は本番見に来てくれればいいよ」

「ルフェイが言ってたけど、アレイって教えるの厳しいんでしょ?ケイとか、ファルブとか…結構ビシビシやられてたって聞くけど」

「そこはしょうがねぇよ。同年代かそれ以下の人から教えられるってなると、下手に出られたら大抵のヤツは教えてくる奴を軽く見るようになるんだから。言葉とかで威圧感増してかないと」


若い先生がからかわれやすいのと同じ理論である。

年上過ぎると壁を感じるが、年齢が近ければある程度距離も近くなるのだ。


だからこそ、話を円滑に進め、ついでに俺の武勇伝を語るべく威圧感マシマシのスパルタ教育を行ったのだ。

成果も出てるし、成功と言える。


「…あの、ご主人様」


シェラ達と話していると、服の裾をエリーセに掴まれ、控えめに引かれた。

慎ましい所作だ。萌えを感じる。


しかしどうしたのだろうか。

話の輪に混ざれていない、というのを気にするタイプではないはずだが。

そもそも自分で「話を近くで聞いている方が好き」って言ったし。


「えっと、どうした?」

「……私、もう…我慢、できなくて」

「――!」


熱っぽい吐息。

火照った体を流れる汗が、妖艶な雰囲気を醸し出す。

そして――いや無理だ。冷静な言語化は不可能。


エロい!エロ過ぎる!

一か月間+α我慢した分性的興奮がブーストかかってるよオーバードライブだよ!


何回でも言うけど、エリーセは元々エロい。

体に張り付いているかのようにタイトな修道服は、日本の創作物のソレのように、スリットが入っていたり谷間が見えたりとアダルティックで。

未亡人のような雰囲気(処女だったが)と、聞くだけで勃起してしまいそうな淫蕩な声はいつも俺を惑わせる。

肉体年齢七歳の俺に父親の金で購入させてしまう程の魅力に満ちた女。それがエリーセだ。


そんなエリーセが、絞り出すような声で、耐えきれないと、待ちきれないと懇願してきているのだ。

俺との情交を。


さて問題だ。

常に欲求不満状態で且つそうでもない時ですら性欲にブーストがかかっているような男である俺が、一か月間性行為だけを我慢しました。

そしてついに解禁となったその夜。談笑中に突然淫らな雰囲気に満ちた状態で愛する妻からがありました。

果たしてどうなるでしょうか。


「エリーセ!!」

「ご、ご主人様――きゃっ」


正解は問答無用で押し倒す、だ。

我慢とかもう意味ないって。


「え、えぇっ!?ちょっと、アンタら今からやるの!?まだご飯食べてすぐよ!?」

「知るかそんな事!これ以上誘われて直ぐに断るような真似できるかッ!」


シェラがまだ早いと止めにかかるが、すでにエンジンがかかった俺とエリーセが止まるわけが無く。

俺は既に上着を脱いだし、エリーセは服の上からでもわかるくらいに濡らしている。

後メレーネが全裸になってる。

流石サキュバス。仕事が早い。


「――シェラは嫌なのかよ?」

「そ、その聞き方は…ず、ずるくない?」


返答はしない。

ただじっと見つめる。


それだけで、強気に見つめ返していたシェラは顔を俯かせ、逡巡する様に唸った。

元々シェラも結構乗り気だったのだ。どちらかと言えば『今すぐする』側に傾いているに違いない。

後は、無言の圧力で完全にこちら側に傾けさせればいい。


「………あ、あぁもう!わかったわよ!したい、したい!すっごくしたい!!」

「よしっ!!電気消すか!」

「え、私はついていた方が良いんですけど」

「あ、私も…」

「ならこのまま、だな!」


情緒もムードも何もなく始まったが、二分後には乱れに乱れた空間に早変わりしたので何ら問題は無かった。


…ただ、お互いに我慢しすぎた(一か月と四日)せいか程よい責め具合を無視して限界までシてしまったため、翌朝はとても疲労感が蓄積してしまった。

まぁ、それも含めていい思い出と言う事で。

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