第20話

授業が終わりさっさと家に帰ろうと机から立つと

三咲「今日は久しぶりに一緒に帰ろうよ🎵」

???「ああ久しぶりに一緒に帰ろうか」

と一緒に教室を出た。



しばらく駄弁りながら帰ってると

三咲「小学生の頃はよくどっちが先に帰るか競争してたし久しぶりにやろうよ」 

???「いいぜ絶対負けないからな‼️」

三咲「さっそくダッシュで行くよぉ」

と先に走った。

するとトラックがもうスピードで三咲のもとへしかも三咲は気づいてないみたいだ。


???「三咲ッ」

と咄嗟に突飛ばした。

三咲「何するの......よ」

その瞬間













ドゴーンキュルルルドガーンと凄まじい音を鳴らしながら目の前で幼馴染みが轢かれているのを私は見てしまった。



三咲「嘘 ..... でしょ   あたしを..... 庇って   あんた  が   死んだ   何て」

私は急いで近くに倒れている幼馴染みのもとへ向かった。

そこには手と足がぐちゃぐちゃになってもう助からないと見てわかるほどにボロボロになった幼馴染みがいた



???「あ..........ぁ.....よ.....が..た.....ぶ.....じ

だ.....た.....ん.....だ.....ね」

と苦しみながら何とか言葉にする幼馴染みに

三咲「何であたし.....何かのために.....あんたがッ死ななきゃ.....ならないのよ」

と誰にあたがるわけもなく泣く幼馴染みに

???「す.....き.....だ..........か.....ら.....だ.....か.....わ.....ら.....っ.....て」

欲しいと言おうとしたのだろうかそれを口に出来ずに幼馴染みはこの世から逝った。

三咲「あたしもあんたの.....こ.....と.....好きだったよッ零くんっ」

と泣きながら思いを伝えた。

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