　私の記憶から丁度いい相手を選び続けてどんどん強くなっていく。

「あっ！　またレベルが上がったよ！」

「私もだ」

　ミカとミルシュのレベルが上がり確実に強くなっていくのを実感しつつも相手の強さを上げて行きます。

「まだまだ、もっと強い相手と戦うよ！」

　勇者、冥帝、機械天使、緑竜、笑極の魔王、獣鬼少女、龍王などと戦い続けた結果。

「ミカもミルシュもだいぶ強くなったな」

　思わずそう答えてしまう程にレベルが上がっていました。

「なんで師匠が強いのか分かってきたよ...、あんな強い人達と戦ってたらそりゃ強くなるって！」

　とミカ。

「ママの友達皆強すぎるよ〜...、なかなか勝てないじゃん！！」

　などと言ってはいるのだが段々と勝ち越してきている。

　そんな彼女達の現在のレベルはと言うと...。

　ミカのレベルが5万6457、ミルシュが5万5691だった。

　なんか一気にレベルが上がったような気がするのだが、私のレベルは何故か上がっていない。

　私も一緒になって戦っていたので流石にレベルが上がっても良いはずなのだが上がらないのだ。

　ミカ達のレベルが5万を超えても私のレベルが上がらないっておかしくないか？

　流石にそう思わなずにはいられない。

　経験値自体はとっくに6億稼いでいてもおかしくないと思うのに何故だろうか？

　それともまだ6億には至っていないのだろうか？

　もしそうだとすれば流石にマゾすぎる気がする。

(まあ良いけど、2人がこれだけ強くなってくれればきっと【帝王】達にも勝てる)

　しかし念には念を入れておきましょう。

「2人とも、最後にとっておきの敵と戦いましょうか」

「「とっておきの敵？」」

　2人とも興味津々に聞いてきたので私は答えてあげました。

「私が初めて戦った時の【次元龍】だよ」

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい